広告 ソフトウェア

AgamesでForgeマルチプレイ:国内最安サーバーの立て方と契約の注意点

2022年11月6日

◆この記事には広告を含む場合があります◆

Agames TOP Image@Mincraft-Forge
ゆびきたす
ゆびきたす

我が家の次男こゆび(8)のつぶやき

「お父さんとパソコンの黄昏の森をしたい」

(うえぇ…サーバー立てるの面倒くさそぅ…)

国内最安・高スペックなマイクラサーバーのAgames!

そもそもマイクラには家庭内LANを利用したマルチプレイができる機能が備わっています。

このローカルマルチプレイ方式には次の問題点があります。

  • サーバーの役割のPCが起動していないとプレイできない
  • 毎回変わるポート番号の入力が面倒
  • 【環境依存あり】Windowsのファイアウォールにブロックされることがある(解除可能)

そこで余ったPCで自前でマイクラ専用サーバーを立てておけば運営は自由自在です。

しかしマイクラのサーバーでよく使われるLinux系OSのセットアップには相応の知識が必要で、宅内限定使用でもポート開放などセキュリティ面のリスクにも十分に注意する必要があります。

なお通常のWindows OSはサーバーとしての使用が推奨されておらず、かといってWindwosサーバーの正規運用上クライアント数に応じたCAL(クライアント・アクセス・ライセンス)が必須だったりとかなり煩わしい仕様です。

そのためAgamesの契約前に同じくLinux系サーバーだと思われる無料の【Aternos】を使ってみました。

記事ではバニラサーバーを紹介していますが、このサーバーには大きな欠点があります。

  • 操作ラグが非常に大きい(サーバースペックが不明かつ物理的な距離が遠い)
  • 人が多いと激しく繋がりにくい

という問題です。例えば連続したブロックの設置やチェストの開閉が遅延するなどかなり気になる大きなラグがでます。
これでは安心して遊べませんし、人にもおススメできません。

そこで国内で運営されているサーバーに参加すればネットワークも問題の解消できる可能性があります。
また同時に外部のサーバーに演算処理を任し、自身のPCで描画を行いマイクラの処理の【分業】をすることで動作が軽くなる可能性もあります。

このあたりは過去の記事を参考にして下さい。

RTX4090 Discrete-Graphic-Card

分業により自身のPC負荷が軽くなるとはいえ、快適なフレームレートの目安60fps超を目指す場合CPUなどとは物理的に分離した【グラフィックカード】は必須装備です。なおグラフィックカードは「グラフィックボード」とか「ビデオカード」「DGPU(Discrete GraphicProcessingUnits)」などとも呼称されます。

描画負荷の低めなマイクラといえどCPU内臓グラフィック(iGPU/internal GPU)ではかなり負荷が大きいため、エントリークラスのグラフィックカードを追加するだけで非常にスムーズになります。

比較的自由にマルチプレイ環境を構築できるのがVPS契約の良い点ですが、知らないサービスの契約は不安なものです。

そこでまずは縛りのない月額プラン、かつ安価なものでお試ししましょう。

因みにどうしても無料の体験が必要という場合には【ABLENET VPSマイクラサーバー】(10日間)もあります。

今回の記事ではマイクラサーバーとして自由度の高さとサポートの評判の高さからAgamesを契約してみました。

業界最安値と謳われるAgamesがどこまで使えるサービスなのか先入観無しでプレイしてみました。

結論:Agamesの動作は

非常に快適に動作します!

標準サーバーEpycサーバー共にフレームレートもシッカリ出ているので、実際のサーバースペックも十分であると想像できます。
またネットワークの遅延もほどよく高速で問題なしで、さすがの国内データセンターです。

ただしメモリの容量は余裕をみての契約がベターです!

なおマイクラのバージョンがJAVAの1.17以上のバージョンでは、最安値の標準の200円プランは【選択不可!】なので注意。(理由は後述

国内最安・高スペックなマイクラサーバーのAgames!

Agamesの特徴

Agamesは国内にサーバー拠点とするVPSサービスです。
2019年2月設立し、2020年からマイクラ(+ほかのゲーム)のマルチサーバーの販売を開始。今年(2024年)で5年目に入る、とても若いサービスと言えます。

マイクラサーバー初心者目線でAgamesの特徴は

  • 単月契約でもスペックのわりに安価!
  • 国内サーバーである(物理的な遅延が少ない)
  • 各種割引もあり。学割対応も可能
  • マイクラサーバーの知識があれば設定の自由度が非常に高い!
  • チケット発行・Discord経由など多方向かつ迅速なサポート対応

最初の設定さえできればそれほど難解ではないのも良い点です。

類似スペックなら他社より安いAgames

マイクラのレンタルサーバー大手のConohaやさくらのVPSなどの通常料金と比較して謳い文句通り安価です。
仮に統合版かつ極小人数でマルチの場合には最安200円/月から契約可能です。

下記に1ヶ月契約の各社の最低構成その価格の比較を載せておきます。

CPUコア数/メモリストレージ容量1ヶ月単月契約の月額長期契約割引体験版の有無
Agames4コア/1GB25GB200円(割引最大9)6ヶ月もしくは12ヶ月3日間有料体験版(60円から)
Conoha3コア/2GB100GB1,259円割引 最大76%超)~36ヶ月なし
さくらのVPS2コア/1GB50B935円(大阪リージョン)(約8%)12ヶ月あり
条件:クレカ払いのみで2週間/2台まで
ABLENET2コア/1.5GB40GB1,234円(割引最大21%)12ヶ月10日間無料体験
X Server3コア/2GB50GB1,150円(割引最大 約28%)~36ヶ月なし
(注意)Agamesの体験版はメモリなどを変更すると初期費用が必須!

最低構成ではAgamesのメモリがたったの1GBとかなり少ないですが、統合版でコスパ重視でプレイしてみたい場合には最適なプランと言えるでしょう。ただしマイクラはプレイ時間と活動範囲の拡張と共に重くなる傾向のため、永続的な安定性を考慮するとメモリは2GB以上、できれば4GBを推奨します。

各社契約上の注意点まとめ

  • Agamesの標準サーバーのみリソース確保のため毎朝4時に自動シャットダウンされる(手動の起動が必須
  • Conohaの魅力的なシステムに見える「時間課金」方式では、一時停止するには一旦サーバー自体の削除が必須
  • さくらのVPSでは初回請求金額が2か月分(次月分先払い)で、1回目は935円×2か月=1,870円必要。試用期間後の本契約は最低3ヶ月間使用が必須条件
  • ABLENETでは月額および初期費用についてそれぞれ新規価格と標準価格の記載があり、料金体系が分かりにくい
  • XServerでは月の15日を中心とする料金日割りの考えがあり、想定していない請求金額になるケースがある(特に16日以降の申し込み)

以上のように各社とも契約には様々な注意点があります。

そして下表は快適な動作が保証できる4コア4GBメモリ(+メディア最低容量前後の構成でのもっとも安価な構成の比較表。
通常メモリ容量やCPUのコア数でプランの差別化がなされていますが、Agamesはまずサーバーのハードウェアスペックで大きく3つのプランがあります。

CPUコア数/メモリストレージ容量1ヶ月単月契約の月額長期契約割引(最大値)体験版の有無
Agames標準4コア/4GB25GB1,400円(割引 16.%)~12ヶ月3日間有料体験版
(60円/メモリ1GB~)
AgamesEpyc8コア/4GB50GB2,500円(割引 16.%)~12ヶ月3日間有料体験版
(120円/メモリ1GB~)
Agamesプレミアム6コア@5GHz/4GB50GB3,100円(割引 16.%)~12ヶ月3日間有料体験版
(180円/メモリ1GB~)
Conoha4コア/4GB100GB2,408円(割引 74%)~36ヶ月なし
さくらのVPS4コア/4GB200GB3,740円(割引 約8%)~12ヶ月あり
条件:クレカ払いのみで2週間/2台まで
ABLENET4コア/6GB100GB4,012円(割引 約14%)~12ヶ月あり 最大10日間無料
X Server4コア/4GB100GB2,200円(割引 約23%)~ 36ヶ月なし
少人数なら4コアで問題無し。ただメモリは余裕をみると4GB以上が安心

特にConohaは長期の割引率の高さが魅力的ですが、いきなり3年契約は手が出しづらいと思います。比較するとAgamesの特徴は

  • メモリやCPUコアのスペックのわりに最安な価格設定であること。
  • ストレージ容量は少なめ(NVMeであるのはメリットか)

有料ながら3日間のお試し期間があるので短期間ですが動作確認もできます。
しかし目的とするメモリを増量するなど基本の1GBから構成を変えると思ったよりも高く感じる3日間になってしまうかもしれません。

例:メモリ4GBのプレミアムコースを3日お試し

最低コア数6コア、最低ストレージ容量50GBとなり、しめて600円也(1日200円)

そのため有料体験は少し使い勝手が悪いかなという印象です。

初回契約をどうしようか迷った場合の参考として、筆者は以下のようにしました。

単月契約の上、数ヶ月間動作の確認をした上で長期契約に移行

Agamesではアップグレード、もしくはダウングレード(返金は不可)が自由にできます。そのため「過剰スペックだった!」もしくは「スペックが不足!」と感じた時は切り替えが可能です。ほぼ後者のパターンだと思いますが…

また期間限定イベントが不定期で開催されるのも面白い試みで、Discordでのキャンペーンチェックも欠かせません。なお料金体系の変更の速報もDiscordが速いです。

まずはご自身にマッチしたプランを見つけてみて下さい。

\ マイクラ特化マルチサーバーはAgames! /

国内サーバーである

Data-Center in Japan
メンテナンスによりノード数などは随時変更されています

Agame公式でも推している特徴のひとつが「国内」設置のデータセンターであること。
マイクラから見えるping値(20ms~30ms前後)は間違いなく国内のものでしょう。
※一般的にサーバー所在地がおとなり韓国あたりでで50ms以上、東南アジアあたりで100ms前後が目安

サーバーの運営会社は「AWAKENING合同会社
>>>Google マップ@〒220-0004 横浜市西区北幸二丁目10番地28 むつみビル3F
同住所のビルにはほかにもIT系の企業が入っているようです

運営統括責任者:セバスチャン・マゾ
電話番号 050-5534-8985 ※サポートや注文の受付は不可
メールアドレス contact@agames.jp


各データセンターは公式Discordによると、東京と横浜のデータセンターを使用しているようです。

サポートはもちろん日本語対応です。日本の方なのかどうかは分かりませんが、コミュニケーション上では問題は感じません。

なおVPSサーバーの基本的な質問は公式で良いのですが、【マイクラサーバー】自体に関する質問は公式のチケットでは解決できないこともあるので、Discordで質問しましょう。
サポートのみならず、マイクラ猛者たちが親切に回答してくれることも多いです。筆者も何度かお助け頂きました。

欲しい情報が早期に得られることは非常に得がたい良サービスだと思います。

長期割引や学生割引がある

Discountings@Agames
Student Discount@Agames

半年間・1年間の長期契約の割引や学割があります。

  • 半年払い・年払いプランあり・・・~16%強の割引
  • 学割15%オフ・・・小学生から大学・専門学校生まで(詳細は公式Q&Aの学割について

支払いの方法など

Payment Rules

お支払い方法は全部で3つで、支払いタイミングなどは下記の通り。

  • クレジットカード:信販各社で決まった引き落とし日
  • Amazon Pay:サービス開始時
  • PayPal:サービス開始時

どれも即現金を動かすものではなく、基本的にクレカ中心の決済のみとなります。ABLENET VPSのようにコンビニ振り込みなど、支払い対応幅がもう少し広ければ学生さんや現金決済派には嬉しいでしょうね。

なお2回目以降のお支払いは、申し込み日と同じ日になります。
例:1月1日にサービスを申しむと、毎月1日に契約更新及びお支払い(≒決済)になります。

豊富な種類のサーバー

Sevrer Editions@Agames

Agamesの対応サーバーが特別多い…わけではありませんが有名どころのテンプレートは一通りそろっています。

  1. Vanilla(バニラ=素の状態)
  2. Forge(modサーバ/以下サーバーは略)
  3. Paper(プラグイン)
  4. Spigot(プラグイン)
  5. Mohist(mod&プラグイン)
  6. Bedrock(統合版)
  7. PocketMine(PEエディション/プラグイン)
  8. Bungeecord(プロキシ)複数サーバー間の移動が可能
  9. Waterfall(プロキシ)同上
  10. Airplane(プラグイン)大規模系に見られる
  11. McXBOXBroadcast(標準サーバーのみで選択可)XboxLive経由でサーバーを配信可能なGeyser(プロキシ)拡張

modサーバーではFabricも欲しかったかな?となんて贅沢言ったり。2023年6月Fabric提供開始・対応しました! 
>>>現在選択できなくなっています…残念

契約の方法:エディションによる選択メモリ制限

公式サイトにアクセスし「新規登録」をクリックし、流れに沿って必要事項を入力しアカウント作成します。

なお初期では「名、姓、メールアドレス、パスワード」あたりの入力だけでアカウント作成可能です。
しかし後に登録情報を変更しようとすると「住所の入力が必須、○○必須」とアラートが出て変更保存ができませんので注意。

正常に作成できるとメールで案内が英文で届きます

E-Mail@Agames

いよいよサービスの選定になります。

アカウントホームのページ中ほどの「こちらからサービスの利用を申し込み頂けます」がリンクなのでここから。
もしくは左の欄の「サービス」から「新しいサービスを申し込み」からでも可能です。

Service_Agreemenst@Agames
2022年契約当時の実際の申し込み画面。現在は仕様が変更されています

次に各プランの選択画面。2022年後半から2023年前半に掛けてプランの統廃合が相次ぎましたが、基本的に 標準Epycプレミアム の3種類のサーバーが用意されています。

実際の契約時に選択する必須項目は

  • お支払いプラン・・・月々/半年/1年払い
  • エディション・・・バニラ/Forge/Mohist/Paper/Bedrockなど
  • RAM(メモリ量)・・・エディションによって選択可能メモリが違う
  • CPU・・・4コア・8コアなど
  • ストレージ容量・・・25GB~50GB

基本的にはできるだけ低予算で組み、不具合や容量不足があるならグレードアップすると良いでしょう。

CPU And Memory Check@Agames-Console

上画像のようにメモリやCPU使用率はサーバーコンソールのある画面のパネルで確認できます。

一番注意するのはバージョンによる必要なメモリ容量

Agamesでは1.17以上のJava版は4GBが快適ラインとアナウンスされています。
※実際にプレイ人数3人、1.19.4で黄昏の森modあたりの軽めのmodでも最高3.8GBメモリを使用

またバニラ、Forgeなどのエディション選択時はメモリ「4GB」契約が最低ラインで、申し込み自体に制限が掛けられています。
つまり1GBや2GBは選択肢不可です。

プレイするバージョンが分かっている場合にメモリ不足などによる動作不良をあらかじめ防止しています。

Memories
画像は改定前料金プラン

Bedrock(統合版)など一部サーバーに関しては1GBから選択可能です。

Bedrock Edition 1GB@Agames
画像は改定前プラン

以上エディション別で実際に選択できる最低メモリ量が制限されることに注意してください。
※旧バージョンのバニラなどで1GBや2GB契約にしたい場合はコチラで回避策を解説しています。

選択して「続ける」から進むと支払い方法のページ。

支払い方法は前の章でも紹介したように3種類。

  • クレジットカード
  • AmazonPay
  • PayPal(結局クレカ決済ですが心配な人向き)

またセキュリティのためかカード情報入力時(グローバル)IPを記録するようです。

CreditCard@Agames

支払いに関する入力が終了すると契約完了!

注意:支払い完了で即サーバーにアクセスできるわけではありません!

しばらくするとメールで「注文の確認」、(サーバーパネルの)「アカウントが登録できました」、「サーバーの手配ができました」の3通が届きます。
メール記載の初期ユーザーIDと初期パスワードでサーバーパネルへ初回ログインして必要な変更・設定を行います。
(筆者のときはメール到着まで45分ほど掛かりました)

Agames自体のログイン時のIDやパスワードサーバーパネルのログインのそれらとは別々となっています。

サーバーパネルへログイン・変更や設定

ここではAgamesで実際にプレイするまでをザックリ解説します。

不要な方は体感の快適さについてまとめた項へジャンプしてください。

パネルへログインと設定

Agames Home Panel

上画像のAgamesアカウントにログインしつつ、利用中のサービスから順にクリックしてサーバーパネルに入っても良いですし、

パネルのURL: https://p2.agames.jp からでも入れます。

まず変更必須なのは サーバーのパスワード です。

複雑なものであればあるほどセキュリティ性がアップします。しかしランダム性のあるパスワードを一から作成すのはかなり難しく感じます。

そんなときは…

筆者は毎回ロボフォームという有料パスワード管理ソフトの機能の1つでランダム生成させています。
ほかに1Passwordなどの有料かつ優良なパスワードアプリでも良いと思います。

次に変更した方がベターなのは

  1. サーバー名の変更・・・サーバーパネルの「設定」から
  2. サブドメイン登録・・・パネルの「サブドメイン」から
  3. サーバー開設者のマイクラユーザー名にop権限付与・・・サーバーのコンソールから入力
  4. ホワイトリスト登録・・・サーバーのコンソールから入力

(1)は分かりやすくするため。
(2)は公式推奨でラグ改善につながるそうです。

Sub Domain@Agames
出典:サブドメイン Agames

筆者の環境ではping値が若干改善しました。(平日:25ms から20ms、土日祝は少し落ちます)

Set the Sub Domain@Agames

(3)と(4)は必須ではありませんが使い勝手とセキュリティを考えると設定推奨です。その方法は2つあります。

  • サーバーの「ファイル」から直接記述する方法
  • サーバーのコンソール画面で入力する方法

特にこだわりがなければコンソールから入力するのが良いと思います。記述をミスるとエラーを返してくれるからです。その点ファイルに直接喜寿する場合、思わぬ不具合があるかもしれません。

実際の設定は公式の初期設定手順通りにサーバーを起動します。

コンソールという黒い画面が表示されたら「コマンドを打つ」の欄から指定の記述を入力します。管理上op権限付与は行った方が良いでしょう。

また使い勝手の面では、この設定しないとマイクラのチャット欄で"gamemode"などの各種コマンドが反映されません。
詳しくは過去記事「ATERNOSでFPS(フレームレート)は低い? マインクラフトの無料サーバー」をご参考に。

※事前に自分のマイクラのユーザー名(ユーザーID)を確認してください。
こちらも先の過去記事でUUIDと共に確認のやり方を記載しています。

op権限(管理者権限)の付与

op権限は

op [ユーザー名]

とコマンドを打ちエンター。
※opの後ろにスペースがあり

これで管理者となりました。

実際のサーバーファイルに反映できたかどうかは

  1. コンソールページ上段タブ「ファイル」をクリック
  2. サーバー内ファイルの「ops.json」をクリック

ops.jsonに "uuid "と " name "が記述されていれば設定できています。

なお " level "に関しては権限がどこまで可能かの設定です。
気になる方は調べてみて下さい(Minecraft Wiki 権限レベル
全権限は level 4 です。

逆に権限削除(はく奪)の場合は

deop [ユーザー名]

と入力してエンターです。

ホワイトリスト登録

次にホワイトリストは

  1. サーバーのホワイトリスト設定を有効にする
  2. 実際にユーザー名をホワイトリストに登録

という順に行います。

ホワイトリスト登録の有効化は

whitelist on

と入力し、反対に誰でも入れるように無効化する場合は

whitelist off

と入力しエンターを押します。

自分を含めた各ユーザーのリスト登録は

whitelist add [ユーザー名]

と入力。
※addの後ろにスペースあり

こちらの確認は

  • コンソールページ上段タブ「ファイル」をクリック
  • サーバー内ファイルの「whitelist.json」をクリック

op権限と同じように"uuid "と " name "が記述されていれば正常に設定できています。

Check The Whitelist.Json@Agemes

反対にリスト除外の場合は

whitelist remove [ユーザー名]

※removeの後ろに半角スペースあり

サーバーへmodをインストール

Install Mods

上記画像の手順でmodファイルをアップロードします。

「ファイル」タブ >「mods」の順にクリックし「アップロード」から転送。

PCのファイルエクスプローラからウェブ画面にドラッグ&ドロップも可能です。

※注意するのはプレイしたいmodが

  1. サーバー用modファイルが別々にある場合
  2. サーバーとクライアント共用ファイルの場合

の2パターンあります。(1)のパターンの場合には必ずサーバー専用modファイル、PC(クライアント)専用modファイルをコピペおよび転送します。
例えば今回の「1.19.2版黄昏の森mod」はmodファイルが共通なので、サーバーとPCには同じファイルを適用すればOKとなります。

実際にマイクラからサーバーに接続

Server Address@Agames

まずはサーバーアドレスをサーバーパネルから確認。

続いてマイクラ側から

マルチプレイ > サーバーを追加

と進み先ほどのサーバーアドレスを登録します。

なおサブドメイン設定をしている場合はポート番号は不要です。

Server Specification@Agames
サブドメインがあればポート番号は不要

あとはサーバー一覧からAgamesサーバーをクリックして接続できます。

Agamesのサーバー性能:FPSで見てみる

サーバーの仕事は主に各種エンティティの計算やワールドの作成です。
グラフィックに関わる動作は不要なだけに、性能に関わるのは

  • 絶対的なコア数よりもCPUコアのシングルスレッド性能
  • メモリの量(とそこそこのスピード)

の2点。

環境的にはサーバーとクライアントPC間のネットワーク状態も加わります。

当環境は中国地方です。
関東圏サーバーとの距離はほどほどという環境で

・普通スペックのデスクトップパソコン

・ロースペックなデスクトップパソコン

の2台で比べてみました。

結論としてサーバーの性能としては申し分ありませんでした。ただしクライアントPCにはまず

  • 60FPS以上を目指す:必要最低限で良いので外部グラフィックカードが必須

外付けグラフィックカードの場合:快適動作

2023年現在でCPUとグラフィックカードがミドルクラス付近の性能のパソコンでの確認です。

  • CPU:8700K
  • グラフィックカード:RTX3090
  • メモリ:32GB
  • モニター解像度:3,840x1,600@144Hz

結果的にはローカルプレイと変わらず快適で、気になるラグは全く感じませんでした。

3人プレイかつ重くないmodやワールドの場合はEpycプランではややオーバースペックで、標準プランでも十分な性能です。
(ただしDDos攻撃などに弱いのでTCPShieldなどを契約した方がベター)

ローカルではOptifineなどの軽量化modのみ入れてプレイしていますがそれすら必要ありません。
※もっとも「黄昏の森」modはOptifineと排他関係で起動できません

オーバーワールドの出来立て仮拠点:430~450FPS(垂直同期オフ)

V-Sync OFF@Agames

黄昏の森:330~360FPS(垂直同期オフ)

V-Sync_OFF Twilightforest@Agames

ミドルスペックのパソコンであれば国内サーバーであるAgamesで快適な動作ができます。

下位CPU内蔵グラフィックの場合:快適性が低い

極端な例として、ゲームという条件下でクライアントのパソコン性能がかなり低いものでもテストしてみました。

  • CPU:PentiumG5400
  • グラフィック:内蔵(IntelUHDグラフィックス610)
  • メモリ:16GB
  • モニター解像度:3,840x1,600@144Hz

CPU周りが低スペックな副業用PCでもやってみました。
スペックは過去記事にしたAsrock Deskmini H310をベースに最低構成にしたものです。

正直快適に動作しないのは承知で、少しでも外部サーバーによる負荷分散が効くかテスト。

まずローカル環境最大32FPS
カクカクしていて何をしても遅延します。

内蔵のグラフィックの使用率が常時100%近く、ギリギリで動作しています。

FPS G5400PC@Local

続いてAgamesサーバー環境では最大34FPS
平均で2FPSほど改善したように見えますが、これくらいならほぼ誤差か。
内臓グラフィックは同じく100%張り付きで快適とは対極にある動作具合です。

FPS_G5400PC@Agames

例えばゲーミングではないメーカー製ノートパソコンでマイクラをプレイするとこんな感じに近いでしょう。
(M1/M2系のMacbookであればCPUもグラフィックも上なので快適に動きます)

FPSが低い原因はCPU・グラフィックどちらもで

1. CPUのコア数がマイクラがギリギリ動くの2コア4スレッド
2. CPUのコアあたりの性能が低すぎる(シングルスレッド性能)
3. 内蔵のグラフィック性能がすぐに限界到達

参考:公式(英語)マインクラフトの最低要件と推奨要件 Minecraft: Java Edition Installation Issues FAQ | Minecraft Help 

どちらかと言えばマイクラはCPUに性能を振った方が大きな効果が出ます。
※グラフィックカードを固定したうえでCPU交換した場合のFPS変化は以下を参考にして下さい。

【Intel 13900K】マインクラフトのFPS(フレームレート)はCPU依存? - 電子徒然雑記 (creas-labo.org)

ここから快適性を求める、つまりフレームレートを向上させたいのであれば、

  • シングルスレッドが強めな4コア程度のCPU(例Intelcorei3-12100あたり)
  • ローエンドで良いので外付けグラフィックカード(GTX1650やGT1030などでも充分)

の2つで武装したいところです。(なお描画自体に負荷が大きく掛かるmod、例えば影modなどの場合はこの限りではありません)
外部サーバーで多少なりとも負荷分散が効くと思いましたが、サーバーから渡されたデータの時点でクライアント側がギリギリ性能過ぎて効果薄でした。

特筆すべき安心を提供:サポート体制

Support@Agames

サポートサービスで特に「イイっ!」と思えることを1点強調しておきます。

問い合わせからの返信スピードがかなり早い

疑問点があって何度か問い合わせをすることがありました。
曜日や時間帯はさまざまで平日、土曜日・日曜・祝日。
最速は10分ほどで、遅くとも1時間以内に返信着。

なお日曜夜11時過ぎての問い合わせにも15分ほどで返信が来ました。
幸運さもありますが驚きです。

※マイページのお問い合わせからチケット作成で投げたものです
Discordでも対応しているのでそちらの方だともっと早いでしょう。

公式のみならず詳しい方もいらっしゃるのでAGAMES DISCORDサーバーを使わない手はないと思いました。
キャンペーン告知などもここで行っています。

またサポートについて公式のこちらのページに詳細があります。

連絡が早くて手段が複数あるのは大きなプラスポイントです。

国内最安 Agames

Agamesの注意点2つ

ハードウェアなどにおいて気を付けるべき点は特に感じません。

強いて言えばDDos攻撃などで回線が切れたりすることはあります。と言うかDiscord公式を見ていると割と頻繁にDDosが発生しているようです。
その場合ユーザーとしては打つ手無しなので先のDiscord内の障害情報などを確認してみましょう。

契約の中でメモリの容量は掛かるコストに比較的大きく影響しますが、契約前の段階で留意しておくことが2つあります。

  • バニラやForgeなどのエディションを選択するとメモリ4GB以上の契約のみ可能
  • 統合版やポケットエディションなどコンソール機が関わるエディションはメモリ1GBから可能

エディションごとに違う契約可能な最低メモリ量

Memories
※スクリーンショットは古いプラン時です

数百円の安さに釣られた一人として初めはワケが分かりませんでした。

上でも書いたように、バニラやForgeではそもそも最小構成のメモリ1GBや2GBが選択できません
サポートに確認したところ

サポートの回答

※Java版は、1.17以上に4GB以上が必要要件。
サーバーの正常動作上その制限をかけております。

(契約された方のほとんどが1.17以上を利用中というデータに基づいて)

との回答でした。
(文章は要約しています)

エディション選択のページにもその旨記載があります。
できれば契約しようとしている方々向けにその説明の一文があればもっと分かりやすかったと思います。
→ 明記されるようになっています

なおバニラの古いバージョンなどで2GB契約としたい場合はこんな回答を頂きました。

サポートの回答

Java版の1.16.5以前のバージョンをご利用予定で低いメモリーのサーバーが希望の場合
ご面倒をお掛け致しますが、ご注文の際に統合版を選択します。(これで1GB or 2GBのメモリーを選択可能)

サーバーが出来上がったらコントロールパネルにて希望のエディションに変更して下さい。
Java版で1GBか2GBのメモリーのサーバーをご利用頂けます。

※コントロールパネルでエディションやバージョンを変更する場合、事前に全てのファイルを削除しておいてください。
また「起動パラメーター」で適切なJavaのバージョンをご指定ください。

なるほど、それは気が付きませんでした。

標準サーバー/特定NodeでTime out発生とその対策(※解決済)

2023年02月Epycサーバー契約移行

サーバーを移行してTime Outは軽減されました、というかほとんど急な切断は無くなっているように感じます。
ping値も20msほどに改善し、遅延も感じません。
Agamesの10Gbps回線が効いているのは不明ですが…

2023/02/12追記

契約時は問題らしい問題はありませんたが、2022年11月上旬からたまにTime outで接続切れの症状が発生。

ただ同時に2台・3台が切れることはなく、即時に再接続できるので問題視していませんでした。

そして11月後半に入りだんだんとTime outの頻度が増え、即再接続しようにも繋がらないケースも稀に発生しました。困りました…
(具体的にはクライアントから「暗号化…」表示で進まなくなる)

回線切れが多発する場合、マイクラのクライアントから見てもping値が200超になっている場合もありました。
その場合いったんクライアントを落としたり、サーバーを再起動させると再び接続可能になります。

使い勝手にかなり影響するのでサポートへの問い合わせをしつつとDiscord公式を覗いてみました。

Time outの概要

公式見解で考えられるのは

  1. サーバーとクライアントの各種バージョンの相違
  2. ネットワーク経路の問題
  3. DDos攻撃によるリソースの食いつぶし

など。
公式でサポートできるのはサーバー稼働に関してのみなのでマイクラ自体の問題は自分で切り分ける必要があります。

①に関してはバニラやForgeサーバー入れ直しなど→改善せず

②屋内ネットワーク関係をすべて再起動→改善せず

③こちらではどうにもならないので問い合わせからDDos緩和の「TCPShield」のお試しを提案→改善!
しかし月額500円アップが地味に悩ましいです。

以上3点にプラスしてDiscord内でも顧客の声を収集。

Discordでは複数サーバーがぶら下がる同じNodeで同様の症状の方がいるようです。
症状は契約が「標準サーバー」のケースのようです。

Time out対策 リソースの確保

主にリソースの問題の可能性もあるようで、起動している限り無人状態でもサーバーリソースが常に消費されていることが要因。
公式により毎日早朝に強制シャットダウンさせる対策を行っています。

そのためその後サーバーへ接続するにはサーバーコンソールから起動させる必要があります。これはかなり手間です!

面倒な場合はサーバー設定のスケジュールで、4朝時以降に自動的に起動させるように予定を組む必要があります
→ 皆がこの回避操作を行ってしまい、リソース確保が困難になったため【標準サーバーではパワーコマンド送信不可】に変更されています。

Time out症例は他プランよりリソースの少ない標準サーバーのユーザーで起こる可能性が高いです。

【Epycとプレミアムサーバーのみ】cron表記でスケジュール起動のやり方

たまに再起動させてメモリ解放させた方が不安定さ解消になります。
以下はそのやり方として紹介します。

標準サーバーは注意

標準サーバーでは「起動」「シャットダウン」「再起動」は手動実行のみで、cron設定はできません

まずサーバーパネルにログイン後、上のメニュー「スケジュール」をクリック。

Schedule00

下画像の黄色実線枠内を記入します。
スケジュール名は英語でも日本でもOK。

時分などは「com基準で指定」と記載されています。
なにそれ?なのでザックリ解説。

cronで時分の指定方法
5項目の「*」部分を指定します
並びは「分」「時」「日」「月」「曜日」の順になっています
単位は1分区切り。
「*」は毎~を表します。

例えば5つ全て「*」であれば「1分ごとに(ずっと)処理する」ことになります。
今回の「毎朝5時00分に」のケースだと
「0」「5」「*」「*」「*」
という表現になります。

もし曜日指定したい場合は最後の項目を
日曜=0から始まり土曜=6で指定します。

なおサーバーがシャットダウンされている時に実行するので、黄色破線部分の「サーバーが稼働中の場合のみ」項目はオフにしておきます。

完了したらいったん右下の「登録」。

Schedule01

時分が指定されていることを確認しつつスケジュール部分をクリック

Schedule03

タスクを登録」ボタンがあるのでクリック。

Schedule04

ここで実行内容を指定。

ウィンドウの「コマンドを送信」をクリックするとプルダウンが出るので「パワーコマンドを送信」を選択。

Schedule05

するとウィンドウ内容が変わって「PAYLOAD」が現れるのでデフォルトの「サーバーを起動」を選択後「保存」。

Schedule06

すると内容の確認ができます。
戻るボタンなどはないのでブラウザの「戻る」で一覧画面に戻れます。

Schedule07 Finished

スケジュール登録は以上です。
他に【シャットダウン】や【再起動】などを組み合わせて自由にスケジューリングができます。

標準サーバーは注意

標準サーバーでは「起動」「シャットダウン」「再起動」は手動実行のみで、cron設定はできません

まとめ

Ubiquitous in Twilightforest@Agames

Agamesは選択できるmodサーバーの種類も多く、メモリ選択をミスしなければ快適そのものです。

最安プレイしたい場合はエディションとメモリの組み合わせに要注意。
JAVA版バニラやForgeでは1GBや2GBはそもそも選択できないので、一度統合版で契約しのちにJAVAを再インストールなどの工夫が必要です。ただし動作の不安は残ります…

安心面では、サポートの返信スピードが速いことも高ポイント。返信スピードは圧倒的に【Discord】です。

  • サーバー自体のハードウェア的こと→公式(マイページ内から「チケット」にて)、もしくはDiscordで質問
  • マイクラ・サーバーの設定などゲーム固有の疑問→公式Discordへ質問

またサーバー障害時にはDiscordでの発信がかなり速いので、異変を感じたらそちらへGO。
Agames@Discord:https://discord.gg/xE7s2um

ラグなんて気にしないと言っていた次男(8)にも「お父さん、すごくいい感じに動く!」と好評でした。
オヤジ、にっこりです。

高負荷な回路システムを作ったり大人数になると最大コア数よりも1コアあたりのクロックが高い方が有利な傾向です。
そんな場合はCPUのクロックがより高い【プレミアムサーバー】がより高負荷に耐性があります。

またDiscordのAgamesチャンネルでは様々なアンケートやモニター募集などが行われています。
過去には1ヶ月限定プレイかつ経過後ワールドは削除されますが【サマーサーバー 1ヶ月1,000円】などの格安キャンペーンの情報もDiscordで事前告知がありました。

チャンネルをたまにチェックしていると良いことがあるかもしれませんね。筆者はプラン移行の際、1年間割引チケットを頂きました。感謝。

マイクラの快適マルチ生活にAgamesはおススメです!
さて整地整地と…

では!

\ サポート体制も安心のAgamesで! /

スポンサー

  • この記事を書いた人

ゆびきたす

妻子持ち副業ブロガー 趣味のPCや家電の事を徒然なる心のままに。 ※アフィリエイトプログラム参加中

-ソフトウェア
-, ,