こんにちは、ゆびきたすです!
家事は絶対に家電で時短化すべし!
掃除が嫌いな人がいかに楽に家事をこなせるかシリーズです。
今回管理人のように掃除が嫌いな人へ向けた水拭き掃除機のレビューです。
時間確保に投資してでもなるべく楽をしたいと思い、普段のザっとした床の掃除機掛けはロボット掃除機に完全にお任せ。
たまに必要になる雑巾掛けはスティック型の水拭き掃除機が活躍中です。
ただ水拭き掃除機は通常の吸引のみのスティック型の製品と比較して、サイズが大きく重いのも事実。
初めて他社含めて水拭き掃除機に触れた時の印象は
想像よりもマッチョで重い
しかし人間の欲望は際限なく、もっと軽くて取り回しの良さそうなクリーナーはないだろうか?と思うのは当然のこと。
そんな要望に応えてくれるマシンに出会いました。
それが【Tineco FLOOR ONE S5 COMBO】という製品で、取り回し性能が普通の掃除機に近づいています。
トータルでバランスの取れた製品で、奥さんや掃除をお手伝いしてくれつ子供たちにも好評です。
記事中の製品について
Tineco FLOOR ONE S5 COMBOをメーカーより協賛頂き、家族で代わるがわる一か月間にわたり検証しました。
掃除が嫌いだけど掃除をせずにはいられない管理人が感じたことをダイレクトにお伝えできればと思います。
Tineco Intelligent 株式会社の沿革
出典:About Us | Tineco Official Site
Tineco Intelligent Inc.は、中国江蘇省(こうそしょう) 蘇州市(そしゅうし)を本拠とするスマート家電の開発と販売を専門とする会社です。
現在はロボット掃除機で有名なEcovacs Robotics Group傘下の企業で1998年に設立されました。
2013年スティック型クリーナーを初めて発売し、2017年には初のコードレスフロア掃除機を展開しています。
Tinecoのというブランディングでは、2018年に日本や米国・カナダなどのECサイトで販売をスタートし、掃除機ベストバイの常連となるほどTineco製品は高く評価されました。
現在同社の製品には、スティック掃除機、ウェット/ドライ掃除機、スマートヘアドライヤーがあります。
Tineco FLOOR ONE S5 COMBOの概要
ここではTineco FLOOR ONE S5 COMBOの仕様、付属品構成と主な3つの機能を紹介します。
仕様【本体部: FLOOR ONE S5 SLIM】
自立時高さ※手計測 | 1,090mm |
ヘッド部外寸 ※手計測 | 幅270×奥270×高70mm |
充電スタンド外寸 ※手計測 | 幅310×奥305mm |
AC入力 | 100-240V |
バッテリー | 2,500mAh リチウムイオン |
充電時間 | 3~4時間(4℃~40℃) |
定格出力 | 190W |
連続稼働時間 | フロアウォッシュ:15~20分、ハンディ:25~50分 |
水流量 | 30~100ml/min |
浄水タンク容量 | 0.5L |
汚水タンク容量 | 0.45L |
防水規格 | IPX4 |
より詳しく操作方法が知りたい方は、下記の公式ページから取説がPDF形式で取得できます。
右クリックから対象を保存する、もしくはブラウザの新規タブで開いてみて下さい。
FLOOR ONE S5 Slim 取扱説明書 (tineco.com)
Tineco FLOOR ONE S5 COMBOの付属品
箱から出したとき、パーツの多さに少々驚きます。
本体部
- 操作ハンドル部(延長付)
- 本体ディスプレイ部(ハンドル付)
- ブラシベースユニット
- 汚水タンク&浄水タンク
充電スタンドおよび収納品
- 充電スタンド
- クリーニングブラシ
- (スペア)ドライフィルター
- ドライフィルターホルダー
- (スペア)ローラーモップ
- 付属品ホルダー(モップ、クリーニングブラシ用)
- すき間ノズル
- コンビネーションノズル(幅広楕円・ブラシ切り替え式)
その他:ハンディクリーナー用品と洗浄液
- ハンディ用ダストケース
- 収納トレイ(ハンドクリーナー、ノズル用)
- 脱臭・洗浄液
本体部はいくつかに分割され、比較的コンパクトな梱包となっています。組み立てが若干ありますが、取説を見れば難しくありません。
汚水タンクと浄水タンクが本体ベース部を挟むように表裏にワンタッチ式で固定されます。
嬉しいのがドライフィルターとローラーブラシの予備が1個ずつ付属していること。充電スタンドに各ホルダーを固定すればそのまま設置できます。
組み立てが完了したらまず充電しましょう。
同梱の洗浄ボトルで注意したいのが一度開封した場合絶対に横置きしない事。ネジ付近にパッキンが無いので洩れる可能性があります。洗浄液成分は以下の通り
- 精製水
- メチルオキシラン(揮発性のある溶剤)
- ベンジイソチアゾリノン(細菌増殖防止/防腐剤)
- 香料
メチルオキシランには揮発性があるため渇きは早め、乾いた後はサラサラとした感触です。香りも薄っすら穏やかな感じで、無臭派の管理人でも印象は悪くありませんでした。
Tineco FLOOR ONE S5 COMBOの主な機能3点
Tinecoの他のシリーズである「iFLOOR」との違いはスマート家電である点です。
「スマート」とはWi-Fiなどを利用したアプリケーション連携のことですが、FLOOR ONEシリーズの良さはそこではありません。
※連携スマホアプリも存在しますが、有用性をそれほど感じなかったので割愛します。
Tineco FLOOR ONE S5の大きな特徴は以下の3つ。
シッカリとした吸引力で水拭きに対応
FLOOR ONE S5の自動モード(起動時のデフォルト)は
- 水ものの吸引
- 固形物の吸引
- 水拭きである
という作業を一気に行います。
モードは全部で2つと非常にシンプルで、吸引のみのモードはありません。
- 汚れセンサー自動感知の自動モードで水拭き
- MAXモード(吸引力最大固定)で水拭き
上写真の【Auto/MAX】ボタンで押すたびに切り替わります。
なお浄水タンクが空の状態であれば(給水の旨警告の音声が出る)水を全く使用しない吸引も物理的には可能でしたが、故障の原因になるためメーカー非推奨です。
※検証では吸引力のみを確認するため実験的に行いました
一度水拭きをするとローラーモップが濡れた状態がしばらく続きます。
乾燥するまでは、カーペットや畳などに直置きすると濡れてしまうので注意しましょう。
セルフクリーニングの要不要はセンサーが自動的に判断
通常の掃除中でも水をローラーモップに噴射しながらふき取りや吸引をするので、モップ自体は思ったよりキレイな状態です。
コーヒーなど色の濃い液体を大量に吸引した場合は幾分薄っすらと色が残る程度です。
牛乳やコーヒー等に対し掃除を行うと、回転するローラーに付着した牛乳やコーヒーを再び床に再付着させるような症状はほとんど見られません。
とは言え激しい汚れの場合は後々のニオイや雑菌の面でも洗浄水で仕上げクリーニングをする方がベターです。
FLOOR ONE S5の優れている点の1つが汚れを自動でチェックしてローラーを洗浄するべきか、今回は洗浄不要かというのを自動で判断します。
充電スタンドに戻すとセンサーが汚れを自動的に確認します。
汚れが強い場合セルフクリーニングのサイクルをするように音声案内してくれます。
その場合ハンドルトップ部の水滴マークを押してセルフクリーニングしましょう。
セルフクリーニングによりローラーブラシは元のキレイな状態に戻り、意外にも牛乳などの特有のニオイも消えました。
内部の構造はローラーのカバーを外すと分かります。
カバーをひっくり返してよく見るとカバー内に水路が張り巡らされています。
上の写真の赤い点線の丸の部分がポンプから圧送された浄水がカバーに侵入する箇所です。
カバーを外した状態でセルフクリーニングをしてみました。
するとヘッド部の赤い点線丸から勢いよく水が飛び出してきます。(上の写真)
車内に便利!ハンディタイプクリーナーになる
Tineco Tineco FLOOR ONE S5の大きな特徴の一つです。
例えば子供がお菓子をこぼしてしまってもコードレスのハンディ掃除機なら掃除が楽々です。
ハンディで一番重宝するのは車内のちょっとした掃除機掛け。
これは便利。ダイソンよりもコンパクトかつ軽くて扱いやすいです。
Tineco 製品の保証についての注意事項
保証期間は2年間です。基本的にAmazonと楽天のTineco公式ストアでの購入のみが対象となるため、購入履歴を証明できる方法を事前に確認しましょう。Amazonではアカウントサービスの購入履歴から表示できますが、楽天はやや階層が深めです。
※公式ではAmazonの表記のみですが楽天公式ストアも含まれることをサポートより確認済み
また「マイティネコ」の製品及びユーザー登録をしていれば故障時の申請も楽になります。
Tineco Tineco FLOOR ONE S5 COMBOを実際使ってみた
では実際に使ってみます。設定はデフォルトの吸引力オートで5種の床の汚れで清掃能力を検証しました。
- (非推奨実験)浄水タンクを空にして、凹凸のある敷きもの・ラグ上の粉
- (非推奨実験)浄水タンクを空にして、短毛で目の細かいカーペット上の粉
- クッションフロアに撒いた粉
- クッションフロアに撒いた牛乳・コーヒー・乾燥したシリアル(液体のみとの比較)
- 壁際にこぼした牛乳やお茶
1番目と2番目のテストはTineco FLOOR ONE S5のローラーブラシを含めた純粋な吸引性能を知りたいため行いました。
まず多少凹凸のあるクッション上で吸引力性能のみのテスト。
※浄水タンクを空にしています
とくに凹凸内に粉が入り込み易く、吸引が弱いと吸い残しが出ます。クリックして写真を拡大すると分かりますが、一往路だけでほぼ吸引できました。
テスト結果は非常に良好で問題なく吸引できました。通常の掃除機として遜色ない吸引力です。
2番目も吸引のみのテストで少しハードルを上げます。目の細かい短毛カーペットの場合、繊維毛の間に落ちた粉はものすごく吸いにくく、繊維間に粉が落ちると厄介です。
こちらも難なくクリアできました。自動モードの吸引性能は、ダイソンなどの通常のスティック掃除機(吸引モード:強)と遜色ありません。MAXモードは不要のようです。
充分な吸引性能を備えていると分かりました。
ここから本来の水拭き性能の検証です。粉ものは湿気が少しでもあると凝固し、通常の掃除機では吸引しきれません。
写真は湿気の多い洗面所のクッションフロアです。
ここから浄水を補給し水拭きモードでテスト。
湿気があっても何も問題ありません。
4番目の検証では牛乳、コーヒー、乾燥した状態のシリアルを床に撒いてみました。
乾燥したシリアルなど固形かつ固いものがある場合一瞬ローラー部が乗り上げてしまいます。
上のGIF画像で前に押し出した後に拭き残しが若干あるのはそのためです。
またローラーの回転が強いため、シリアルを弾き飛ばしてしまう局面もありました。
対策として固くて粒の大きなものは事前に拾い上げるか、まず初めに手前に引く方向に水拭きする方が良いでしょう。
ただ1度手前に引いて一往復させるように操作すると完全に水拭き吸引できました。
上の画像はシリアルのを除いた液体だけのパターンです。
1度目へ押し出すだけでほぼ完全にふき取りできます。水分でヒタヒタになったシリアルならば同じようにふき取りが可能です。
水分量はモップ自体の含水量に依存するため若干ペタペタ感が出ますが、乾きやすいので数分でサラサラな床面に戻りました。
最後に壁際、写真では「巾木」付近の液体での水拭きです。
FLOOR ONE S5 COMBOの右手側を壁際に当てるように水拭きをすると…
ご覧のように壁際ギリギリでも拭き残しがほぼありません。多少横方向にも吸引力が発生しているようです。
ただし巾木と床面は完全密着していない場合もあり、そこに水分が潜り込んでいることもあるので(アルコール)ティッシュなどで隙間の水分は吸わせた方が良いですね。
Tineco FLOOR ONE S5 COMBOのメリットと注意点
ここでは新品・箱だしから約10日間使用を続けて感じた5つのメリットと4つの注意点や留意点を解説。
Tineco FLOOR ONE S5 COMBOのメリット4点
できるだけコンパクトな水拭き掃除を希望するのであればFLOOR ONE S5 COMBOは候補の1つとなるでしょう。
コンパクトで取り回し良好!
FLOOR ONE S5 COMBOを語るうえで絶対に外せないのがそのサイズ感です。
水拭き掃除機は排水タンクや浄水タンク、更に水の経路など通常掃除機と比較してサイズはかなり大きくなりがちです。
開梱・組立て後の第一印象は、「思った以上にスリム!」。
スリムなので各液体トレイは大容量ではありませんが、【ちょっと使い】な局面にはベストマッチな大きさです。
次に重さ。
仕様上3.8kgです。
数ある水拭き掃除機の中でも軽い方です。
というのも水拭き掃除機の平均的な重さは4~5kg強あたりの製品が多いためです。
なおメーカー公称値は基本的に【乾燥重量】という機械部分のみの重さを明記します。
より現実に近付けるため、浄水タンクを満タンにした状態で計ってみます。
おおよそと注釈は付きますが、体重計で計ったところ4.5kgでした。
使ってみて重さに関する印象は次のとおり。
- 通常の掃除機よりかなり重いが重心が極端に下寄りなため思ったほど重くない
- ただし持ったまま階段を上るとそこそこ重い
- 自走力が強力なので押す力はほぼ必要ない
たとえばダイソン掃除機のようにバッテリーユニットが手元近くにあると10分間握っているだけもかなり疲れます。
反対にFLOOR ONE S5 COMBOは手元付近はほぼ重さを感じません。
実際に電源をONにするとグングン前に進むので軽いです。
方向転換時にはさすがにすこし重さを感じますが、総じて重さを感じにくいチューニングが施されていると言えます。
壁際ギリギリまで水拭き掃除が可能!
ヘッド全体の幅よりもローラーモップの幅は小さくなっています。
モーターなどの駆動系のメカがあるためですが、FLOOR ONE S5 COMBOはヘッドを真上から見るとローラー右側がヘッド端ギリギリに寄っています。
上の方のGIF動画にもあるように壁際ギリギリまで水拭きができます。
しかも意外なほど端っこまで水分をキッチリ吸ってきれいにしてくれます。
壁際の数cmが掃除できないのは思ったよりストレスを感じるためポイントが高いです。
自動で汚れをチェック!セルフクリーニングでメンテナンスが楽
ディスプレイ部でも【汚れモニタリンググループ】で視覚的にも分かる配慮がなされています。
掃除しながら即吸引→水噴射の工程でサイクルしているため、モップの状態によっては毎回クリーニングをする必要はありません。
充電スタンドに戻すとFLOOR ONE S5 COMBOはクリーニングすべきかどうかを自動で判断してくれます。
クリーニングが必要とアナウンスされたら手元の「水滴」マークのボタンをポチっと一押しするだけでOK。
もちろんコーヒーの汚れなども完全にクリーニングできました。
匂いを気にされる方は浄水タンクにキャップ1杯分の防臭・洗浄剤を混ぜることをおすすめします。
付属品もまとめて収納できる充電スタンド
特に掃除工具やスペアパーツの管理は大切です。
押し入れにしまいこんでしまう必ず無くしてしまう周辺パーツ。
見えるところに整理整頓できる収納兼充電スタンドは嬉しい装備です。
Tineco FLOOR ONE S5 COMBOの注意点3つ
通常の掃除機掛けは基本出来ない
基本的に水拭きオンリーです。
ローラーモップが一度水拭きすると濡れてしまためです。そのため通常の掃除機と2機掛け運用が必要です。
なおハンディダストケースへディスプレイ本体部を換装すれば通常のサイクロン式の掃除機として動作します。
また後述するオプション品を使えば完全な乾式の掃除機としても使用できます。
ヘッドの高さがあるのでベッド下や棚下空間は注意
通常の吸引のみの掃除機と比較するとヘッド構造が複雑なため大きい傾向にあります。
左右幅だけでなく、高さ方向も高いため、例えばTV台の脚の下、ベッド下などでは使い勝手が良くないケースもあります。また本体を傾け過ぎると浄排水トレイから水漏れする可能性もあります。
マニュアルにおいても傾ける角度は142°までと明記されています。そのため床スレスレに傾けることはできないため、総じて家具など設置物の脚まわりは掃除しにくいと言えます。これは水拭き掃除機全般の弱点でもあります。
各社ヘッドサイズが明記されていませんが、当ブログで手計測すると高さ70mmありました。
スティック型の絶対的な宿命:稼働時間が短い
FLOOR ONE S5 COMBOに限った話ではありませんが、スティック型掃除機の宿命であるバッテリー持続時間の問題は依然としてあります。手で持ち移動するという作業のため、重量が大きくなりがちな大容量なバッテリーを搭載しにくいからです。ここは充電池の技術的な進歩に掛かっていると思います。
フロアの水拭きの場合15~20分、ハンディでの吸引は25~50分
スティック型としては標準的な持続時間ですが、ハンディ型では液体などの重量物を吸い込む負荷が無く、また吸入経路も短いためモーター負担が軽くなります。
そのため最大で50分間稼働でき、車内清掃などに向いています。
(通常の小型ハンディクリーナーはそこまで持たない製品が多い)
仕様上15分から20分ですが自動モードで水拭きする場合、センサーにより稼働状態が刻一刻と変化するため、短くなることもあれば長くなることもあります。
Tineco FLOOR ONE S3との違い
最後に旧モデルのFLOOR ONE S3とS5 COMBOの違いをザックリと表にまとめてみました。
諸元 | FLOOR ONE S5 | FLOOR ONE S3 |
---|---|---|
本体部のサイズ | (手計測)幅140×奥105×高1050 mm | 幅140×奥105×高1100 mm |
重さ(乾燥重量) | 3.8kg | 4.4 kg |
AC入力 | 100-240V | 100~240V |
バッテリー容量 | 2,500mAh リチウムイオン | 4000mAhリチウムイオン |
定格出力 | 190W | 220W |
最大吸引力 | 22W | 30W |
騒音レベル | 78dB | 78dB |
稼働時間 | フロアウォッシュ:15~20分、ハンディ:25~50分 | フロアウォッシュのみ:25~35分 |
充電時間 | 3~4時間 | 3.5~4.5時間 |
水の流速 | 30~100ml/min | 30~100ml/分 |
浄水タンクの容量 | 0.5L | 0.6L |
汚水タンクの容量 | 0.45L | 0.5L |
防水規格 | IPX4 | IPX4 |
FLOOR ONE S3とS5の違いは下記の違いがあります。
- サイズや重量のダイエット
- そのダイエットに伴う各種のデチューン(タンク容量、バッテリー容量、表示部サイズ、ヘッドサイズなど)
- 水拭きオンリーの3S、ハンディ吸引も可能なS5
見た目の形状にも違いがあり、S3は前面に給水・排水タンクがあり、S5は前後面で分かれています。
全体的に容量の大きめかつ吸引力のS3、壁際掃除も含めて取り回しに優れたS5と言えます。
ドライヘッド可も可能:FLOOR ONE S5 COMBOのオプション
水拭き掃除機FLOOR ONE S5 COMBOの1台でフロア乾湿両用で使いたい、というケースにはTinecoのオプションキットを購入することで可能です。
内容物は下記の通りです。
- ドライローラーヘッド
- 延長スティック×2
- ソファ・マットレス・布団用ヘッド
- スタンド
家の掃除機はまとめてTineco製品に一元化することもできます。
まとめ:掃除機のスリム化の効果は大きい
FLOOR ONE S5 COMBOは水拭き掃除として、できるだけスリムでコンパクトになるよう企画された製品です。
通常の掃除機単体と比較すると、特にヘッド部が大きくて重いは事実です。しかし女性でもギリギリ苦痛を感じさせないほどの取り回しせるサイズ感であり、強力な自走力によって、重さを軽減する作りになっています。
またローラーモップの右側がヘッドギリギリに位置するため、壁際の水拭き作業がスムーズにできます。
因みにローラーモップの芯からヘッド部筐体の端までは目視で約7mmから8mmほど。
(反対側は30mm弱と普通)
もちろん水拭き掃除機としての実力は折り紙付きで、固形や半固形物、液体問わず高回転駆動されるローラーモップによって確実に掴み取り吸引します。乾拭きはできないため、直後は水分が残りますが乾くとサラサラな床が蘇ります。
また定期的に腰痛に悩まされているため、床に這いつくばっての雑巾がけが無くなったのはQOLがまさに爆上がりポイントでした。
反面水路の組み込みなど通常の掃除機よりも構造が複雑なため、特にヘッド部はどうしてもサイズが大きくなりがち。
またヘッドの高さも少し高めで、かつ水タンクの漏れの可能性から本体を極端に傾けられないため、低床なベッド下やキャビネット下などは若干苦手とするフィールドとなります。
取り回し性を考慮して環境とのマッチングを考えてみました。
吸引力も含め容量大きめ!大きめな部屋・壁の凹凸が少ない部屋ならFLOORONES3 取り回し重視!真四角ではない部屋や小さめな畳数の部屋ならFLOORONES5COMBO
ただ壁際の水拭きもできるS5に断然心が動きます。
なお汎用性の高さも魅力的で、ハンディクリーナーに早変わりできるので普段のちょっとした吸引や車の掃除機としても使用できます。
面倒な水拭き作業を少しでも楽したいと思った時、コンパクトなFLOOR ONE S5 COMBOを時短ツールの1つして導入してみてはいかがでしょうか?
では!