家電レビュー

Sony極小マイクECM-PC60は音も小さい?マルチプレイで検証

2021年6月21日

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こんにちは、ゆびきたすです。

先日息子たちとの会話でPCゲームでマルチプレイゲームしたいと要望が上がりました。

そう言えばみんなマルチしてるよなぁ~って事でやってみる事にしました。

しかしパソコン同士が違う部屋に設置されている事もあり、会話するのが大変という事に気付きます。

スピーカーは既設なので問題無いにしても、マイクが必要かと思い購入してみました。

因みに長男くんはクリスマスプレゼントでゲッツしたLogicoolnのゲーミングヘッドセット(マイク付き)を持っているので

子供たち用PCの方ではまずそれを使用。

そしていろんなECサイトを回ってみて「コレ安くて良さげかな?」という商品がありました。

SONY小型コンデンサーマイク ECM-PC60の実用性を検証

初めてマイク単体を買うこともありHyperX(ゲーム系ギア)とかBlueとかいうメーカーが良さげなのは分かりましたが、

・週末に使うか使わないかの低頻度
・できるだけコンパクト
・初めてなのでとにかく想定外の失敗時のコストを下げときたい

こんな使用状況を想定して製品を選んでみます。

小さそうで邪魔になりにくそうなのと、ユーザーレビューの評価はまぁまぁといったところでこの「ECM-PC60」に決定しました。

「音(収音力)が小さ過ぎる」というレビューがちらほら見かけたのでちょっぴり不安です。

さてすぐに届いたパッケージを2度見です。

小さなマイク

5インチ程度のスマホと比べてもそのコンパクトさがよく分かると思いますが、とにかく想像よりかなり小さい!

なんだかやっちまった感がでましたが、PCへ接続します。お気に入りのボールペンよりも小さい...

接続完了(3.5φマイク端子へ

ついでに購入していたマイクスポンジも装着してみます(今回は離して設置するし屋内なので要らなかったかもw)

さらに付属パーツによりピンマイクとしても使用可能です(後ほどこちらの方が実用的かも、という事が分かります)

さてそんなこんなで設置完了です。ですがこんな距離(口元から約70cm)でちゃんと音を拾うのだろうか?

少し離して設置

検証の条件は、

★口元から約70cm離れた場所に設置

★PCのマザーボードのマイク端子に直結(アンプ等は介さない)

★普段通りの会話の声の大きさ(≒個人差あるかも/僕は声はやや小さめです)

はいっ!やってしまいましたー!全く音を拾いません(後に調整不足と判明)

ユーザーレビューの悪評そのままやんけっ!!!

と悲嘆せず、おそらくは調整が必要なのかなと思い試行錯誤してみます。

尚、収音状態の確認は「スタートメニューのアプリ一覧」から下へスクロールしたところにある「ボイスレコーダー」アプリから行いました。

タスクバーの左下Windowsマークから「設定」>「システム」>「サウンド」内にマイクのテストで拾い具合をモニタリングできる箇所がありますが、ピクリとも動かない

もちろん口元に近づけると反応するので不良品とかでは無さそうです。

設定>システム>サウンド

どこかにマイクの設定があったと思うので探してみたらありました。

タスクバー右端のスピーカーマークを右クリックして「サウンド」をクリックします。

サウンドという項目をクリック

するとサウンドの設定のウィンドウが起動しますので上のほうの「録音」タブ内の表示されている「〇〇Mic」をダブルクリックします。

録音タブを開いてMicをWクリック

今度は「〇〇Micのプロパティ」画面の上のほうで「レベル」タブをクリックします。

レベルタブをクリックして開く

上のスクショでは満足ゆく感度(ボイスレコーダーで十分拾える音量)調整するとご覧の通り結構各値がMAXに近いです。

3台のPCで検証してみましたがいずれもマイク音量は100のMAX値、マイクブーストは+10.0dbもしくは+20.0dbで実用的と言える音量になりました。

パッシブ型?というのか分かりませんがマイクピン指すだけのタイプはこんなものなのかもしれません。

あとピンマイクとして襟元に装着してもテストしましたが、こちらはレベルを上げなくとも十分な感度で録音できました。

口元から10~15cmというところでしょうか。通常使用ではこの方法がベストだと感じました。

結論:口元に近づけて使う、もしくは感度調整すれば十分使える

マイクまでの距離が70cmって結構厳しめのテストだと思います。

子供のゲーミングヘッドセットのマイクも同じだけ距離を離すと感度は厳し目だと感じたので、

小さなマイクではこのあたりが普通の性能だと思われます。

「ブースト」系の調整は、ソフトウェア的に音声信号をデカくしているだけなので音割れの原因にもなります。

実際、上記設定のままゲームクライアントソフト(Steam)側からマイク設定をすると更にブーストされるのか、ハウリングのような共鳴音が盛大に出るケースもあったのでブースト値を下げたりの再調整は必要でした。

あとキーボードの打鍵音は結構拾ってしまう製品だとの評価が多いのですが、僕はそれほど気になりませんでした。

上記設定を済ませた状態で子供たちと普通に会話しながらマルチプレイできました!

まとめ(注意点なども含めて)

★ポン付けで理想の音量にならないかもしれない=Windows側を調整すれば問題なし

★さらに使用するアプリの方でも調整が必要かもしれない

マイク側ではミュートができないのでピンコードを抜くか音量をミュートにするかしかない

★とにかく小さくて邪魔にならない

★音自体は割とクリアでノイズ感は少な目でボイチャなどの用途であれば十分使える

★ピンマイク用のブラケットが付属しているのでそれを使うのも一手である

★一般的なイメージの「マイクロフォン」というよりピンマイクそのものである(悪意はない)


そして気になるのが、「もっと価格の高い商品だったら」「USBタイプのものなら給電もされているしどうなのか」とか

いろんな誘惑が生まれてきましたw

次はカッコつけて「HyperX」とか「Blue」のマイクあたりを試してみようと思います(さて何に使おうか...)。

では!

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  • この記事を書いた人

ゆびきたす

妻子持ち副業ブロガー 趣味のPCや家電の事を徒然なる心のままに。 ※アフィリエイトプログラム参加中

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