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【任天堂 Switch 2 USB-DAC実機検証】UAC切替式で解決!デメリットも解説【Topping E50IIレビュー】

Switch2 and Topping DAC E50II Image
ゆびきたす
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こんにちは、Switchでも高音質体験したいゆびきたすです!

以前の記事でSwitchをはじめSwitch 2、PlayStation 4や5などのコンソールゲーム機でUSB接続方式のDACを使おうとするとハマるかも!というコンテンツを紹介。

問題の原因はUSB規格の1つ「 USB Audio Class 」( UACと略 )であることに言及しています。

  • 昨今のPCや最新デバイスでは多くがUAC 2.0規格( 広帯域・高音質 )
  • コンソールゲームのほとんどが旧規格UAC 1.0

そのため手持ちのDACにSwitch 2を繋いでも音が出ない問題が高確率で発生します。

とはいえ中にはUAC 2.0規格にも関わらず音が出てしまうDACもあるようで余計に混乱するところ。

先の記事のなかで、海外からの動作報告を見ていると音出しの確率を上げるには次の機能が備わっている必要があります。

ゆびきたす
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UAC1.0 と2.0の切り替え機能!

もちろんベストはデフォルトUAC 2.0でもSwitch 2で音が出る製品ですが、「音が出たよ」と報告された製品でもファームウェアなどの影響により音が出ない可能性も考えられるため、公式でうたっていない製品には要注意です。

結論:Topping E50IIはSwitch 2で音は出るのか

購入の段階で調べると「UAC 1.0」と「UAC 2.0」の切り替え式という情報は得られたので第一段階のハードルクリア。

続いてコンソール系への対応ですが、UAC 1.0対応製品でも音が出ないものもあるようなので慎重にならざるを得ません。

ゆびきたす
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更に長時間調べてみて、ウェブ公開されている日本語マニュアルに発見!

E50II+Console Game

そして実機での結論です。

ゆびきたす
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UAC 2.0は予想通りダメでしたが、UAC 1.0へ切り替えるとアッサリ音出し成功!

写真のようにUACモードを「1」にするとスカッとSwitch 2で音が出ました。

Display UAC 1.0 Mode
UACmの文字の右下がUACモード番号

ただし切り替え式ならではのデメリットもあるため、次章以降のコチラで解説します。

2台めもTopping DACにした理由

名だたるオーディオ機器メーカーのネームバリューからするとなんか美味しそうな名前のTopping。

メーカーの国籍の如何はさておき、Toppingには自分にとって抗いがたい魅力があります。

ゆびきたす
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知らずに購入したE30IIの操作感に慣れきっているのも理由の1つでしょうか

絶対的な安価!

同じDACチップの載った有名メーカーと比較すると、スペックも非常に高くコスパの高さが妄想を押し上げます。

ゆびきたす
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そんなにオーディオにお金出せない、音質はそこそこ良ければいいかな…

なんてカジュアル層がメインターゲットでしょう。

しかもDACはちょっと聞いただけではスピーカーほど効果は大きそうではない、というのも理由。

そしてE50IIの価格は約35,000円前後。

ゆびきたす
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家計がぐらつく価格ではないところが魅力的。
そもそも5万円を超えてくるとまぁまぁ気合が要ります…

それまで使っていたのは必要最低限の機能だった同じToppingのE30IIという機種ですが、たった15,000円の投資で想像以上に音が良くなったのでコスパキングと言えるかもしれません。

欲しかった機能がついている

当DACのターゲット機能は先に述べたようにUACの切り替えです。

その次に欲しかった機能は「オートスリープモード」機能。

オート電源機能付き

オート電源機能が有効な場合、入力が未接続、または入力信号が無効な状態が続くと、約1分後に自動的にスタンバイ状態へ移行します。
有効な入力信号を検出すると、自動的に通常動作へ復帰します。

ゆびきたす
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四六時中つきっ放しも気になるし、いちいちリモコンや本体部で電源ON / OFFするのが単純にめんどくさいというのが理由

これは現在使用中のGenelec G TWOにも付いている機能で、大変便利。
※G TWOには電源スイッチすら付いていない

省電力にも留意した機能がDACにも欲しかったわけです。

次に必須だった機能が2系統のアナログ出力です。さすがにRCA2系統を積むDACは見かけないので他端子で考えました。

E50IIの後ろを見ると下の画像のように、RCA1つ、6.35mmTRS出力(バランス)1つの合計2系統あります。

2 LIneOutput
出典:E50II

2系統必要だったのはサブウーハーを使っているからです。

今までは下画像のような単純なRCA分割プラグを使っていました。

Audiotechnica RCA Splitter

何の変哲もないスプリッタープラグですが、RCAケーブル端子との噛みあいもきつ過ぎず緩すぎず絶妙、品質は上々です。

Amazon:オーディオテクニカ パラレルプラグ

ただしこの手の商品は安かろうが高かろうが表面が経年変色するのが残念。

できるだけこういった分配は避けたいところで、機器によっては音が小さくなったりとデメリットがいろいろ考えられます。

ゆびきたす
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幸い、E30IIとGenelecの組み合わせでは正常に音が出ていました!
E30IIのRCA出力がハイボルテージなのかは不明です

2つの出力を備えることで2種類のスピーカーに同時に音声を送ることが可能です。

それぞれの端子は排他ではなく、RCAのみ、TRSのみ、RCA+TRSと3つの組み合わせからチョイスできるのも、数あるDACを調べているとTopping DACの特徴。

これらを使いRCAはそのままGenelec G TWOへ、TRSについてはTS>RCA変換プラグを使ってアンバランス接続にしたうえでサブウーハーへ接続しています。

管理人はデスク奥の真下に配線を落とすため、L字型をチョイス。通常なら下記のようなストレートタイプで良いでしょう。

なおTRS > RCA変換はあまり意味がなさそうなのと、実際の製品が見つからなかったのでこういうパーツを使いました。

というのも下記のような、一部存在するTRS-RCA変換ケーブルにしても結局RING側とSLEEVE側が短絡しているものが多そう だからです。( 音質的なメリットがない )

そしてMOGAMIのようなオーディオ系ケーブルメーカーで値段が…までがセットで避けました。

ゆびきたす
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音的に言うとTRS端子入力付スピーカーとRCAサブウーハーという組み合わせの接続がベストですが…

ということで結果的にアンバランス接続になるので、変換を伴わないRCAをGenelec スピーカーに接続しました。

最後に「できる限り本体が小さい」こと。

狭い部屋でのデスクトップ+超ニアフィールドのため、音質だけを狙ったフルコンポサイズは無理でした。

それでもE30II比較ではかなり大きくなってしまいますが、ディスプレー下に設置するには許容範囲。

E50II and E30II Size

Topping E50IIの概要

Topping E50IIは、AKMのDACチップ「AK4497S」を搭載したコンパクトなデスクトップDACです。国内では輸入元のMUSINから2026年3月31日に発売され、市場想定価格は35,000円前後です。

基本仕様

項目仕様
DACチップAKM AK4497S
USBインターフェースXMOS XU316
サイズ155×129×41mm
重量465g
ディスプレイLED
電源USB Type-C(DC5V/1.0A)
消費電力3.0W
入力USB-C/光デジタル(S/PDIF・ADAT)
同軸デジタル/Bluetooth
出力RCA(シングルエンド)
6.35mm TRS(バランス)
※単独・同時出力どちらも可
USBオーディオクラスUAC 2.0(初期設定)/UAC 1.0に切替可
付属品リモコン/USB A-Cケーブル
USB C-Cケーブル/Bluetoothアンテナ
カラーホワイト/ブラック/シルバー
(シルバーはMUSIN直販限定)

対応音声フォーマット

入力対応フォーマット
USBPCM:44.1kHz〜768kHz/16〜32bit
DSD:DSD64〜DSD512(ネイティブ)
DSD64〜DSD256(DoP)
光・同軸(S/PDIF)PCM:44.1kHz〜192kHz/16〜24bit
DSD:DSD64(DoP)
光(ADAT)PCM:44.1kHz〜192kHz
Bluetooth(受信のみ)最大96kHz/24bit(LDAC)
AAC/SBC/aptX/aptX Adaptive
aptX HD/LDAC
PEQの適用範囲USB:192kHz/32bitまで
Bluetooth:96kHz/24bitまで

出力性能は以下のとおりです(USB入力・96kHz時のメーカー公表値)。

項目RCA(シングルエンド)6.35mm TRS(バランス)
THD+N(1kHz)0.0001%0.0001%
SNR(Low/High Gain)124dB/130dB125dB/131dB
ダイナミックレンジ
(Low/High Gain)
124dB/130dB125dB/131dB
出力レベル(PCM)
(Low/High Gain)
2.6Vrms/5.6Vrms5.3Vrms/11.3Vrms
周波数特性20Hz〜20kHz(±0.1dB)20Hz〜20kHz(±0.1dB)
チャンネルクロストーク-130dB-130dB
出力インピーダンス50Ω100Ω

出典:MUSIN(E50II製品ページ)/AV Watch(2026年3月24日)/TOPPING公式FAQ

では!

Topping E50II の本体設定項目

設定項目は以下の通りで、ローエンド帯製品としては少なめながらも必要機能は揃っています。

  • UAC切替(初期UAC2.0)
  • Bluetooth ON / OFF
  • Bluetooth APTX 有効 / 無効
  • ADATフォーマット 3種切替
  • ADATチャンネル設定 任意2ch選択可能
  • 出力設定 RCAのみ / TRSのみ / RCA+TRS
  • PEQ設定 プリセット3種選択( アプリ編集可 )+EQ OFF
  • PCMフィルター設定 6種類
  • DSDフィルター設定 2種類
  • デコード 音量設定可能なプリアンプモードとDACモード
  • ゲイン設定 Low( デフォルト )とHighの2種
  • リモコン使用可否 有効 / 無効
  • オート電源 有効 / 無効
  • 表示部の明るさ 3種+自動( 30秒で自動消灯 )

さらにリモコンにはC1とC2ボタンがあり、各種設定内容を保存し、切り替えることができます。

例えばUSB入力時と光入力時など2系統まで保存でき、地味に便利な機能の1つです。

そしてToppingには専用アプリがWindows / Mac /iPhone / Android向けに提供されています。

『TOPPING Home Web APP』について

Topping Web Application

なおWindowsではwebアプリタイプになっており、ブラウザ越しに設定ができるのは今どきの製品と言えます。
※ただしファームウェア更新には補助アプリのインストールが必須となります。

まずはwebアプリの指示に従い補助アプリをインストールしつつ、本体のファームウェアはアップデートしておきましょう。

E50II Farmware Updating

本体ではプリセット選択しかできないPEQの設定も、思ったより細かくでき、例えば左右で個別設定も可能。こだわり派にも突き甲斐のあるアプリ構成となっています。

E50II Parametric Equalizer on Topping HOME

E50IIの気になったところ

それでは管理人が使ってみて気になった点、改善できたらと思う点を紹介します。

UACの「切替式」の欠点

ここに尽きます。分かって購入しましたが、切り替えはちょっとめんどくさいです。

UAC切替の方法

  • 本体のタッチ式電源ボタンを長押し、もしくはリモコンの電源ボタンを押してスタンバイにする
  • スタンバイ状態のまま電源を3秒以上長押しして設定モードに
  • 最初の設定項目がUAC設定なので本体の電源ボタンをダブルタップ、もしくはリモコンのサークルボタン外側の右を押してUACモードを1( =UAC 1.0 )に変更
  • 本体電源ボタンを長押し、もしくはリモコン電源ボタンを1回押して設定を保存

ちなみに毎回この設定を呼び出すのは面倒なのでUAC 1.0、2.0それぞれ変更し、リモコンのC1もしくはC2ボタンを長押しして設定を保存できます。

ゆびきたす
ゆびきたす

このC1 / C2の設定ショートカットボタンを使うことでワンプッシュでUACを切り替えできます!

切り替え式と言えど、例えばSwitch 2だけと接続する使い方では問題ありません。
( もしくはほかの機器接続に Tos-Link端子などを使う場合 )

そして特定デバイスを差しはさむことで、バグっぽい症状に遭遇。

世のほとんどの方は遭遇しないと思うので、興味がある方だけ下記クリックして展開してください。

Topping エントリー系リモコン最大の欠点

remote controler E30II and E50II
左側がE50II付属のリモコンで、右はE30II用

上の写真のとおり、E30系とE50系ではリモコンはよく似ているものの、機能性が異なるためボタン割り当てが若干違います。

そしてE30IIリモコンでも感じた「指向性の狭さ」は改善してほしい仕様です。

ゆびきたす
ゆびきたす

キチッと真正面からまっすぐ受光部に向けないとリモコンが反応しません!

スマホのカメラで送信部を見てみると、ボタンを押すごとにピカッと光るのが見えるため「赤外線」方式だと分かります。

E50II Infrared Remote Control
写真は画像加工して分かりやすくしています

AIに質問すると機器により異なるが「一般的に、正面(直進方向)から左右に約30〜45度、上下に約15度程度が操作可能な範囲の目安」とあります。

しかしToppingのリモコンはこれよりもはるかに狭い印象。

そのため自分の目の前にDAC本体を設置するのが一番操作しやすいと感じました。

海外ユーザー・メディアでのE50IIの評判

海外レビューサイトのPragmatic Audioも、UAC 1.0モードによってSwitchやPlayStationでも使えるDACとして紹介しています。

一般的なオーディオ機器としての評価は以下のとおりです。

メディア評価主なコメント
Pragmatic Audio
(2026年5月)
★5
(価格★4・機能★5・測定★5)
余計な味付けのないクリーンで静かな音。PEQ・LDAC・ADAT・リモコンまで揃い、この価格帯では機能面が充実
AudioSolved
(2026年1月)
数値評価なしニュートラルで透明な音。中価格帯DACとして非常にコストパフォーマンスが高い

一方で指摘されているのは、ヘッドホンアンプ非搭載であること、本体のフロントパネルが簡素なこと、同じAK4497S搭載でより安いDACもあること、といった点です。

音質については「味付けのないクリーンな音」という評価が共通しており、管理人が感じた「明瞭でクッキリした音」とも若干近い印象です。

出典:TOPPING公式FAQ/Pragmatic Audio(2026年5月5日)/AudioSolved(2026年1月28日)

まとめ:想像以上に音質が良かったE50II

DAC and Devices connect

UAC切替式のDAC Topping E50IIを導入する事で、PC2台とSwitch 2の音声ラインをUSBのみで一元化、ケーブルを少しだけ減らすことができました。

以前USB-S/PDIF(光端子で形状はTos-Link )変換ケーブルで接続したケースは過去記事で接続図と共に紹介しています。

ただしKVMなどで頻繁に切り替えするには若干面倒くささも感じました。

そこでリモコンの設定モードをショートカットできるC1 / C2ボタンを活用する事で、手元にリモコンさえあれば簡単に変更可能です。

このショートカットではUSBモードと光( もしくは同軸デジタル )それぞれの設定をプロファイル化して保存・一発呼び出しが可能でとても便利です。

管理人はこのショートカットボタンでUAC 1.0と2.0をそれぞれ割り当てて使っています。なおUAC設定以外はどちらも同じ。

また音声出力が最大2系統とれるので、変換パーツに抵抗さえなければアナログスピーカーを2基接続もできます。

最後に音質。

コチラは正直スピーカー交換ほどの威力はないと思いそれほど重視していませんでしたが、スピーカーとDACチップとの相性が良かったのか非常に明瞭でクッキリとした高解像度音を奏でてくれるように変化しました。

ゆびきたす
ゆびきたす

期待度30%に対して結果150%以上高音質化された感じで嬉しい!大きなおまけでした!

初心者こゆび
初心者こゆび

音響機器の世界で( E30IIと )1万5千円の差って誤差だと思ってたわ
目からうろこ状のものがっ

ということで高音質化もできたし、( おま環っぽい変なバグはさて置き )今年買って良かったものランキング入りしそうです。

Switch 2のDAC選びに迷っている方の一助になればと思います。

良い音で良きSwitch 2のゲームライフを!

では!

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