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【マイクラ特化】Intel 12世代CPU12100F+GTX1650LPで作る子供用スリムゲーミングPC

2022年12月12日

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ゆびきたす
ゆびきたす

こんにちは、ゆびきたすです!

最近こゆびたち2人(8歳と12歳)の壮絶バトル。
原因はPCの取り合いです。

兄弟で1台を共用というのはかなり不平不満が募ります。
安い(名ばかりの)ゲーミングPC作るしかないか…

Child’s Slim PC For Minecraft

昔BTO構成のPCでマイクラを始め、内蔵グラフィック(以下GPUと略)のカクカク具合に呆然として後付けGPUの世界へ。

そんな姿をずっと見ていた長男。
「僕もPCでマイクラしたい」
そんな発言からそれまでのBTO+GTX1080TiのPCを長男へプレゼント。
ローマ字入力から英語教育にも役立つかなという思惑もありました。

そして当時横で見ていた次男(4)も
「おとうしゃん、僕もぱそこんでマイクラしたい」

「…それなら二人で順番に使いなさいね」と行ってからの4年後の現在。

熾烈なPCの取り合い(笑

そこで前回記事のの副業PCに加えもう1台組み立てすることにしました。

組み立てコンセプトは

  • 予算10万円以内(手持ちパーツ有)
  • 省スペースで省電力
  • ホワイト系ケース
  • 【手持ち】m.2 NVMe(WD SN750)と2.5インチ SSD(WD Blue )
  • 【手持ち】モニター:解像度FHD(1,920x1080)+リフレッシュレート60Hz
  • Java版マイクラ:9割、フォートナイト:1割
  • 小型マウス&テンキーレスのキーボード(1つのUSBポート兼用タイプ)

なお釣り記事みたいに子供用としていますが、普段の軽作業でも充分お釣りがくるサクサクなスペックです。

  • PCでマイクラをやってみたいけれど、どのくらいのスペックが良いのか不明
  • SteamやEpicなどのPCゲームの入門用としてはどのくらいの構成が良いか不明
  • PCショップで見かける大きなケースのPCは避けたい
  • 無駄なソフトウェアがてんこ盛りのメーカー製PCは避けたい
  • 自作に挑戦したいが、いきなり高価なパーツを扱うのは怖い

こんな方に構成の参考になればと思います。
それほどハードウェアのハードルが高くないマイクラですが、快適なプレイを目指すならば外付けのグラフィックカードは必須です。
※快適なプレイとは概ね60FPS(パラパラ漫画でいう毎秒60枚)以上

反対にCPUの中にグラフィックス機能が内蔵されている場合だとどうなるかは、過去記事の中で少し触れています。

AgamesでForgeマルチプレイ:国内最安サーバーの立て方と契約の注意点 - 電子徒然雑記 (creas-labo.org)
(記事のやや下寄り「下位CPU内蔵グラフィックの場合:快適性ゼロ」の項)

スリムケース前提のパーツの選定:コストと性能バランス

Slim White PC Case

構成の中で、マイクラが快適にプレイできそうな構成に目星を付けます。

  • CPUの性能・・・できれば6コアくらいで、可能なかぎり新しい世代
  • GPUの性能・・・スリムケー前提だとロープロファイルモデルのみ
  • メモリの性能・・・DDR4 16GBくらいで充分
  • 書き込むストレージ速度・・・SSD必須

CPU・メモリ・ストレージの選択

まずCPU。
第12世代のCore i5 6コアあたりがが理想ですが、予算が少し厳しい。
12世代CPUはシングルスレッド性能が良い感じなので、コア数は目をつむります。

そもそもマイクラは以前よりはマシになったとはいえ、それほど多コアのマルチ動作が得意ではなさそうなので4コア8スレッドで妥協です。

またGPUトラブル時切り分けの保険になる、CPUに内蔵GPUの有無ですが、コストを抑えるために内蔵GPUが無効化されている末番「F付き」モデルに泣く泣く決定。

メモリはmodなどを考えると16GBは欲しいです。

転送レートはそれほど高レートなものは不要。

今回は安かった3200タイプをチョイス。

ストレージはm.2 NVMeタイプならば配線がスッキリします。

これに余り物の2.5インチSSDを追加装着。

※複数のストレージを搭載する場合はケースの搭載可能台数に注意が必要です。

ロープロファイルGPU選択の注意

MSI GTX1650 LowProfileModel

次にGPU。
スリムケースの時点でnVIDIAのゲーム用途ではGTX1050(同Ti)もしくはGTX1650のロープロファイルモデルになります。

ロープロファイルとは通常のモデルよりも奥行きが狭くなった規格で、スリムケースには基本的にロープロ規格しか取り付けできません。

ロープロモデルのGPUは残念ながら選択肢ほぼ無し。

比較すると、よりゲーム向きなのはGTX1650の方なのでこちらに決定です。

MSI 1650 LP's 2DisplayOutputs

予算が気になるので価格的に安価だったMSIとASUSのモデルターゲットを絞ります。

ここでGTX1650ロープロファイルモデル選択の注意点

まずGTX1650には世代があります。

世代1代目 2019.04-2代目 2020.04-3代目 2020.06-4代目 2020.07-
GPUコア名称TU117TU117TU106TU116
アーキテクチャTuringTuringTuringTuring
プロセスルール12 ㎚12 ㎚12 ㎚12 ㎚
クロック1485 - 1665 MHz1410 - 1590 MHz1410 - 1590 MHz1410 - 1590 MHz
VRAM(ビデオ用メモリ)GDDR5/4GBGDDR6/4GBGDDR6/4GBGDDR6/4GB
メモリ速度128.1GB/s192GB/s192GB/s192GB/s
NVEnc世代第6世代第6世代第7世代第7世代
TDP75W75W90W80W
補助電源PIN6Pin

ロープロファイルモデルは補助電源無しとなるので第3世代以外になります。

ただ各公式を覗いてもコア名称(TU〇〇〇)が記載されていません。

どれがどれなのかややこしいのですが、現在販売されているGTX1650ロープロファイルモデルの仕様を上の世代の表に当てはめていくと

  • MSI GTX1650 4GT LP 第1世代
  • ASUS GTX1650-O4G-LP-BRK 第1世代(オーバークロック)
  • Gigabyte GV-N1656D6-4GL 第2世代?TDP不明
  • Gigabyte GV-N1650OC-4GL 第1世代(オーバークロック)
  • ZOTAC ZT-T16520H-10L 第2世代

大きな差はクロックやビデオメモリ、NVEnc(エンコーダ)世代の違いです。
ロープロモデルは第1および第2世代に偏っているようです。

またモニター側の入力端子を事前確認することにプラスして出力端子の種類と数にも注意する必要があります。
※特に2面以上のマルチモニター化の場合

※「ASUS GTX1650-O4G-LP-BRK」、「ZOTAC ZT-T16520H-10L」や「Gigabyte GV-N1650OC-4GL」には「HDMI+Displayport+DVI-D」の3端子が各1個装備
更に「Gigabyte GV-N1656D6-4GL」には「HDMI×2+Displayport+DVI-D」で、最大4枚のモニター接続が可能。

そして今回の候補 MSI「GTX 1650 4GT LP」は

  • 接続可能なモニターは2枚まで
  • 出力端子はHDMI(v2.0)DVI-D(デュアルリンク)の2つのみ

最近のモニターのほとんどにはHDMI端子はついていると思います。

しかしマルチモニター化したい場合、当たり前ですがDVI-D接続できないモニターだとアウトなので注意。

特に今回のように内臓GPUが無効化されているCPUと同時に組む場合、CPU側の内臓GPU(マザーボードの出力端子)からの出力も併用できません。

もしDisplayport接続したい場合は同じく安価なASUS製があります。
樹脂製(?)バックプレート付

第1世代なのになぜか高額なGigabyteの3系統出力&オーバークロックモデル

最大4つの画面接続なら唯一の選択肢であるGigabyteのGDDR6モデル

DVIも含めて3画面出力出力可能なZOTAC

ちなみに手持ちのエプソン・モニターがHDMI+DVI-Dという構成なのでコダワリは全くなし。
予算を抑えるため5つのモデル中一番安価なMSIに決定。

構成まとめ

以上を踏まえての構成は

  • ケース IN-WIN IW-BL634W/300B2(300W電源付)@16,300円
  • CPU Intel 12100F @16,300円
  • CPUクーラー Noctua NH-L9i-17xx @6,100円
  • マザーボード ASUS PRIME B660M-A D4 @15,200円
  • GPU MSI GTX1650 LP @24,500円
  • メモリ Team ELITE TPD416G3200HC22DC01-EC @6,500円
  • キーボード&マウス ロジクール MK245n WH @2,900円
  • アクティブスピーカー Edifire ED-R12UWH @2,900円

小物まで入っていますが、2022年12月初旬での新品合計はおよそ9万円。
(ケースはたまたま半額の中古品を発見したので幸運でした)
PCパーツは現在相場が高めで時期が悪いです…

ストレージを最低限で組み込むと10万円以内というところでしょう。

ただWindows OSも別途必要となるとかなり高額になります。
幸い過去に購入して現在は使用していないWindows10パッケージがあったので、そのプロダクトキーで認証完了。

また12世代CPUを使うならCPUの反り対策品を保険としておすすめします。

CPUの反りとは?という疑問には以下の記事で対策品などを含めて紹介しています。
※性能差は恐らくありませんが、Thermallightの接着剤はみ出し問題も事例を挙げています

追記:Windowsのライセンス認証【プロダクトキーを確認したい】

Windows Activation

組み立てした新個体は2台のSSDのみ再利用。
組立て後、Microsoft公式サイトからUSBメモリにツールを入れてOSインストールを行いネット接続します。

設定>更新とセキュリティ>ライセンス認証 の流れで表示させると「Windowsはデジタルライセンスによってライセンス認証されています」と表記済み。

ここで疑問です。
マザーボードから何からSSD以外は元構成と全く違います。

しかもOSインストール時にプロダクトキー入力を省いています
では一体何のプロダクトキーで認証されているのか?という疑問が沸きます。

後日ライセンスが外れるということは避けたいので、まずプロダクトキーを調べます。

注意するのが「Windows10 プロダクトキー確認」などでGoogle検索すると出てくる、コマンドプロンプトで「wmic path SoftwareLicensingService get OA3xOriginalProductKey」と入力するコマンド。
これは基本的にプリインストールされているメーカー製PCに有効な調べ方で、自作でOS別個に購入しているケースでは表示されません。

やり方は

  • フリーソフト「ProductKey」(Google検索)
  • VB Scriptを作って確認する

の2つ方法があります。
筆者は2番目のVBscriptをサクッとコピペして確認しました。

作り方は下のプルダウンを開いて確認してみて下さい。

作成したファイルをダブルクリックして出現する小さなウィンドウ内にキーが表示されます。
同時に「Save to a file?=ファイルに保存しますか」と聞かれるので、「はい」をクリックするとキーを記載したテキストファイルがデスクトップ上に作成されます。

Show Windows ProductKey

…というやり方で確認したのですが、どこかで見たことあるキー配列。

VK7JG-NPHTM-C97JM-9MPGT-3V66T」!

いわゆるWindows10の汎用キーで認証されている状態でした。

いや、認証されていると言って良いのでしょうか…
Windows7などからアップグレードするとこういった汎用キーになるのは聞いたことがありますが、今回は「ほぼ」新規のハードウェア構成なので「ライセンスされていません」と表示されると思っていたので謎です…

これでは今後が心配なので、ほかのPCからOS削除したWindows10 Proのパッケージのプロダクトキーを入力してすんなり認証完了。
過去MicrosoftアカウントとOSを紐づけもしていないのに案外簡単にでした。

なお今回のPCは以前の記事【 Intel Core i5 12400+GTX1650LP:旧製品で作るスリムな副業PC 】と組み立て方がほぼ同じなので参考にしてみて下さい。

デフォルト設定のIntel 12100FとGTX1650 LPの実力

マザーボードの設定でCPUの特性は少しかわりますが、特に触る必要性がないのですべてASUSデフォルトです。

まず起動からして想像以上に俊敏でエントリー構成なわりにサクサク!
(2022年12月まで使用した)旧世代の8700kよりも高速です。

8700Kと比較して1200系のシングルスレッドの素性の良さゆえでしょう。

ちなみに目安のため軽めの簡易ベンチとしてCPU-Zを回し、HWiNFOで温度確認。

CPU-Z Benchmrrk@12100F
CPU温度はDTSかEnhancedの方かで多少違いはありますが、温度的には問題なさそう

マイクラのスタート機としては充分に良い性能です。

次に8700K@ALL4.7GHzの結果。
片やデフォルト設定の12100F、片や全コア4.7GHzのちょいオーバークロック8700K。
8700Kのシングル性能、まさに涙目です。
なんと20%以上の差が出ました。

12100Fの圧勝ですね…

マルチスレッドスコアはスレッド数で何とか勝っていますが4世代も離れると産廃扱いされるのが分かる気がします。

CPU-Z Benchmrrk@8700k

Intelの1200系は上位モデルでは「爆熱」とか「消費電力がヤバイ」と以前よく聞いていましたが、下位モデルだと特にそんな印象も感じません。
CPU-Zは負荷がそれほど重いわけではないので温度はこんなものかと思います。
13900Kを使った記事では、発熱状態の把握と安定性を見るためOCCTを回していますが、今回のCPUでは不要と判断。

更に参考に12100(-F)の1つ上位となる「12400」のモデルでは下の画像の状態です。
Intel Core i5 12400+GTX1650LP:旧製品で作るスリムな副業PC - 電子徒然雑記 (creas-labo.org)
ゲームに必要なシングルスレッドのスコア的にも温度的にも似たような感じです。
ベンチ時間が短いのですがどちらも最高49℃で両方ノクチュアのCPUクーラーですが、とても静か。

Reference 12400 Scores
シングルスレッド679で12100Fとほぼ同じ、マルチ4976とコア数の多さではマルチ性能は優れる

12100Fの4コア8スレッドの安さ、12400ぼ6コア12スレッドのマルチスレッドの底上げを狙うかは、プレイするゲームのマルチスレッド対応状況などお好みとなります。

ベンチを走らせたところで実効性能がそのまま実ゲームに結びつくとは限りません。
参考程度の数値ですが12100f+GTX1650の結果は上々。

さて気になるマイクラの実FPSですがドキドキしながら確認すると…
マイクラ:全て描画優先、16チャンク
(黄昏の森mod以外はOptifineを導入済)

Train mod@60FPS

心配をよそに余裕でした。

・黄昏の森1.19.2
・銃mod 1.12.2
・Train(電車)mod 1.7.10

いずれもFHD解像度でほぼ60FPS張り付き可能。

遅延を気にするような構成ではないので垂直同期はオンのままです。

144Hzのモニターに慣れていたりすると違和感は感じますが、肝心のこゆび(8)の感想は「すごいサクサク!サンタさんありがとう」(あれ、父上には?)
ということなので本人が気にならないようなので良しとします。

試しに電車modで垂直同期を切ってみると500~600FPSほどは出るようです。

まだ大規模に路線を引いていないようですがこれだけ出るとは少し驚きました。
GPUの影響は案外少ないのかもしれません…
ワールドの重さにもよりますが将来的に144Hzモニターでも楽しめそうです。

Train mod FPS

次回はもっと重めのワールドで試してみようと思います。

次におまけで確認したフォートナイト:DirectX 12かつ中設定

Fortnite@Middle Setting@DX12
※GPU温度の項は左から「現在」「最低」「最高」「平均」の順

動き回っていても55~60FPSあたりは出ますが、問題はGPUのファンノイズの大きさ。

上記HWiNFOではなぜかファン回転数の取得ができていませんが、ファン稼働率50%を超えるとかなりの騒音
Afterburnerでファン回転のコントロールは可能ですが、早めに回しておかないと狭いケース内の温度が不安です。

特にデスク上にPCを設置しているとかなり気になりますので、今回の構成では中設定以上は非推奨。

そこで普段PCでフォートナイトをプレイしている長男のすすめでDirect X付近の設定を変更してみます。
(筆者はフォートナイトをプレイしたことありません)

フォートナイト:パフォーマンス設定(最低設定?)

Fortnite@Low Setting

見た目にテクスチャなどの品質がダウンしますがこの設定ならば負荷が低くて良いです。

Fortnite@Low Setting Temp and FPS
人がいるところでも60FPSキープな上、全く50℃にも達せずで良い感じ
※GPU温度の項は左から「現在」「最低」「最高」「平均」の順

GPU温度もかなり低く推移し、ファンも低速のまま静音で画質以外は文句なし。

60Hzまでのモニターを併用したマイクラ特化+フォートナイト低設定のPCとしては、省スペース・低消費電力かつ低騒音で扱いやすい構成になりました。

まとめ:スリムなマイクラPCは良いもの

My Child's Low Spec PC

こうしてみるとマイクラ特化型PCを作るなら

①CPUのシングルスレッド性能
そこそこのGPU性能
メモリ量(mod対策)

の順でパーツ優先度を図るべきです。

マイクラ特化型Cの構成でいくつか留意点があります。

過去に殻割り+クマメタル化し5.1GHz化した8700KにおいてもFPS寄与度は誤差程度。
更にマザー設定のIntel HyperThreadingのオン・オフもほぼ変化なし

CPUのIPC(クロックあたりの処理命令数)の影響がより大きいのでしょうか。

マイクラではCPUの無理なクロックアップの恩恵が小さいため、12100のような低クロック・少コアのCPUでもシングル性能があれば意外とFPSが出ることが分かりました。
このCPUには純正CPUクーラーも付属しているのも財布に優しいです。
(ただし高負荷だとうるさいです)

また今回のGTX1650は、同じく補助電源なしのGTX1050・1050Tiと共にローエンドGPUカテゴリですが、比較的ゲーム向きと言えるでしょう。
ただし1650で低消費電力かつ低騒音で快適動作するのはFHD解像度くらいと考えておいた方が無難です。

またゲーム内グラフィックの設定では低設定推奨で最大でも中設定までに抑えましょう。
ロープロファイルのグラフィックカードでは負荷が高まるほどにファンが相当に騒々しいものになります。

次にmodや関わるデータを入れる場合。
メモリ容量は最低ライン16GBくらい欲しいです。

OSが重くなりにくい目安として、マイクラ以外に最低8GBほどは残しておくのが良いでしょう。

Memories@Minecraft
電車mod用に6GBをマイクラに割り当て

もちろんmodを使う場合は、マイクラ内のJavaの引数の設定にも留意が必要です。

筆者はプレイしたことがありませんが、長男が普段長々とプレイしているのがReal Train Mod。
相当数の列車データを入れているためか、快適に遊べるのは「-Xmx」の値は6GBあたりだそうです。
(3~4GB設定だと一瞬止まったりするそうです)

これを踏まえて次男PCでも長男PC環境と同じ構成としておきました。

少し触った感じ特に問題は無さそうです。

マイクラのメモリ割り当ての注意点

modも少なくメモリ展開されるデータが少ないのに、Java引数で過大にメモリ割り当てをするのは避けましょう

主にjavaのGC(ガーベジコレクション)での問題ですが、メモリ解放のタイミングでスタッターのようなカクツキ症状が大きく出るケースもあります。

またメモリクロックですが、過去に別のPCで上げたり下げたりしてみましたが、正直FPS寄与はそれほど無さそう。

今回手持ちの中古を再使用したストレージ。

たまたまm.2 NVMeを使用していますが、安価な2.5インチ型のSSDでもゲーム中の体感はほぼ変わりません。
よりコストと発熱を抑えるならば2.5インチ一択です。

最後に保険として使っても良いかな、と感じるのがIntel 12世代CPUの反り問題対策パーツ
過去記事「Intel Core i5 12400+GTX1650LP:旧製品で作るスリムな副業PC」でも少し紹介しています。

マザーの分解に該当し保証がなくなる可能性もあるため万人にはおススメできませんが、噂のCPU反りを少しでも気にするのならば同時に装着がベター。

マイクラに加えてフォートナイトも低設定であれば低発熱・省電力で思ったより普通にプレイできる構成でした。

以上マイクラ9割、フォートナイト1割のマイクラ特化の快適エントリーPCの解説でした。

限られた予算でエントリークラスながらもマイクラなら何とかなりそうですね。

では!

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  • この記事を書いた人

ゆびきたす

妻子持ち副業ブロガー 趣味のPCや家電の事を徒然なる心のままに。 ※アフィリエイトプログラム参加中

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