

我が家の次男こゆび(8)がリアルなつぶやき
「お父さんとぱそこんの黄昏の森をしたい」
(サーバー立てるの面倒くさいなぁ…)
2023年01月下旬サーバー仕様・料金体験変更あり
2023年年明けからも多くのサーバーの料金引き上げが相次ぎ、予想していた通りAgamesでも価格改定などが行われました
2023/02/12追記
2023年02月下旬 Epyc(旧標準)サーバーのコア数8コアへ
先月からさらにアップグレードされ、6コアから8コアへ変更されました。
ノードに余裕があったためと説明されています。ユーザーとしては嬉しい処置ですね。
なお料金体系には変更がありません。
2023/03/08追記
マイクラPCのうち、どちらかPCをサーバーにするローカルマルチプレイ方式だと次の問題があります。
- サーバーの役割のPCが起動していないとプレイできない
- 毎回のポート設定が面倒くさい
そこで例えば余ったPCなどで別途マイクラサーバーを立てておけば2人でも3人でも、はたまた1人でも自由自在。
しかしサーバー初心者には調査なども含めて時間もかかりそうです。
そんなところから以前に無料のサーバーを試験的に検証してみました。
(下記リンクで感触を確認しているのでご参考に)
「ATERNOS: マイクラ無料サーバーの立て方をザックリ解説」
上の記事ではまずバニラのマイクラのマルチを記事にしてみました。
比較的サーバーの知識が少なくても意外と何とかなります。
しかし無料のAternosサーバーの心得は
- 操作ラグを我慢できること
- 可能なかぎりの少人数であること
- グラフィック性能は高いほうが良い(上位GPUなど過度なものは不要)
の3点。
ラグは外国のサーバーのためかping値を見ても気になります。
(というかほとんどの人は気になると思う)
また内蔵グラフィックなど描画性能が低いPCでのプレイとなると正直キツイです。
ネットワークのラグに追加してグラフィックでの処理遅れによる操作ラグのダブルパンチ。
【マイクラ特化】Intel 12世代CPU12100F+GTX1650LPで作る子供用スリムゲーミングPC - 電子徒然雑記 (creas-labo.org)
上記でも検証していますが、エントリー向けのnVidia GTX1650程度でもかなりスムーズに稼働します。
※そこそこのシングルスレッド能力のCPUは必要
少しでも負荷が低いバージョンを希望する場合、初めは「Bedrock(統合版)」でのプレイが良いでしょう。
ネットワークのラグを解決するには、自分でサーバーを立てる以外に
- 国内で参加募集している(ほかの方が運営している)サーバーに参加
- サーバーの場所的条件、そしてCPU性能やメモリ容量など必要なスペックをもつサーバーを契約
の方法があります。
1番目の方法が金銭的な負担も無く(軽く)良いかと思います。
しかし独自なことを好きなようにやりたいとなると2番目しかありません。
そう決めても初めから稼働性能の不明なサーバーを高額+長期契約するのは怖いと思うのが当然でしょう。
まずは年額などの縛りのないプランかつ安価なものでお試ししましょう。
そこで今回は知名度が大きくなってきた
国内最安値 Agamesを契約してみました。
最安値がどこまで使えるサービスなのか先入観無しでテスト!
なお筆者のマルチ目的のバージョンが1.19.2~なので最安値の550円プランは選択できません(理由は後述)。
結果的に無料のAternosと比較すると超絶快適に!
3か月Agamesを使ってみた感想
さすがの有料サーバー
3人~4人プレイ中は快適そのもの!
ただし混雑時(土日祝の特定時間帯)は稀に接続切れがあり。
→2023年02月標準プランから「Epyc」プランへ乗り換え後は改善
◆今回の契約内容:条件は1.19.2以上であること
・種類: 標準サーバー →Epycサーバー/エディション:Forge
・メモリ:4GB(1.19.2最低構成)
・CPUコア数:4コア → 6コア → 8コア(最低構成)
・ストレージ :5GB SSD →50GB NVMe(最低構成)
・月額料金:1,650円(標準)→ 2,000円(Epyc)単月契約(税込)
・使用mod:黄昏の森(The Twilight Forest)1.19.2
\ マイクラマルチなら超コスパのAgamesで! /
目次【お好きなところからどうぞ】
Agamesの特徴 5点
Agamesの大きな特徴は
- 単月契約でスペックのわり安価!
であること。
もちろん安かろう悪かろうなサービスではなく、大手と比べても遜色ないと思います。
近しいスペックならやはり最安のAgames
マイクラのレンタルサーバー大手のConohaやさくらのVPSなどの通常料金と比較して謳い文句通り最安です。
例えば下の表は今回筆者が契約した1.19系の最低要件の4GBメモリ(+メディア最低容量)の場合
CPUコア数 | ストレージ容量 | 単月契約の月額 | 長期契約割引 | 体験版の有無 | |
Agames | 8コア | 50GB | 2,000円 | (~16.6%)半年もしくは1年 | あり(3日間) |
Conoha | 4コア | 100GB | 3,969円 | (~22%超)3~36ヶ月 | なし |
さくらのVPS | 4コア | 200GB | 3,520円~(サーバー所在地による) | (8.3%)12ヶ月一括 | 条件:クレカ払いのみで2週間/2台まで |
条件がピッタリと揃わないので参考程度ですが、各社違いがありますね。
おおよそメモリ4GBあたりでは各社5~10人以下ほどと記載されています。
Conohaの料金は時間の従量課金の仕組みもあります。
契約したプランの金額を最高として、利用した時間×指定単価の金額がそれを下回る場合は安い方の金額になる面白い設定となっています。
※ただしサーバーを停止しても普通に利用時間にカウントされます。
(「利用していない」と見なされるにはサーバーを削除する必要があります)
参考:こちら(停止時の料金はありますか?)
長期の割引率の高さは魅力的ですが、初めてのサーバーレンタルをする場合は長期の契約には手を出しづらいと感じました。
他社比較するとAgamesの特徴は
- 3日間だが体験可能
- スペックのわりに安価な設定
このためマイクラサーバーの契約のファーストステップに一番適していると感じました。
不満な点があれば単月解約もでき、気に入れば次月から長期契約を視野に入れられますね。
ただサーバー比較の要素では、大規模マップにも対応するストレージ容量、自動バックアップの有無など各社それぞれ特色があります。
ぜひご自身にマッチしたプランを見つけてみて下さい。
3日間の試用期間あり
第一にトライアル期間があります。
有料サービスは事前にトライアル可能なことが重要。
これがないと契約に踏み切れない人も多いと思います。
公式ページで3日間試用の申し込みが可能で、下記画像の各プラン右側の「枠数」を確認。

試用できる本数に限りがあることに注意です。
かなり見難い表示になっていますので早く治してほしい点です…

特に週末の枠数には注意です。
\ マイクラ特化マルチサーバーはAgames! /
国内サーバーである
Agame公式でも推している特徴のひとつ。
マイクラから見えるping値(20ms前後)では間違いなく国内のものでしょう。
(なおサーバーが韓国あたりで50ms、東南アジアあたりで100ms前後)
サーバーの運営会社は「AWAKENING合同会社」
各データセンターは
- プレミアム・・・東京のデータセンター
- 標準・およびRyazen・・・横浜のデータセンター
- VPSホスト(除Vultr)・・・横浜のデータセンター
- Vultr VPS ・・・東京のデータセンター
(公式/Discord)
サポートもしっかり日本語でレスポンスも速いです。
Discordも合わせればかなり質量そろったサポートと感じました。
各種割引がある

よくある長期契約の割引や学割があります。
むしろメモリやストレージ容量の組み合わせによって大きく料金が変わるのでいろいろクリックして確認してみましょう。
豊富な種類のサーバー

Agamesの対応サーバーが特別多い…わけではありませんが有名どころが一通りそろっています。
- Vanilla(バニラ=素の状態)
- Forge(modサーバ /以下サーバーは略)
- Paper(プラグイン)
- Spigot(プラグイン)
- Mohist(mod&プラグイン)
- Bedrock(統合版)
- PocketMine(PEエディション/プラグイン)
- Bungeecord(プロキシ)複数サーバー間の移動が可能
- Waterfall(プロキシ)同上
- Airplane(プラグイン)大規模系に見られる
modサーバーではFabricも欲しかったかな?となんて贅沢言ったり。
契約の方法:エディションによる選択メモリ制限

公式サイトにアクセスし「新規登録」をクリックし、流れに沿って必要事項を入力しアカウント作成完了。
なお初期では「名、姓、メールアドレス、パスワード」あたりの入力だけでアカウント作成可能です。
しかし後に登録情報を変更しようとすると「住所の入力が必須、○○必須」とアラートが出て変更保存ができませんので注意。
正常に作成できるとメールで案内が英文で届きます。

いよいよサービスの選定になります。
アカウントホームのページ中ほどの「こちらからサービスの利用を申し込み頂けます」がリンクなのでここから。
もしくは左の欄の「サービス」から「新しいサービスを申し込み」からでも可能です。

次に各プランの選択画面。
もし空きがあれば3日間無料のトライアルをおススメします。

実際の契約時に選択するのは
- お支払いプラン・・・月々/半年/1年払い
- エディション・・・バニラ/Forge/Mohist/Paper/Bedrockなど
- RAM(メモリ量)・・・エディションによって選択可能メモリが違う
- CPU・・・6コア・8コアなど
- ストレージ容量・・・初期値50GBから
基本的にはできるだけ低予算で組み、不具合不足があるならグレードアップすると良いでしょう。
ただ注意すべきはバージョンに合わせてのメモリ容量。
1.18以上のJava版は4GBが快適ラインとアナウンスされています。
※実際1.19.2で黄昏の森modを長時間プレイしていると最高3.8GB付近までメモリが使われていました。
またバニラ、Forgeなどのエディション選択時はメモリ「4GB」契約が最低ラインで1GBや2GBは選択肢が出ません。

なおBedrock(統合版)など一部サーバーに関しては1GBから選択可能。

最大の注意点がエディション別で実際に選択できる最低メモリ量が固定であること。
※旧バージョンのバニラなどで1GBや2GB契約にしたい場合はのちの注意点の項で回避策を解説しています。
なお3日間トライアルではメモリ量は4GBもしくは8GBの2つからの選択のみのようです。
選択して「続ける」から進むと支払い方法のページ。
支払い方法は
- クレジットカード
- Amazon Pay
- PayPal
の3種類。
※くれぐれもPayPayではありません
またセキュリティのためかカード情報入力で(グローバル)IPを記録するようです。

支払いに関する入力が終了すると契約完了!
注:支払い完了で即サーバーにアクセスできるわけではありません!
しばらくするとメールで「注文の確認」、(サーバーパネルの)「アカウントが登録できました」、「サーバーの手配ができました」の3通が届きます。
メール記載の初期ユーザーIDと初期パスワードでサーバーパネルへ初回ログインして必要な変更・設定を行います。
(筆者ではメール到着まで45分ほど)
Agames自体のログイン(IDやパスワード)とサーバーパネルのログインのそれらは別なので気を付けて下さい。
サーバーパネルへログイン・変更や設定
ここではAgamesで実際にプレイするまでをザックリ解説します。
不要な方は体感の快適さについてまとめた項へジャンプしてください。
パネルへログインと設定

上の写真のようにAgamesにログインしつつ、順々にクリックしてサーバーパネルに入っても良いですし、
パネルのURL: https://p2.agames.jp
URLをクリックしても可能です。
(お気に入り登録すれば次回からカンタン)
まず変更必須なのは
- サーバーのパスワード
複雑なものであればあるほどセキュリティ性がアップ。
筆者は毎回ロボフォームというパうワード管理ソフトの機能の1つでランダム生成させています。
過去記事:RoboForm:老舗のパスワード管理ソフトを15年以上使ってのレビュー
次に変更した方が良いのは
(しなくもプレイ可能)
- サーバー名の変更・・・サーバーパネルの「設定」から
- サブドメイン登録・・・パネルの「サブドメイン」から
- 自身のマイクラユーザー名にop権限付与・・・サーバーのコンソールから入力
- ホワイトリスト登録・・・サーバーのコンソールから入力
①は分かりやすくするため。
②は公式推奨。
ラグ改善につながるそうです。

筆者環境ではping値が若干改善しました。
(平日:25ms から20ms、土日祝は少し落ちます)

③と④は必須ではありませんが使い勝手とセキュリティを考えると設定推奨。
方法は
- サーバーの「ファイル」から直接記述する方法
- サーバーのコンソール画面に入力する方法
の2つ。
特にこだわりがなければコンソールから入力するのが良いと思います。
実際の設定は公式の初期設定手順通りにサーバーを起動します。
コンソールという黒い画面が表示されたら「コマンドを打つ」の欄から指定の記述を入力。
op権限を設定しないとマイクラ内で"gamemode"などの各種コマンドが反映できないので設定しましょう。
詳しくは過去記事「ATERNOSでFPS(フレームレート)は低い? マインクラフトの無料サーバー」をご参考に。
※事前に自分のマイクラのユーザー名(ユーザーID)を確認してください。
こちらも先の過去の記事でUUIDと共に確認のやり方を記載しています。
op権限(管理者権限)の付与
op権限は
op [ユーザー名]
とコマンドを打ちエンター。
※opの後ろにスペースがあり
これで管理者となりました。
実際のサーバーファイルに反映できたかどうかは
- コンソールページ上段タブ「ファイル」をクリック
- サーバー内ファイルの「ops.json」をクリック
ops.jsonに "uuid "と " name "が記述されていれば設定できています。
なお " level "に関しては権限がどこまで可能かの設定です。
気になる方は調べてみて下さい(Minecraft Wiki 権限レベル)
全権限は level 4 です。
逆に権限削除(はく奪)の場合は
deop [ユーザー名]
と入力してエンター。
ホワイトリスト登録
次にホワイトリストは
- サーバーのホワイトリスト設定を有効にする
- 実際にユーザー名をホワイトリストに登録
という順に行います。
ホワイトリスト登録の有効化は
whitelist on
と入力し、反対に誰でも入れるように無効化する場合は
whitelist off
と入力しエンターを押します。
自分を含めた各ユーザーのリスト登録は
whitelist add [ユーザー名]
と入力。
※addの後ろにスペースあり
こちらの確認は
- コンソールページ上段タブ「ファイル」をクリック
- サーバー内ファイルの「whitelist.json」をクリック
op権限と同じように"uuid "と " name "が記述されていれば正常に設定できています。

反対にリスト除外の場合は
whitelist remove [ユーザー名]
※removeの後ろにスペースあり
サーバーへmodをインストール

上記画像の手順でmodファイルをアップロードします。
「ファイル」タブ >「mods」の順にクリックし「アップロード」から転送。
PCのファイルエクスプローラからウェブ画面にドラッグ&ドロップも可能です。
※注意するのはプレイしたいmodが
・サーバー用modファイルが別々にある場合
・サーバーとクライアント共用ファイルの場合
です。
(今回の1.19.2版黄昏の森modは共通のものなので、サーバーとPCには同じファイルを適用すれば大丈夫)
実際にマイクラからサーバーに接続

まずはサーバーアドレスをサーバーパネルから確認。
続いてマイクラ側から
マルチプレイ > サーバーを追加
と進み先ほどのサーバーアドレスを登録します。
なおサブドメイン設定をしている場合はポート番号は不要です。

あとはサーバー一覧からAgamesサーバーをクリックして接続できます。
Agamesのサーバー体感性能
外付けグラフィックカードの場合
- CPU:8700K
- グラフィックカード:RTX3090
- メモリ:32GB
- モニター解像度:3,840x1,600@144Hz
結果的にはローカルの通常プレイと変わらず快適プレイ!
ラグがゼロかと言うと相当気にする人でないと感じ取れないのではないでしょうか。
実際、筆者は何も不満を感じません。
数人プレイで大規模ではないmodの場合は標準プランでもオーバースペックだと思います。
4コアとメモリ4GBで快適そのもの。
ローカルではOptifineなどの軽量化modのみ入れてプレイしていますがそれすら必要ないです。
※もっとも「黄昏の森」modはOptifineと排他で起動できません
まず(垂直同期オフ)430~450FPS

黄昏の森に入ると若干負荷が増え330~360FPSでした。

下位CPU内蔵グラフィックの場合:快適性ゼロ
極端な例として、クライアントの性能がかなり低いものでもテストしてみました。
- CPU:Pentium G5400
- グラフィック:G5400内蔵
- メモリ:16GB
- モニター解像度:3,840x1,600@144Hz
CPU周りが低スペックな副業用PCでもやってみました。
スペックは過去記事にしたAsrock Deskmini H310をベースに最低構成にしたもの。
正直快適に動作しないのは承知で、多少でも外部サーバーによる負荷分散が効くかテスト。
まずローカル環境で最大32FPS。
カクカクしていて遅延がひどい状態です。
内蔵のグラフィックの使用率が常時90%超え、かなりギリギリで動作しています。

続いてAgamesサーバー環境では最大34FPS。
数FPS高い状態くらいしか違いがありません。
つまりほぼ誤差です。
内臓グラフィックは常に100%張り付きで快適とは対極にある動作具合です。

内蔵グラフィックかる下位CPUという条件では、そもそも描画が間に合っていないのでラグも相当。
なおマイクラのFPSが低いのは間違いなく「CPUのシングルスレッドの弱さ」です。
次にグラフィック周りがボトルネックになります。
このあたりの検証はグラフィックカードをRTX3090に固定したうえでCPU交換した場合のFPS変化を確認してみた記事を参考にしてみて下さい。
【Intel 13900K】マインクラフトのFPS(フレームレート)はCPU依存? - 電子徒然雑記 (creas-labo.org)
ここから少しでも快適性を求めるのであればローエンドクラスのグラフィックカード、もしくは内臓グラフィックが強めなAMDのGシリーズCPUくらい欲しいところです。
特筆すべき安心を提供:サポート体制

サポートサービスで特に「イイっ!」と思えることを1点強調しておきます。
・問い合わせからの返信スピードがかなり早い
疑問点があって何度か問い合わせをすることがありました。
曜日や時間帯はさまざまで平日、土曜日・日曜・祝日。
最速は10分ほどで、遅くとも1時間以内に返信着。
なお日曜夜11時過ぎての問い合わせにも15分ほどで返信が来ました。
ラッキーだったのかもしれませんが驚きです。
ただこの辺りはサポートの方の手の空き方次第ともいえますね。
※マイページのお問い合わせからチケット作成で投げたものです
Discordでも対応しているのでそちらの方だともっと早いでしょう。
公式のみならず詳しい方もいらっしゃるのでAGAMES DISCORDサーバーを使わない手はないと思いました。
なおキャンペーン告知などもここで行っています。
またサポートについて公式のこちらのページに詳細があります。
連絡が早くて手段が複数あるのは大きなプラスポイントです。
Agamesの注意点3つ
ハードウェアなどにおいて気を付けるべき点は特に感じません。
強いて言えばDDos攻撃などで回線が切れたりすることはあります。
その場合ユーザーとしては打つ手無しなので先のDiscord内の障害情報などを確認してみましょう。
次に契約前の段階で留意しておくことが2つあります。
- 土日祝時付近の3日間のトライアルは取りにくい場合あり
- バニラやForgeなどのエディションを選択するとメモリ4GB以上の契約のみ
1.週末や休日近辺のサーバーの空き

特にトライアルプレイしたい場合休日前、もしくは休日に試してみよう、なんて同じことを考える人も多いと思います。
チラチラ見ているとさっきまであった空きが割とすぐ埋まったりしてます。
順次空きが出てくると思いますが、本契約の方は空きが出るまで待たされるケースもありそうです。
2.エディションごとに違う契約可能な最低メモリ量

485円に釣られた一人として初めはワケが分かりませんでした。
上でも書いたように、バニラやForgeではそもそも最小構成のメモリ1GBや2GBが選択できません。
サポートに確認したところ
サポートの回答
※Java版は、1.17以上に4GB以上が必要要件。
サーバーの正常動作上その制限をかけております。
(契約された方のほとんどが1.17以上を利用中というデータに基づいて)
との回答でした。
(文章は要約しています)
エディション選択のページにもその旨記載があります。
できれば契約しようとしている方々向けにその説明の一文があればもっと分かりやすかったと思います。
なおバニラの古いバージョンなどで2GB契約としたい場合はこんな回答を頂きました。
サポートの回答
Java版の1.16.5以前のバージョンをご利用予定で低いメモリーのサーバーが希望の場合
ご面倒をお掛け致しますが、ご注文の際に統合版を選択します。(これで1GB or 2GBのメモリーを選択可能)
サーバーが出来上がったらコントロールパネルにて希望のエディションに変更して下さい。
Java版で1GBか2GBのメモリーのサーバーをご利用頂けます。
※コントロールパネルでエディションやバージョンを変更する場合、事前に全てのファイルを削除しておいてください。
また「起動パラメーター」で適切なJavaのバージョンをご指定ください。
なるほど、それは気が付きませんでした。
ここで更に注意するのは無料の3日トライアルで動作確認したい場合。
トライアルでは4GBか8GBしか選択できないため、1GBや2GBがどういう動作状況なのか試せないことです。
3.標準サーバー/特定NodeでTime out発生とその対策(※解決済)
2023年02月Epycサーバー契約移行
サーバーを移行してTime Outは軽減されました、というかほとんど急な切断は無くなっているように感じます。
ping値も20msほどに改善し、遅延も感じません。
Agamesの10Gbps回線が効いているのは不明ですが…
2023/02/12追記
契約時は問題らしい問題はありませんたが、11月上旬からたまにTime outで接続切れの症状が発生。
ただ同時に2台・3台が切れることはなく、確認したところ即時に再接続できるので問題視していませんでした。
そして11月後半に入りだんだんとTime outの頻度が増え、即再接続しようにも繋がらないケースも稀に発生。
(具体的にはクライアントから「暗号化…」表示で進まなくなる)
そして回線切れが多発する場合、マイクラのクライアントから見てもping値が200超になっている場合もありました。
その場合いったんクライアントを落としたり、サーバーを再起動させると再びつながるようになります。
使い勝手にかなり影響するのでサポートへの問い合わせとDiscord公式を覗いてみました。
Time outの概要
公式見解で考えられるのは
- サーバーとクライアントの各種バージョンの相違
- ネットワーク経路の問題
- DDos攻撃によるリソースの食いつぶし
など。
公式でサポートできるのはサーバー稼働に関してのみなのでマイクラ自体の問題は自分で切り分ける必要があります。
①に関してはバニラやForgeサーバー入れ直しなど→改善せず
②屋内ネットワーク関係をすべて再起動→改善せず
③こちらではどうにもならないので問い合わせからDDos緩和の「TCPShield」のお試しを提案→改善!
改善されたということはDos攻撃の可能性もありますが、ネットワーク経路上の問題もはらみます。
しかし月額700円アップが悩ましいです。
以上3点にプラスしてDiscord内でも顧客の声を収集。
Discordでは複数サーバーがぶら下がる同じNodeで同様の症状の方がいるようです。
症状は契約が「標準サーバー」のケースのようです。
※Ryzenやプレミアム契約では症状なしのようです
Time out対策 (2023年03月現在不要に)
主にリソースの問題の可能性もあるようで、起動している限り無人状態でもサーバーリソースが常に消費されていることが要因。公式が毎朝4時にシャットダウンさせる対策で12月期様子見するとのことです。
このことから日中にサーバーへ接続するにはサーバーコンソールから起動させる必要があります。
少し手間ですね。
面倒な場合はサーバー設定のスケジュールで、4朝時以降に自動的に起動させるように予定を組む必要があります。
DDos攻撃は常に起こると仮定して、TCPShield経由だとサーバーリソースの軽減になっているとしたら合点がいきます。
標準の全サーバーが毎日シャットダウンされリソースが解放されるので改善される可能性は高いでしょう。
筆者もいったんお試しTCPShieldを外して改善されるか1、2週間様子見しています。
→良い日もあればping値が100~200msの日もある感じ。
なおここまででTime out症例は標準サーバーのユーザーのみで起こる可能性が高いとのこと。
接続断を嫌って上位契約に変更するか悩みます…
cron表記でスケジュール起動
リソース解放のため毎朝4時にシャットダウンされますので、そのまま自動起動させるスケジュール機能で手間を省きます。
まずサーバーパネルにログイン後、上のメニュー「スケジュール」をクリック。

下画像の黄色実線枠内を記入します。
スケジュール名は英語でも日本でもOK。
時分などは「com基準で指定」と記載されています。
なにそれ?なのでザックリ解説。
- cronで時分の指定方法
- 5項目の「*」部分を指定します
並びは「分」「時」「日」「月」「曜日」の順になっています
単位は1分区切り。
「*」は毎~を表します。
例えば5つ全て「*」であれば「1分ごとに(ずっと)処理する」ことになります。
今回の「毎朝5時00分に」のケースだと
「0」「5」「*」「*」「*」
という表現になります。
もし曜日指定したい場合は最後の項目を
日曜=0から始まり土曜=6で指定します。
なおサーバーがシャットダウンされている時に実行するので、黄色破線部分の「サーバーが稼働中の場合のみ」項目はオフにしておきます。
完了したらいったん右下の「登録」。

時分が指定されていることを確認しつつスケジュール部分をクリック

「タスクを登録」ボタンがあるのでクリック。

ここで実行内容を指定。
ウィンドウの「コマンドを送信」をクリックするとプルダウンが出るので「パワーコマンドを送信」を選択。

するとウィンドウ内容が変わって「PAYLOAD」が現れるのでデフォルトの「サーバーを起動」を選択後「保存」。

すると内容の確認ができます。
戻るボタンなどはないのでブラウザの「戻る」で一覧画面に戻れます。

スケジュール登録は以上です。
まとめ

Agamesは選択できるサーバーの種類も多く、プレイしたい環境にマッチしたメモリ選択を行えば快適そのもの。
2023年01月に標準サーバーの一時休止に伴い新たなEpycプランが登場。
高インフレな世の中、料金体系が若干変更になりましたが、ハードウェアスペックは向上し今なお安価と言えます。
契約を考える場合、最安でプレイしたい場合はプレイしたいエディションとメモリの組み合わせに注意。
バニラやForgeでは1GBや2GBは選択できないので、一度統合版で契約しのちにJAVAを再インストールなどの工夫が必要です。
また契約タイミングによっては希望の組み合わせのスペックでの空きが無い場合も。
安心という点においては、低コストサーバーなわりにはサポートの返信スピードがかなり速いことも高ポイント。
- サーバー自体のハードウェア的こと → 公式(マイページ内から「チケット」にて)、もしくはDiscordで質問
- マイクラ・サーバーの設定などゲーム固有の疑問 → 公式Discordへ質問
これで現状何が起こっているか、どうすれば良いかの把握ができて安心。
ラグなんて気にしないと言っていた次男(8)にも「お父さん、すごくいい感じに動く!」と好評でした。
オヤジ、にっこりです。
また2023年01月で標準サーバー契約受付停止に伴い「Epycサーバー」がスタート。
筆者もEpycへ移動しましたがネットワークのping値も目に見えて改善され、プレイにおいても稀に発生していたラグも解消されました。
ずっと20ms前半キープです快適。
翌月2月には6コアから8コアにハードウェアのリソースが増加しました。
サーバーでの並列処理がどのようにされているかは不明ですが、余裕分ということで。
高負荷な回路システムを作ったり大人数になると最大コア数よりも1コアあたりのクロックが高い方が有利となります。
そんな場合はクロック周波数のより高い「Ryzenサーバー」か「プレミアムサーバー」の方が良いですね。
快適なマイクラのマルチ生活にAgamesはおススメでございます!
さて整地整地と…
では!
\ サポート体制も安心のAgamesで! /