こんにちは、自分は掃除が大嫌い!だからこそ”時短でキレイにする”にこだわります。
掃除機も進化していますね。昨今のモデルは掃除機掛けに加えて水拭きもできるモデルが多数あります。
普段ロボット掃除機でガンガンに掃除を自動化していますが、取り切れない汚れがどうしても堆積します。
そこで手作業の雑巾掛けなどで対処するのですが、かなり面倒でキツい作業。
腰が痛くなるからやりたくないなぁぁぁぁ
そして2023年06月Dreame Technologyから渾身の水拭き掃除機【Dreame H12 Core】が発売されました。
今回幸運にもメーカーのご厚意より製品を提供して頂くことができたので、3種類の床で検証してみました。
実際に使ってみた印象は
- 吸引力と適度なモップの回転によりベタ付も除去しキレイに水拭き
- シリアルなど固形物はガリガリ音をさせながら強力吸引
- 本体は重めだがスタートさせると回転力が強くスルスル進む
- セルフクリーニングは想像以上に楽
キレイに掃除するという面で期待を上回る製品でした。
もちろんデメリットや注意する点もありますので、メリットからデメリットを差し引いて有益そうか検討してみて下さい。
Dreame Technology社と水拭き掃除機 H12 Coreの詳細
水拭き掃除機 H12 Coreは中国蘇州で2017年設立されたDreame Technology社の2023年6月に日本にて販売開始された製品です。Dreame Technology社は高速デジタルモーターの性能では業界有数企業で、急成長を遂げる家庭用床掃除機の総合メーカーでもあります。
その製品の人気は近年高まっており、当ブログでも【DreameBot D10s Plus】という製品を紹介しています。
【DreameBot D10s Plus】ロボット掃除機レビュー:強力な吸引力+自動収集ドックの高コスパ製品!Alexa連携も便利 - 電子徒然雑記 (creas-labo.org)
Dreame 水拭き掃除機 H12 Core の特徴
さて今回紹介するDreame H12 Core の主な仕様は以下の通り
仕様 | 詳細 |
---|---|
製品名 | Dreame 水拭き掃除機 H12 Core |
型式 | HHR22B |
発売日 | 2023年6月 |
タイプ | コードレス乾湿両用スティック掃除機 |
バッテリー容量 | 2,500mAh×6機 |
最大充電時間 | 4時間以下 |
吸引力 | 10,000Pa |
浄水タンク容量 | 900ml |
汚水タンク容量 | 500ml |
本体重量(浄水未投入時) | 4.6 kg |
製品サイズ | W290 x D219 x H1,105 mm |
パッケージ内容
内容の基本構成は
- 本体
- 自動洗浄+充電ベース
- ハンドル部
- 掃除用ブラシ
- 洗浄剤
- 充電アダプター
- 取扱説明書
となっています。
取説もありますが、スタートアップ方法は化粧箱に記載されています。
ハンドル部は箱に図解されている通り、方向を確認して差し込むだけの簡単な組み立てです。
ハンドル部を取り外す場合は細めのドライバーなどをロック解除用の穴に差し込んで押しながらハンドル部を上に引き上げると外れます。
実際に水拭き掃除機 H12 Coreを使ってみた
いよいよ使用してみます。水モップを掛ける場合注意点のある無垢材の床とハードフロアではありませんが、吸湿性のないクッションフロアで検証。
なお最近の家電よろしく音声案内を行ってくれます。
音声案内の注意点
初期設定では音がかなり大きめなため、本体裏側のボタンを短押しで「音量ダウン」「音声オフ」を切り替え可能。
※長押しは言語変更モード
上写真の黄色の点線が音声ボタンです。
ボディ同色なので少し分かりづらいと思いました。
使用前のセッティング
まず初期充電を行います。
充電する場合やベースに戻す場合は、ベース部分に掃除機背面の端子部を合わせつつ乗り上げさせて設置。
なお水拭き後はモップ自体が湿った状態かつ床面に接している状態なため、かならずベースに戻しましょう。
放置すると床が濡れてしまいます。
これは同形状の水拭き掃除全般の特徴でもあります。
次に浄水タンクに水を補充します。親指などでレバーを押し下げながら手前に引くと簡単に外せます。
容量は900mL。パッキン付きの上蓋を引き上げて補水します。なお汚水タンクはすでに取り付けられているため、そのまま使用可能。
付属の洗浄液がありますが、汚れ取りの補助用です。成分は以下の5種類。
- 植物由来の界面活性剤
- 植物性由来の乳化剤
- ナノろ過性因子
- 芳香剤
- 脱イオン水
成分に関して分かったことを記載しておきます。
植物性由来の界面活性剤
通常「ココヤシから取れるココ油、アブラヤシ種子から取れるパーム核油」などが該当しそうですが、詳細表記がないため不明
乳化剤
水や油など本来混ざりにくいものを均一に混ざりやすくするもの。植物性由来とあるのですが原料の詳細表記はないので不明
ナノろ過性因子に関しては管理人の勉強不足で、調べても良く分かりませんでした。
脱イオン水
不純物を除去した精製水のひとつで、水の中の溶けているイオン成分を除去したものを指す
天然由来の成分が多そうです。
表面に防水コーティングのない無垢材には、洗浄成分入りのものは極力控えた方が良いでしょう。
専用の洗浄剤は「多用途床洗剤 AWH9」という製品です。
Amazonで販売していると思いきや2023年10月現在発見できませんでした。
Dreameさん、できれば消耗品の拡販もお願いします…
探してみるとビックカメラのサイトでは販売されているようなのでリンクを貼っておきますね。
交換用 多用途床洗剤(H12Pro対応) ドリーミー|DREAME 通販 | ビックカメラ.com (biccamera.com)
水拭き掃除機 H12 Coreの基本的な使い方
水拭き掃除機 H12 Coreの使い方はいたって簡単です。たくさんのボタンがあるわけではないので操作方法は非常にシンプルな設計です。
水拭きスタートの方法
ブラシヘッド部の左右のどちらかを軽く踏んでヘッドを押さえ、H12 Core本体を手前に倒します。
なお上の図にある通り、傾けすぎには注意して下さい。
水漏れや水の滴りをおこす可能性があります。
あとはハンドル部の電源ボタンを押すと水拭きスタート。
有名D社などの通常の掃除機と比較すると、前進するパワーが段違いに強いです。
数回行えば完全に慣れてしまいますが、初め少し驚きました。
終了はもう1度電源ボタンを押せばオフになります。
またモード変更のボタンを押すと水の供給を行わない吸引モードに変更されます。
もう1度押すとオートモードへ戻ります。
つまりモップが乾いた状態で吸引モードにすれば通常の掃除機としても使えます。
※他社ではこのモードがない製品もあります
吸引モードにする場合の留意点ですが、電源オン時は、起動するごとに毎回水モップを使用する【オートクリーニングモード】固定な点です。
設定で最初から吸引モード側に固定できません。
そのため吸引のみを行いたい場合、
電源ボタンを押し、すかさずモード変更ボタンを押す、などひと手間必要
オートモードでは内蔵のセンサーにより床の汚れ具合により吸引力を上げたり下げたりします。
水拭き掃除ストップの方法
停止する場合は電源マークのボタンを押します。
音声アナウンスでセルフクリーニングするため、ベース部に戻すように案内されます。
最後にセルフクリーニングしてモップ洗浄
ベース部に掃除を戻したら上画像のアイコンのボタンを押すことでセルフクリーニングを行うことができます。
基本的にモップが汚れている状態で放置することは非推奨なので必ず行いましょう。
セルフクリーニングを開始すると高速でローラーモップが回転し、浄水タンクの残りの水を使い洗浄を始めます。
少し経つと汚水タンク内に汚れた水が排出されます。
上の写真のような真っ黒な汚水が出てきます。
そして最後に汚水タンクを取り外して汚水を廃棄しましょう。
タンクの取り外しは、浄水タンクと同じくツマミを押し下げながら手前に引きます。
上の写真の矢印方向につまみを引っ張れるとろ過フィルターが外れます。
特に夏場は菌の繁殖も相当に早いため、タンクも含めて洗った方が良いです。
Dreame 水拭き掃除機 H12 Coreのパフォーマンス
実際に無垢材の床とクッションフロア部分で試してみました。
無垢材の床のモップ掛け
まず水分量ですが、無垢材の床を雑巾掛けする場合、水分を硬く絞るのが基本です。
その観点で言えば水分量というか、濡れ具合は多めになります。
乾湿両用な掃除機なため、あまり水分が少ないと汚れ取りの能力に関わるためだと思われます。
夏場は温度が高くて渇きも早いのですが、冬場は少し注意する必要がありそうですね。
さてそのパフォーマンスですが、想像以上にキレイになりました。まず掃除前。
一番ひどいのがカーテンの外側のスペースで直射日光、普段の掃除機掛けは皆無な部分。シミだらけです。これは雑巾がけで薄くなりますが、相当力を込めて拭かないと取れません。
水拭き掃除機 H12 Coreを複数回往復させたところ、シミ汚れがほぼなくなりました!
※段差があるところはモップが平行に接地しないため手作業しかありません。
そして文章で伝えることはできませんが、一番分かりやすいのが手触りならぬ【足ざわり】。
素足で気持ちの良いサラサラな感触に加えてほんのり天然木の香りもしてきます。まさにゴシゴシと雑巾掛けをした感覚が、何倍も少ない労力で得られました。手で雑巾がけをすることを思うと雲泥の差でした。
クッションフロアの水モップ掃除
どちらかと言えば、若干神経を使う無垢床よりも、防水性が担保されているシートや一般的なフローリングの方が相性が良いです。
というのもモップの水分が無垢材と違って吸収されずに洗浄に全て振り向けられるからです。
加えてスペック上の10,000Paの吸引力。
乾湿量の掃除機の吸引力の数値がどのくらいが平均なのかは分かりませんが、例えば昨今のロボット掃除機の5,000Pa前後と比較しても2倍以上です。
ロボット掃除機やD社のような通常のスティック掃除機で起こるのが、クッションフロア表面に静電気などで髪の毛が貼りついて吸引しにくいこと。
そのため何度も往復掃除をしないと完璧に取れません。子供の髪の毛で実験。
加えて麦茶を垂らせてみました。
さてキチンと吸引できるかと期待しつつ…
水拭き掃除機 H12 Coreでは水モップで強力に【掻く】ことでドンドン髪の毛も水分も吸い込みました。
通常の水モップ掛けだと吸引しないので髪の毛が端に移動するだけということもあります。そのため、
予め掃除機で掃除する→水モップ掛けする
この手順が1つで済むのは大きなアドバンテージです。
次に公式にあるような写真で「牛乳とシリアル」でチャレンジ。
普通の掃除をするようにドンドン吸い込みます。
しかも汚れ感知センサーが効いて吸引力を自動的にアップします。
ただシリアルのように水分が入るとネチャネチャするモノは、どうしても床に貼りついたりしやすいので何度か往復させる必要があります。
十数秒後には上の写真のとおりキレイになりました。
最難関!半年放置した、ほぼ屋外のベランダ掃除
最後は「ほぼ屋外」のベランダ。ここは毎年2回にわたり、
- ホースリールを使って大量に水を流す
- 柄付きのブラシでゴシゴシ擦る
- 仕上げに大量に水を流しながらメラニンスポンジでゴシゴシ擦る
- 最後に大量の水で流す
この工程で掃除しています。掃除の時間は3時間ほどかかり、毎回重労働です。
なお過去使った柄付きのウェットシートタイプは、汚れが凄すぎてシートの交換頻度が半端ないです。
これで新築時のようにキレイになるのですが、腰へのダメージが酷くて毎年どうしたものかと考えるレベルです。飛散した砂系はもちろん、蜘蛛の巣、チリゴミ、虫の死骸などなんでも有りの状態で最悪の条件。
洗浄力を確認するため、H12Core自体が激しく汚れるのを覚悟で検証しました。
まずは上画像が掃除前。(閲覧注意なのでモザイク掛けようか迷いました)
それをH12 Coreで10分弱丁寧に掃除した結果が下写真。
予想通りモップの汚れるスピードが凄いのでセルフクリーニングを挟みました。
いかがでしょう、かなりキレイになりました。
このベランダの防水シート(樹脂系)は表面に細かい凸凹があり、ブラシ作業だけではキレイにならなくて毎回苦労の連続でした。
そのためメラニンスポンジで処置していましたが、特に夏場は身体的に重い作業でした。
なおパネルの継ぎ目はローラーモップが床と平行に接触しないので拭き残しが出ます。
ここは手作業の必要があります。
しかし広い面積を一気に掃除できるのは非常に時短になります。
ほぼ屋外のため、汚れがひど過ぎて推奨できない使い方ですが、クリーニング能力はかなり高いと感じました。
室内用と入れ替えられるスペアのモップがあればなお良しです。
想定外の使い方をしたのでメンテをしっかりとしなくてはなりません。
汚水タンクから墨汁のような水が出てきます。
またフィルターも真っ黒です。
ハードな使い方をする場合、数ヶ月ごとにフィルター交換をした方が良いです。
バッテリーのもち
2,500mAhのリチウムイオン電池を6機搭載し、10,000Paもの吸引力を備えたトータル15,000mAhの大容量バッテリーが作業を支えます。
公称の満充電で【25分前後】は問題なく最後まで持ちました。そもそも通常の掃除機よりも往復回数が少なくて済むので一般的な家では1階と2階は十分掃除できます。ただ大容量なバッテリーなだけに製品重量に跳ね返っていることは否めません。
メンテと 消耗品
メンテナンスの要は、排水タンクの汚水やゴミはできるだけ早く取り除くこと。特に温度の高い夏場は雑菌などの繁殖具合も考慮する必要があります。
次にモップローラー。こちらは常に乾湿を行ったり来たりするため定期的に交換したいところ。
使用頻度にも因りますが3~6ヶ月ほどで取り換えを推奨しています。
Dreame 水拭き掃除機 H12 Coreの良かった点
初めて使用した乾湿両用掃除機でしたが、その良さは十分に体感できました。
- 屈み姿勢が不要で腰が楽
- 10,000Paの強力な吸引力で貼り付いた髪の毛やこぼした水モノ、砂や虫の死骸もガンガン吸引
- セルフクリーニング機能で手が汚れない+時短
屈み姿勢不要
若いならまだしも年齢層によっては這いつくばっての雑巾がけは身体的にかなり苦痛です。
それがまずスティック型になるだけで体の負担は大幅削減できます。しかもその吸引力と機能性は安価な製品には真似できません。
今回は幸いにもご提供いただいた製品ですが、これだけで管理人の【今年買ってよかった】リスト入りは間違いないです。
強力な吸引力
例えば水供給をオフにした純粋な掃除機として使ってみても、D社製品など吸引力が強いと言われる製品と比較しても遜色無く、むしろより力強い吸引であると感じました。
ただそのサイズ感から通常の掃除機として使うには取り回しを含めて若干難があるのも事実です。
付いてて良かった「セルフクリーニング」
手作業の水モップや雑巾がけの最後のハードルが【モップや雑巾を洗うこと】。洗面所で屈み姿勢でジャブジャブ洗うのはできれば避けたいもの。
できる限り掃除の全ての行程を時短に
水拭き掃除機 H12 Coreはそんな理想を実現する製品です。
牛乳などを吸い取った後のセルフクリーニング、匂いを嗅いでみましたが、牛乳特有のにおいは特に感じませんでした。このセルフクリーニング機能、かなり気に入りました。
そのため夏場などの温度・湿度の高い季節は、雑菌繁殖を抑える意味ではモップを取り外して乾かしておく方が良いでしょう。
Dreame 水拭き掃除機 H12 Coreの注意点
H12 Coreは優れた乾湿両用掃除機ですが、いくつか留意しておくべき点があります。
- 大容量バッテリーと浄水を搭載するため重量がかさむ
- ヘッドが大きいため、狭い場所では取り回しに難あり
- 壁際は一部水拭きできない領域あり
乾湿両用で構造的に重い
上の写真は浄水を満タンにして排水タンクを空にした状態。モップは使用後の為湿っています。
仕様上の乾燥重量は4.6kgです。
一般的なスティック型乾式掃除機のレビューを見ていると【重い】とレビューされる製品で2kg以上、軽量と言われるモデルでは1kg台が一般的です。
大きく移動するとき、例えば1階から2階への移動などの「持ち上げ」動作においては女性や子供には重いと感じました。総重量が5kgを若干超えるため、自走以外ではハッキリと「重い」と感じます。
ただ頻繁な持ち替えや停止状態での移動がない場合、例えば比較的広くて四角くい部屋であればデメリットにはなりにくいでしょう。
管理人宅は狭小ゆえここはデメリットと感じました。
狭い・入り組んだ形の部屋での取り回しは苦手
管理人宅で絶賛活躍中のD社の旧型掃除機との比較。H12 Coreのヘッド部のサイズはかなり大きいものとなっています。
ヘッド部の全幅はおよそ290mmほど。
対してMotorヘッド部(後車輪までを含まない)の奥行が142mmほどです。
ヘッドのモップ先端付近から後車輪までの奥行が220mm弱。
いずれにしてもスティック型クリーナーからのイメージから想像よりも「デカい」というのが正直な感想です。
上写真のように左右で多少首振りは可能ですが総じてサイズ感の大きさは常に付きまといます。
なお公式サイトにある写真のように広い部屋や、部屋自体が真四角に近い単純な形状であれば全くデメリットにはなりません。
壁際ギリギリはモップが当たらない
H12 Coreは乾湿両用の水モップ機構があるためどうしてもサイズが大きくなります。そのため壁の形状が入り組んだ狭い場所は苦手とします。
上の写真のように駆動部と支持部の形状から、モップがヘッド端まで延びていません。そのため壁際の吸い込み&ふき取りは若干苦手とします。できるだけ中心部分を汚れめがけて拭くなどの工夫が必要です。
このあたりは上位機種H12 Proでは左右共にヘッド5mm以内まで吸い込みが可能なので究極を目指すならそちらのモデルとなります。
まとめ:意外に良きものだったH12 Core
今回はDreameの日本での戦略機の1台【Dreame 水拭き掃除 H12 Core】をレビューしました。
水拭き掃除のフィールドでは数多くの製品が出ており、各社で競争激化の様相です。
そんな中で登場したH12 Coreは当然ライバル機を研究して出てきた新星。性能が悪いとか劣っているハズがなく、実際掃除はさっさと終わらせたい管理人もニンマリする出来栄えでした。
水拭き掃除機で一番マッチする床は
コーティング層のあるフローリング、石系など硬い床、クッションマットなどビニル系
突発的に何かをこぼしてしまっても即H12 Coreで掃除機掛けをすればクリーニング完了です。
無垢材の床の場合には木材の吸湿性がポイントで、過度の往復を避けて短時間で行う工夫をしましょう。
検証では風雨にさらされるベランダの樹脂フロアにも使ってみました。ほとんど「屋外」と言って良い汚れた領域ですが、そこでも素晴らしい掃除能力を発揮しました。最終的には細部で手作業での仕上げは必要になりますが、かなり時短化できました。
ただし汚れがひど過ぎてモップがどす黒くなるため、セルフクリーニングを複数回行う必要があります。
逆に吸湿性の高い無垢材には
- 付属の洗浄剤はごくごく
少量に抑える、もしくは使用しない - 水分過多を避けるため
過度な往復は避ける - 乾拭きのため
モップスリッパなどを併用すればなお良し
など若干の工夫をしたほうが床を傷めにくいでしょう。
またカーペット上では、単に移動するだけでもローラーブラシが引きずれらる形になるため適しません。吸引モードにおいてもフローリングを主体とした使い方となります。
使用してみて良かった点は
吸引力が強い - セルフクリーニングで
メンテが楽 自走中は重さを感じにくい - 単体で
自立する - 水タンク容量が大きくて
洗浄範囲が広い
反対に注意点としては
- 水タンク搭載のため
重い - ヘッドサイズが若干大きく
【 狭い場所】では取り回し難あり - モップ幅の関係で壁
際ギリギリは吸引&水拭不可
なお高機能な上位機種H12 Proになると
- 更なる吸引力
16,000Pa(H12Core比1.6倍) - セルフクリーニング時、
双方向回転ウォッシュでゴミ除去率アップ - 濡れたローラーの、
熱風による乾燥機構付き 壁際ギリギリの掃除も得意(壁際5mm)
といった強力な性能を携えています。どこまでやりこみたいかで選択できます。
さて注意したいのが公式が運営しているECサイトは
となっています。
また現状Amazon(Amazonが販売・発送)以外での販売は、公式よりアナウンスされていません。
さて当家の【面倒くさい雑巾がけ】を解決してくれたDreame 水拭き掃除機 H12 Core。
普段の掃除はロボット掃除機 Dreame D10s Plusで吸引+水モップ(フロアのみ)、局所的な汚れの水拭きはばH12 Coreがベストです。
掃除に関してはITや家電の力でドンドン時短にして、やりたいことの時間を確保したいですね!
では!
掃除こだわり派にはこちら。
H12 Coreの強化版 Proシリーズ