こんにちは、懐かしい映画で心温まっているゆびきたすです!
昔VHSテープ時代に世界初のコピーガード対策がされて話題になった作品。
小学生だった当時、マクロビジョンでダビングできなくて悔しかった思い出。違法やん…
映画を知る人にはとてつもなく懐かしい作品です。ターミネーターよりもはるかにメカメカしいロボコップめちゃくちゃ好きでした!
さっそくPCゲームのプラットフォームSteamで発売直後の2023年11月03日興奮しながらプレイしてみました。
通常シューティングゲーム(FPSジャンル)では、右に左に敵の射線から身を守りながら倒していくのですが、ロボコップは違います。
ガンガンに敵の銃弾を浴びながら敵をなぎ倒していくという、映画を知っていればその痛快さで非常に楽しめる作品です。
FPSの腕が最低ランクでも楽しくプレイできます。口元に被弾したりしないのだろうかと妄想したり。
逆に昨今のデキの良いFPSゲームに慣れた層には、「動きが遅い・走れない・しゃがめない」などロボコップ特有の不自由さでキツいかもしれませんね。
しかしロボコップ狙い撃ち世代には相当に響くこと、間違いなしです。おじさん(おばさん?)には非常に興奮度の高いゲームであること間違いなし!
懐かしさついでにAmazon Primeビデオでレンタルして楽しみました。今見ても最高のエンターテイメント作品だと思います。
アマプラビデオ>>>【ロボコップ】【ロボコップ2】【ロボコップ3】
なお2014年版ロボコップもありますが…やっぱり主演はピーター・ウェラーでなくては。
「ゲームできるPCなんて持ってねーよ!」という方にはPS5用ゲームソフトがありますのでそちらで楽しんでみてください。
※なおCEROレーティング「Z」なのでAmazonなどでは18歳以上かどうかの確認が入ります。ゴア表現がかなりエグイところも多いからでしょう。
RoboCop: Rogue Cityの概要
詳しくはWikiで詳細な解説がありますが、まずロボコップとは、半機械・半人間のポリスメンのことです。
陰謀うずま町で悪者に虐殺された主人公マーフィーですが、オムニ社の最先端技術でロボコップとしてよみがえります。当初は自身の記憶を持たないAIなロボでしたが、徐々に人間の記憶を取り戻し「怒り」だとか「愛」を取り戻していくというストーリー。
第1作はオランダの監督ポール・バーホーベンの出世作としても有名で、その後パート2、パート3と映画はシリーズ化された超人気作品。しかしストーリーテリングの巧妙さ等はさほど無い完全なエンタメ映画なので、今作ゲームと同じく頭を空っぽにして楽しめます。
さて今作「ロボコップ:ローグシティ」のストーリーは
デトロイトの街が一連の犯罪に巻き込まれ、新たな敵がまた社会秩序を乱そうとしていています。調査を進めて行くにつれて、ストーリーは危険な計画の核心へと迫っていくことになります。
Steam:RoboCop: Rogue City (steampowered.com)
PC版Steamの販売ページを見るとRobocop好きな人が多数存在しているようです。
またゲームでは残酷表現も相当あるため、年齢別レーティングでは最もアダルティーな「CERO-Z」区分となっています。
戦闘中脚が千切れる、頭が吹っ飛ぶ…映画そのままで、こういうのが苦手な人もいると思います。今作では珍しく表現規制がないとのことです。
開発は過去作【ターミネーター:レジスタンス】が話題になったTeYonです。
購入前に心配した特殊なモニター解像度への対応度ですが、
ウルトラワイド対応解像度
FHD/WQHD/4Kの一般的な解像度はもちろんOKで、さらに
- 2560x1080のWFHD
- 3,440×1,440のUWQHD
- 3,840×1,600のWQHD+
のいずれにも対応です。
RoboCop: Rogue Cityが購入できるハードウェア
発売されたプラットフォームは
- プレイステーション5
- XBOX Series X/S
- PC(Steam/Epic Games)
残念ながらSwitch、プレステーション4やXBOX Game Passでは提供されていません。
(2023年12月現在)
また対応のコンソール機を見て分かる通りグラフィック処理がかなり重いことが予想できます。現にPC版ではグラフィックの処理負荷低減やフレームレート支援の「NVIDIA DLSS/DLSS FG」に対応してしていることからもそれが垣間見れます。
Console版でのユーザーレビューでは
・映像画面もPS5で処理をしきれてないかのような重い動き(PS5)
Amazonレビュー/Steam レビュー
・レイトレーシングありだと動作がもっさり(PS5)
・ムービーパートで人物の挙動がカクつ(PS5)
・バグやクラッシュがある(PS5、Steam)
と最適化不足や処理の重さを指摘する声もあります。
たしかに初めてプレビュー公開された映像には大昔の作品のリヴァイバル作品にあるまじき「おぉ!」とうなる精細な3D描写で映画の世界そのままという印象。最新のUE5での開発も相まって「でも重たいんでしょう?」というような想像をしていましたが、最新ハードでもそこそこ重そうです。
開発元Teyonには、今後も最適化を望みます。
今回の検証プラットフォームはPC版です。
Steamでは推奨のハードウェア構成が以下のように案内されています。
- プロセッサー: Intel Core i7-10700K or AMD Ryzen 7 3800XT
- メモリー: 16 GB RAM
- グラフィック: Intel Arc A770 or NVIDIA GeForce RTX 3070, 8 GB or AMD Radeon RX 6800, 16 GB
- ストレージ: 51 GB の空き容量
Steam版 Robocop : Rogue Cityのフレームレート
さてそんな懐かしくもあるが現代の描画表現で甦ったロボコップですが、実際のゲームでどのくらいのフレームレートが出るか試してみました。
とくに細かい設定は行わず
- フルスクリーン
- 描画クオリティのみ「最高」
- その他は全てデフォルト
以上のようにしたうえで、DLSSおよびFrame GenerationをチェックOFFとONにした場合の2種類計測してみました。簡易的ではありますが参考になればと思います。
フレーム検証したPCは以下の構成です。
- CPU / intel Core i9 13900K
- マザーボード / Gigabyte Z690 AORUS XTREME
- メモリ / G.Skill F5-6000J3636F1616GX2(DDR5-6000/16GBx2)
- グラフィックカード / Gigabyte Aorus RTX4090 Master
DLSS(+FG)なしのフレームレート
平均はまだしも、1%Lowの値からFHDやWQHDあたりの解像度であれば、DLSSなどの支援なく高fpsが狙えそうです。RTX4090ではどの解像度でも60fpsはクリアできそうですが、グラフィックカードの性能によっては、特に4Kではなかなか重いと思います。
DLSS(+FG)ありのフレームレート
DLSS(FG)の威力がうまく出ています。NVIDIA製カードの中でもDLSSとFrame Generationが使用できるRTX4000系のメリットが非常に大きくなります。
まとめ
待望のロボコップゲームを現代風によみがえらせた「Robocop : Rogue City」のフレームレートを検証してみました。
開発はUnreal Engineでリアル志向のゲームで負荷は重い部類です。
ただNVIDIA DLSSやAMD FSRなどが導入できれば、高フレームレートは容易に出せます。
またNVIDIAのグラフィックカードを使う限り、FrameGenerationが使えるRTX4000シリーズにメリットが大きいゲームでもあります。
また解像度にもよりますが144Hzを超えるフレームレートを出そうとすると、CPUやグラフィックカードはミドルクラス以上のものを揃えた方が快適さは増すでしょう。
海外サイトですが、以下サイトでは複数のCPUやグラフィックカードでベンチマークを公開しています。
(ページをかなり下へスクロールする必要があります)
RoboCop: Rogue City: PC Performance Benchmarks for Graphics Cards and Processors | Action / FPS / TPS | GPU TEST (gamegpu.tech)
リアル系描画のゲームでは4Kなどの高解像度の高精細さは代えがたい魅力があるため、描画に関する足回りのグラフィックカードの強化は必須です。
またPS5をはじめとするコンソール機ではハードウェアの変更ができないため、ゲーム自体の最適化を待つしかないのが少々残念。
それでもRobocop好きには「買い」なタイトルであることには変わりありません。
ちなみに20時間もあれは余裕でクリアできるので、ゲーム体力が落ちたおじさん達に最適なゲームかもしれません(笑
鈍重だが重厚感あふれるロボコップと映画の雰囲気をとても忠実に表現した非常に楽しい佳作です。
2023年発売されたゲームの中、慕情にも似た不思議な感覚が味わえるロボコップの世界。この独特な世界観にどっぷりつかりたいおじさんたちに非常におすすめなゲームでした!
映画版の主演ピーター・ウェラーが声優と参加しているだけでも管理人には「買い」のゲームです。
「フリーズ!」
では!