
こんにちは、プロコン好きなゆびきたすです!
【 Nintendo Switch 2 Proコントローラー 】( 以下プロコン2 と呼称 )の価格は多くの人が「高い」と感じるそうです。ただ昨今のインフレ世界では高価になりつつも、決して割高ではない唯一無二の孤高の存在でもあります。
とは言えSwitch2だけに留まらずPCなどマルチデバイスで使おうとすると、とくに互換性の問題が無視できません。
そこでプロコン2のデメリットを挙げつつ、対する互換製品の優位性を解説します。
意外と大きなプロコン2のデメリット

ただしプロコン2には以下の不特定多数に向けたものや特定ユーザーに向けたデメリットがあります。
- 旧Switch( OLEDやライト含む )シリーズには一切使えない
- PCにワイヤレス接続できない ( 2026年2月現在有線では可能 )
- 連射機能なし
- カラバリなし
Switchシリーズだけでゲームプレイするならいざ知らず、昨今はPCでも使いたい層も一定数います。

マルチデバイスで使いやすくしてくれていれば最高だったかも
海外も含めたネット上の評判から互換品を調べた上でいくつかの推奨品と注意点を上げていきたいと思います。
互換製品探しの前提条件
まず互換品を使う上で大きなデメリットがあり、ほぼすべてが海外製品であることです。
- 個体差が大きい製品あり
- サポート・チャンネルが国内に比べてかなり貧弱であることが多い
ここを避けるなら品質の安定性ならばプロコン2一択だと断言できますが、機能性やマルチデバイスへの互換性を重視するならばある程度妥協は必要です。
まずそれぞれのデバイスで大きく2つに分けて必要な機能をもとに検証します。
Switchシリーズに向けた必要機能
まずは任天堂 Switch2を中心にシリーズ全般に向けて欲しいと感じた機能を上げます。プロコン2 互換品探しの要の機能です。
コレは欲しい!機能
- Switch 2のスリープ復帰
- ホールエフェクト機構以上のスティックシステム
- 背面ボタン
- ジャイロ
- 連射機能
ホールエフェクトは当初プロコン2での採用が期待された機構でしたが、実際には通常のスティックでした。耐ドリフト性能としてぜひ入れたい項目です。
さらに人によるところと使用頻度から「あったらいいな機能」としておまけとして以下を確認しました。
あったらいいな機能
- HD振動
- Amiibo( NFC機能 )
- チャット用のCボタン
- φ3.5イヤホン&マイク端子
PCなどマルチデバイスとして

続いてSwitchシリーズ以外のデバイスに対する互換性です。なぜ互換製品を考慮するのかの理由の1つに普通にワイヤレス接続できることが挙げられます。
そもそもプロコン2をPCで使いたい場合の最大の問題は、ワイヤレス接続ができないこと。
NOTE:PCのSteamは有線のみ対応
今年1月、Steamクライアントの更新によってUSBケーブルでの有線接続には対応しました。振動機能なども対応するようで、プロコン2をどうしても使いたい場合は有線接続で我慢するしかないようです。
PlayStation 5用コントローラー( DualSense )とは違い、無線での対応できないのは残念。
現在管理人はPCにおいてXBOX シリーズX/XS コントローラー( +2.4GHzワイヤレス子機 )を使っていますが、プロコン2と比較して際立ったデメリットがあります。

XBOXコンってアナログスティックやボタンすべてがカチャカチャうるさくて安物チック!
ずっと不満に思っていることで、現在までに5台購入したすべての個体で同じで残念仕様。プロコン2がワイヤレスでPC接続できないのが相当悔やまれます。
なおプロコン2の紹介記事でアナログスティックの操作音を紹介しています。
【 Switch2 プロコン2 】違いを解説!旧プロコン1やJoy-Con2と比べてみた - 電子徒然雑記
さてPC使用を前提にして以下のような機能が実装されているかを確認しました。
コレは欲しい!機能
- PCとワイヤレス接続可能
- 背面ボタン
- ジャイロ
- 2.4GHz USBレシーバーが使えたらベター
PCの場合にはゲームクライアントの認識がX-Input方式対応であるとかなども重要にもなります。
ワイヤレスの場合基本Bluetooth接続ですが、Bluetooth特有の遅延対策としてUSBレシーバー対応ができればなおベターです。
NOTE:逆にSwitchシリーズにXBOXコントローラーは使える?

標準状態でBluetooth接続は不可。設定をしようにもSwitch2の接続リストに候補として一切表示されません。
これについてはドイツのページでやり方が紹介されています。
Xbox Controller mit der Nintendo Switch 2 verbinden: So gehen Sie vor - CHIP

ちなみにXBOXシリーズのカラバリ戦略は凄いものがあります。
歴代で相当数にのぼり、【 限定色 】という甘美な響きで、要らないのに購入してしまった人もいるのではないでしょうか( なおここに1人います )
Amaonで販売されるXBOXコントローラーのバリエーション
8BitDoのUSBアダプターは日本でも販売されています。
おすすめ互換品 コントローラー
事前の注意喚起として、互換品においてSwitch 2でスリープ復帰できる・できないのレビューが散見されます。これは主に製品内の小さなプログラムである「ファームウェア」のせいによるものかもしれません。
この場合、USBで直結するPCなどが手元にないとファームウェアの更新ができないため、詰む可能性がありますのでご注意ください。
さておよそ10,000円近くするプロコン2と、マルチデバイス対応の高評価の互換製品を比べてみます。
なお格安OEM製品であふれるジャンルでもあるため、今後のファームウェア更新の大切さも考慮してメーカーブランド 公式サイト のサポート項目 がない製品は除外しました。( これで相当数の製品が候補落ちです… )
おススメな互換コントローラー ( 1 ) EasyMAX S10
- 公式:EasySMX S10 Gaming Controller for Switch 2: Wake up, TMR Sticks, HD Rumble – EasySMX
- 設定動画などもアップロードされているので、上記公式サイトを参考にしてください。
- PC接続 〇
- Switch 2のスリープ復帰 〇
- スティック機構 〇TMRセンサー
- トリガーボタン マイクロスイッチ
- 背面ボタン 〇
- ジャイロ 〇
- 連射機能 〇
- HD振動 〇リニアモーター
- Amiibo( NFC機能 ) 〇
- チャット用のCボタン 〇
- φ3.5イヤホン&マイク端子 ×
- USBレシーバー ×
- その他機構 マクロ/マクロループ対応
AmiiboやHD振動に近い機構、チャットボタンなど純正機能へのかなりの対応度で少しビックリ。その分お値段は高めですが、PCに対してもBluetoothによるワイヤレス接続が可能となっています。

Bluetoothでのスティック操作時ポーリングレートは125Hzといたって普通。Bluetooth接続では規格的に遅延で不利になることもあるため、特にPC接続において遅延を気にする場合1,000Hzの有線を選択する必要があります。
素性としては有線でのX-Input方式を除くと遅延は大きめです。接続方式別に遅延を測定している海外のサイトがありますので参考にしてください。
EasySMX S10: Latency, Stick Tests, Specs
続いてバッテリーは1200mAh。
持続時間が17時間と純正プロコン2と比較して短めなのが気になりますが、これだけの機能をサードパーティで採用できたのは素直に凄いと思います。
スティックにはTMRセンサーが採用され、ライセンス品で有名なHORIなども新型プロコンで採用中のドリフト低減策となる機構です。

操作感に違和感を覚える方もいるホールエフェクト方式ですが、TMR方式はより従来のアナログスティックに近いとされます。ただしよりコスト高になる可能性があり、エントリー製品は従来のホイールエフェクト方式だったります。
そして圧巻はマクロループ機能を使えること。作成済のマクロを自動で繰り返し実行しループさせることが可能なので自動周回などに使えそうです。一部コアユーザーが大喜びしそうな機能ですね。

なお当製品に限りませんが、コントローラーのファームウェアアップによって突如便利機能が使えるようになることがあるため、必ずPCを用意して備えましょう。※ECサイトの在庫によってはファームアップが必要なケースも多々あります
最後にPC接続について。
こちらは可能となっていますが、基本的にかなりSwitch2寄りな作りなためWindows( Steam )で使用する場合は少し注意点があります。主に海外でのレビューをまとめてみました。
Steamで使用する場合
- 背面の切り替えスイッチでPCではX-Inputモードの「 X 」へ
- ワイヤレスはBluetooth接続のみ( 有線は可能 )
- 有線での低遅延で優秀だがBluetooth接続では劣るため、プレイするジャンルに注意
- Switch用のモードもしくはX-Inputモードで使えるが制限がある( X-Inputの方がおススメ )
- X-Inputモードもしくは有線のDirect Inputモードではジャイロが非対応で、チャットボタンやスクショボタンも非対応
- Switchモードではジャイロやスクショボタンが使える( チャットは固定のマクロボタンとして割り付け動作可能 )
- 完全に動作させるにはサードパーティ製のインプット用アプリ必須( 例:Steam Inputなど )
おススメな互換コントローラー ( 2 ) 8BitDo Pro3 Bluetooth コントローラー
公式:Pro 3 Bluetooth Gamepad | 8BitDo
- PC接続 〇
- Switch 2のスリープ復帰 〇
- スティック機構 〇TMRセンサー
- トリガーボタン 〇ホールエフェクト/非リニア タクタイル切替
- 背面ボタン 〇
- ジャイロ 〇
- 連射機能 〇
- HD振動 ×( 通常の振動 )
- Amiibo( NFC機能 ) ×
- チャット用のCボタン ×
- φ3.5イヤホン&マイク端子 ×
- USBレシーバー 〇
- その他機構 磁気ABXYボタンでSwitchとXboxのレイアウトを切替可能
8bitDo製品全般のビルドクオリティはとても良いです。
マニュアルPDFは以下からダウンロード可能。
8BitDo Pro3 Bluetooth コントローラーマニュアル( PDF )
なお管理人は過去に8BitDoの10キーを使った経緯があり、そのクオリティは圧巻の高品質さでした。
スリープ復帰はコントローラーを振ると解除できる変わり種なフリフリ機能。なおECサイトの在庫個体の生産時期によってはファームアップが必要なケースがあります。
バッテリー容量は標準的な1,000mAhで、持続時間は約20時間。充電には4時間ほど掛かります。
また専用の充電台付属、そしてボールトップジョイスティックのキャップ付きやXBOXコントローラー互換( 例:PCのStaemなど )として使えるマグネット式ABXYボタンなど他社にはない独自カラーを打ち出すクリエイティブな仕様でもあります。

【 交換可能なABXYボタン 】は非常に面白い。例えばSwitch 2に加えてXBOXレイアウトでPC / Steamゲームもプレイする場合などに重宝しそうです。

またこれはいい!と思ったのがPC向けの2.4GHzUSBレシーバー付属であること。
通常Bluetooth接続の多くが125Hz程度のポーリングレートですが、公式の仕様ではUSBレシーバー( 2.4GHz )での接続において倍の250Hzをマーク。しかもBluetooth接続ではジッターなどの影響でさらに遅延が増大するケースがありますが、USBレシーバーの接続の方が安定性が高いと言えます。
同じくインプット方式別での入力遅延を測定しています。気になる方は参考にしてください。
8BitDo pro 3: Latency, Stick Tests, Specs
USBレシーバーを使う場合の注意点
PCなどではUSB3系など多種な規格ですが、従来から【 USB3.0のノイズ問題 】があります。
管理人も経験したことがありますが、USB3系端子にほかの機器を接続する場合において、ノイズの影響で接続が不安定になるというもの。
マウス操作でカーソル飛びなど顕著に感じるケースがあるため、回避策として延長USBケーブルなどで元端子と離す、もしくはUSBハブなどで分離するなどが有効です。コントローラー接続が不安定な場合には行ってみる価値はあります。

最後に8BitDoはデバイス系では比較的大手なので自前のセッティングアプリもあります。これらを駆使すればよりカスタマイズができます。カンタンなマクロ作成も可能です。
Ultimate Software V2 - 8BitDo
【番外】3歩以上及ばずのワイヤレスなHORI製品
そして事前にすごく期待していた国内メーカーの雄であるHORIの製品。残念ながら肝心のSwitch 2のスリープ復帰ができません。
さらに旧HD振動のみならず振動自体なしなどライセンス品にしては非常に寂しい機能性。しかもタイプC差し込み口は目下充電専用のようで、デバイスと有線接続も不可となっています。
- PC接続 ×
- Switch 2のスリープ復帰 ×
- スティック機構 〇TMRセンサー
- トリガーボタン △非リニアなON/OFFのデジタル式
- 背面ボタン 〇
- ジャイロ 〇
- 連射機能 〇
- HD振動(ないしHD振動2 ) ×( 振動無し )
- Amiibo( NFC機能 ) ×
- チャット用のCボタン 〇
- φ3.5イヤホン&マイク端子 ×
- USBレシーバー ×
- その他機構 特定ボタンの組み合わせのロックが可能

いや、チャットボタンよりスリープ復帰やHD振動が先やろ…
連射モードなどは格安互換品でも搭載される機能なのでHORI製品ファンでないと受け入れがたいかもしれません。
まとめ

Switch 2プロコンに関してはこれから限定品も発売され、バリエーションが増えてくると思われますが、肝心のマルチデバイスへの対応がひどすぎることもあり、サードパーティ製のコントローラーもより活況となっていくでしょう。
今回挙げたのは販売面でも成功している2機種。
まずEasyMAX S10においては、遅延などハードウェアデバイスとしてはやや凡庸な面もありますが、Switch2全力対応に近い機能性を備えています。なおかつPCにも接続でき、マルチデバイスコントローラーとして幅広い使い方ができます。
対して8BitDoのPro3 Bluetooth コントローラーは優れたハードウェアスペックで高品質さを謳います。全世界のユーザー数も相当なことから情報は探せば探すほど発見できます。

そして何よりその外観を含めたカスタマイズ性。内部設定は元よりレトロなボールスティックはコアユーザーにも受けそうです。管理人はそのかわいらしさとカスタマイズの面白さから8BitDo推しかな~と言うところ。
今回の記事では太鼓判を押せたのはたった2機種でしたが、これから情報をアップデートしておススメ機種を増やしていこうと思います。
パッと見売れているように見える、安かろう悪かろうなコントローラーも多いためぜひ参考にしていただければと思います!
では!