ソフトウェア

AgamesでForgeマルチプレイ:国内最安サーバーの立て方と契約の注意点

2022年11月6日

◆この記事には広告を含む場合があります◆

Agames TOP Image@Mincraft-Forge
ゆびきたす
ゆびきたす

我が家の次男こゆび(8)のつぶやき

「お父さんとパソコンの黄昏の森をしたい」

(えぇ…サーバー立てるの面倒くさいなぁ…)

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マイクラには元々家庭内LANを利用したマルチプレイが可能な機能が備わっています。

LAN接続でのプレイは何度も経験がありますが、このローカルマルチプレイ方式には次の問題点があります。
(Windows機同士でのマルチを想定)

  • サーバーの役割のPCが起動していないとプレイできない
  • 毎回のポート番号の入力が面倒
  • 【環境による】ファイアウォールにブロックされて繋がらないことがある

そこで余ったPCなどで自前でマイクラ専用サーバー(通称「自鯖」)を立てておけば2人でも3人でも、もちろん1人でも自由自在です。
そのPCはサーバーオンリーの使い方のため普段はモニターすら不要です。
しかしサーバー機となるPCのOSをLinuxにする場合、かなりの知識が必要です。

また自鯖で必須のポート開放などセキュリティ面のリスクにも十分に留意する必要があります。というか知識がないと非常に危険です。
※宅内機でのみのマルチを想定してもポート開放は必須です

そのような経緯からAgamesの契約の前に無料で有名な【Aternosサーバー】を検証してみました。

ATERNOS: マイクラ無料サーバーの立て方をザックリ解説

上の記事ではまずバニラのマイクラのマルチを記事にしてみましたが、無料のAternosサーバーには大きな欠点があります。

  • 操作ラグが非常に大きい
  • 人が多いと繋がりにくいことがある

という点が非常に気になります。

遠い外国に設置されたサーバーのためか、サーバーからの応答速度の目安であるping値を見ても気になります。
(というか体感的にほとんどの人は気になるラグだと思う)

また無料のため性能の高いハードウェア構成ではない事も理由の1つかもしれません。

マイクラを外部のサーバーでプレイする場合、いわゆる【分業】が成立して軽くなりそうなものですが、それでも外部のグラフィックカードなどの描画性能を補完してくれるパーツは必須です。(分業のお話は過去記事のコチラから)

例えばインテルの内蔵グラフィックではネットのラグに追加して描画や操作遅延が盛大に発生します。

下の過去の記事でも検証していますが、エントリー向けの安価なnVidia GTX1650やGT1030などのグラフィックカードを追加で装着するだけでかなりスムーズにプレイできます。
※ただしある程度のコア性能を持ったCPUが必要なのと、グラフィックカードを拡張できる端子が装備されている事が条件です。

【マイクラ特化】Intel 12世代CPU12100F+GTX1650LPで作る子供用スリムゲーミングPC - 電子徒然雑記 (creas-labo.org)

また少しでも負荷が低いエディションを希望する場合、初めは「Bedrock(統合版)」でのプレイが良いでしょう。

ネットワークのラグを解決するには、自宅サーバーを立てる以外に

  1. 国内で参加募集している(ほかの方が運営している)サーバーに参加する
  2. 必要なスペックをもつ外部サーバーを自分で契約する

の2つの方法があります。

①番目の方法が金銭的な負担も無く(軽く)良いかと思います。しかし管理者が自分ではないため、自由にできないデメリットも。

そこで好き勝手にやりたいとなると②番目の方法しかありません。

そう思っていても、性能の不明なサーバーを契約するのは不安なものですし、筆者もなかなかに迷いました。
そこでまずは年額などの縛りのないプランかつ安価なものでお試ししましょう。

そこで今回はマイクラ・マルチサーバーとして知名度が大きくなってきたAgamesを契約してみました。

最安値と謳われるAgamesがどこまで使えるのか先入観無しでテストしてみました。
なおマイクラのバージョンがJAVAの1.17以上のバージョンでは、最安値の標準の200円プランは【選択不可!】なので注意。(理由は後述

無料のAternosと比較すると当たり前ですが、非常に快適になりました
結果的に1年近く契約したまま家族(時に友人と)でプレイしています。

約1年間Agamesでプレイしてみた感想

さすがの有料サーバー
3人~4人プレイ中は快適そのもの!

◆契約内容:1.19以上で使用(現在黄昏の森modに合わせて1.19.4)
・種類:Epycサーバー/エディション:Forge
・メモリ:4GB(1.18以上で最低構成
・CPUコア数: 8コア最低構成
・ストレージ :50GB NVMe最低構成)
・月額料金:2,300円(Epyc)単月契約(税込)
・使用mod:黄昏の森(The Twilight Forest)1.19.4

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Agamesの特徴 5点

Agames New Plans@July 2023
2023年8月現在:標準プラン値下げ実施、新プラン【サマーサーバー】は8/31までの限定

Agamesの大きな特徴は

  • 単月契約でスペックのわり安価!
  • マイクラサーバーの知識が少しあれば設定の自由度高し!

もちろん安かろう悪かろうなサービスではなく、サポートも充実していて実際の動作もスペックに見合ったものです。

同スペックなら他のサーバーより安いAgames

マイクラのレンタルサーバー大手のConohaやさくらのVPSなどの通常料金と比較して謳い文句通り最安です。仮に統合版(Bedrock エディションのこと)で数人でマルチ、という場合には最安200円/月で契約が可能です。

下記に1ヶ月契約の各社の最低構成とその価格の比較を載せておきます。

CPUコア数/メモリストレージ容量1ヶ月単月契約の月額長期契約割引体験版の有無
Agames4コア/1GB25GB200円(割引最大9)半年もしくは1年3日間有料体験版(60円)
Conoha3コア/2GB100GB1,259円割引 最大76%超)~36ヶ月なし
さくらのVPS2コア/1GB50B935円(大阪リージョン)(約8%)12ヶ月あり
条件:クレカ払いのみで2週間/2台まで
少人数マルチなら4コアで問題無し。ただメモリは4GB以上推奨

最低構成ではAgamesのメモリ1GBがスペックが低いですが、統合版に限定し最低スペックコスパ重視でプレイしてみたい場合には最適なプランと言えるでしょう。ただ筆者としては統合版であっても動作の安定性を考慮しメモリは2GB以上を推奨します。

またConohaの長期契約の割引率は強烈ですが、長期契約は途中解約不可な点、時間課金の一時停止のためには一旦サーバー削除が必須な点に注意しましょう。

一方のさくらのVPSでは初回請求金額が2か月分(次月分先払い)となるので、1回目はいきなり935円×2か月=1,870円が掛かります。無料の試用期間が設けられていますが、解約忘れなどで本契約移行後は、最低3ヶ月間使用しなければなりません。

以上契約には様々な注意点がありますのでご留意を。

そして下の表はJAVA版1.17系以上の最低要件の4GBメモリ(+メディア最低容量の構成での比較表です。
各社同数の4コアに揃えるため

・Agemesは【標準サーバー】

・Conohaは【長期割引パス/1ヶ月プラン】

・さくらのVPSは【単月プラン】※ただし2ヶ月分先払い必須

以上の条件で抽出。

CPUコア数/メモリストレージ容量1ヶ月単月契約の月額長期契約割引体験版の有無
Agames4コア/4GB25GB1,400円(割引 最大16%)6ヶ月/12ヶ月3日間有料体験版(60円から)
Conoha4コア/4GB100GB2,408円(割引 最大74%)~36ヶ月なし
さくらのVPS4コア/4GB200GB3,740円(割引 約8%)12ヶ月あり
条件:クレカ払いのみで2週間/2台まで
少人数マルチなら4コアで問題無し。ただJAVA版最新でのメモリは4GB以上推奨

長期割引が大きい、バックアップ容量も考慮したストレージ容量が大きいなど各社特徴があります。
メモリ4GBあたりでは~5人(Agamesでの推奨)がマルチプレイ人数の目安です。

特にConohaは長期の割引率の高さが魅力的ですが、初めての契約では実際の動作状況が掴めないため長期契約には手を出しづらいと感じます。

単純比較においてAgamesでは

  • スペックのわりに最安な価格設定
  • 60円からの格安な3日間体験プログラムあり
  • (期間限定~2023年8月末まで)サマーサーバー¥1,000円(4CPU/メモリ4GB)

サーバーの契約のファーストステップに適していると感じました。
有料ながら体験期間があるので自分のワールドをアップロードして動作確認もできます。

単月契約の上、数ヶ月動作の確認をした上で長期契約に移行することをオススメ!

また期間限定のサマーサーバーなど各種イベントが不定期開催されるのも面白い試みだと思います。
1ヶ月満了するとサーバーが削除されますので注意

サマーサーバー¥1,000円(4CPU/メモリ4GB)

まずはご自身にマッチしたプランをぜひ見つけてみて下さい。

\ マイクラ特化マルチサーバーはAgames! /

国内サーバーである

Data-Center@Japan

Agame公式でも推している特徴のひとつです。
マイクラから見えるping値(20ms前後)では間違いなく国内のものでしょう。
※一般的にサーバー所在地が、韓国あたりで50ms、東南アジアあたりで100ms前後が目安

サーバーの運営会社は「AWAKENING合同会社
各データセンターは公式Discordによると、東京と横浜のデータセンターを使用しているようです。

サポートもしっかり日本語でレスポンスも速いです。

サーバーの基本的な質問は公式で良いのですが、マイクラ自体のサーバー動作に関する質問は公式のチケットでは解決できないこともあるので、Discordで質問しましょう。因みに筆者もしょうもない質問をしたことがありますが、詳しい方から即レス頂き助かった経験も。

トータルで質・量そろったサポートと感じます。

各種割引がある

Student Discount@Agames

よくある長期契約の割引や学割があります。

  • 半年払い・年払いプランあり・・・~16%強の割引
  • 学割 15%オフ・・・小学生から大学・専門学校生まで(詳細は公式Q&Aの学割について適用年齢について

もちろんメモリやストレージ容量の組み合わせによって大きく料金が変わるのでいろいろクリックして確認してみましょう。

豊富な種類のサーバー

Sevrer Editions@Agames

Agamesの対応サーバーが特別多い…わけではありませんが有名どころが一通りそろっています。

  1. Vanilla(バニラ=素の状態)
  2. Forge(modサーバ /以下サーバーは略)
  3. Paper(プラグイン)
  4. Spigot(プラグイン)
  5. Mohist(mod&プラグイン)
  6. Bedrock(統合版)
  7. PocketMine(PEエディション/プラグイン)
  8. Bungeecord(プロキシ)複数サーバー間の移動が可能
  9. Waterfall(プロキシ)同上
  10. Airplane(プラグイン)大規模系に見られる
  11. Mc XBOX Broadcast(標準サーバーのみで選択可)Xbox Live経由でサーバーを配信可能なGeyser(プロキシ)拡張
  12. Fabric(modサーバー)

modサーバーではFabricも欲しかったかな?となんて贅沢言ったり。2023年6月Fabric提供開始・対応しました!

契約の方法:エディションによる選択メモリ制限

Create New Account@Agames
ページ左上から登録作業

公式サイトにアクセスし「新規登録」をクリックし、流れに沿って必要事項を入力しアカウント作成完了。

なお初期では「名、姓、メールアドレス、パスワード」あたりの入力だけでアカウント作成可能です。
しかし後に登録情報を変更しようとすると「住所の入力が必須、○○必須」とアラートが出て変更保存ができませんので注意。

正常に作成できるとメールで案内が英文で届きます

E-Mail@Agames

いよいよサービスの選定になります。

アカウントホームのページ中ほどの「こちらからサービスの利用を申し込み頂けます」がリンクなのでここから。
もしくは左の欄の「サービス」から「新しいサービスを申し込み」からでも可能です。

Service_Agreemenst@Agames

次に各プランの選択画面。2022年後半から2023年前半に掛けてプランの統廃合が相次ぎましたが、2023年7月下旬下の基本3種類+期間限定1種、プロクシサーバー1種。

Agames New Plans@July 2023
クリックで拡大

実際の契約時に選択する必須項目は

  • お支払いプラン・・・月々/半年/1年払い
  • エディション・・・バニラ/Forge/Mohist/Paper/Bedrockなど
  • RAM(メモリ量)・・・エディションによって選択可能メモリが違う
  • CPU・・・4コア・8コアなど
  • ストレージ容量・・・25GB~50GB

基本的にはできるだけ低予算で組み、不具合不足があるならグレードアップすると良いでしょう。メモリやCPU使用率はサーバーコンソールのある画面で確認できます。

注意すべきはバージョンに合わせてのメモリ容量

1.17以上のJava版は4GBが快適ラインとアナウンスされています。
※実際に1.19.4で黄昏の森modを長時間プレイしていると最高3.8GBメモリを使用

またバニラ、Forgeなどのエディション選択時はメモリ「4GB」契約が最低ライン1GBや2GBは選択肢不可です。

Memories
画像は改定前料金プラン

Bedrock(統合版)など一部サーバーに関しては1GBから選択可能です。

Bedrock Edition 1GB@Agames
画像は改定前

以上エディション別で実際に選択できる最低メモリ量が制限されることに注意してください。
※旧バージョンのバニラなどで1GBや2GB契約にしたい場合はのちのコチラで回避策を解説しています。

なお3日間トライアルではメモリ量は4GBもしくは8GBの2つからの選択のみのようです。

選択して「続ける」から進むと支払い方法のページ。

支払い方法は

  • クレジットカード
  • Amazon Pay
  • PayPal

の3種類です。

またセキュリティのためかカード情報入力で(グローバル)IPを記録するようです。

CreditCard@Agames

支払いに関する入力が終了すると契約完了!

注:支払い完了で即サーバーにアクセスできるわけではありません!

しばらくするとメールで「注文の確認」、(サーバーパネルの)「アカウントが登録できました」、「サーバーの手配ができました」の3通が届きます。
メール記載の初期ユーザーIDと初期パスワードでサーバーパネルへ初回ログインして必要な変更・設定を行います。
(筆者ではメール到着まで45分ほど)

Agames自体のログイン(IDやパスワード)とサーバーパネルのログインのそれらは別なので気を付けて下さい。

サーバーパネルへログイン・変更や設定

ここではAgamesで実際にプレイするまでをザックリ解説します。

不要な方は体感の快適さについてまとめた項へジャンプしてください。

パネルへログインと設定

Home To Service@Agames

上の写真のようにAgamesにログインしつつ、順々にクリックしてサーバーパネルに入っても良いですし、

パネルのURL: https://p2.agames.jp

URLをクリックしても可能です。
(お気に入り登録すれば次回からカンタン)

まず変更必須なのは

  • サーバーのパスワード

複雑なものであればあるほどセキュリティ性がアップ。
筆者は毎回ロボフォームというパうワード管理ソフトの機能の1つでランダム生成させています。
過去記事:RoboForm:老舗のパスワード管理ソフトを15年以上使ってのレビュー

次に変更した方が良いのは
(しなくもプレイ可能)

  1. サーバー名の変更・・・サーバーパネルの「設定」から
  2. サブドメイン登録・・・パネルの「サブドメイン」から
  3. 自身のマイクラユーザー名にop権限付与・・・サーバーのコンソールから入力
  4. ホワイトリスト登録・・・サーバーのコンソールから入力

①は分かりやすくするため。
②は公式推奨。
ラグ改善につながるそうです。

Sub Domain@Agames
出典:サブドメイン Agames

筆者環境ではping値が若干改善しました。
(平日:25ms から20ms、土日祝は少し落ちます)

Set the Sub Domain@Agames

③と④は必須ではありませんが使い勝手とセキュリティを考えると設定推奨。
方法は

  • サーバーの「ファイル」から直接記述する方法
  • サーバーのコンソール画面に入力する方法

の2つ。

特にこだわりがなければコンソールから入力するのが良いと思います。

実際の設定は公式の初期設定手順通りにサーバーを起動します。

コンソールという黒い画面が表示されたら「コマンドを打つ」の欄から指定の記述を入力。

op権限を設定しないとマイクラ内で"gamemode"などの各種コマンドが反映できないので設定しましょう。
詳しくは過去記事「ATERNOSでFPS(フレームレート)は低い? マインクラフトの無料サーバー」をご参考に。

※事前に自分のマイクラのユーザー名(ユーザーID)を確認してください。
こちらも先の過去記事でUUIDと共に確認のやり方を記載しています。

op権限(管理者権限)の付与

op権限は

op [ユーザー名]

とコマンドを打ちエンター。
※opの後ろにスペースがあり

これで管理者となりました。

実際のサーバーファイルに反映できたかどうかは

  1. コンソールページ上段タブ「ファイル」をクリック
  2. サーバー内ファイルの「ops.json」をクリック

ops.jsonに "uuid "と " name "が記述されていれば設定できています。

なお " level "に関しては権限がどこまで可能かの設定です。
気になる方は調べてみて下さい(Minecraft Wiki 権限レベル
全権限は level 4 です。

逆に権限削除(はく奪)の場合は

deop [ユーザー名]

と入力してエンター。

ホワイトリスト登録

次にホワイトリストは

  1. サーバーのホワイトリスト設定を有効にする
  2. 実際にユーザー名をホワイトリストに登録

という順に行います。

ホワイトリスト登録の有効化は

whitelist on

と入力し、反対に誰でも入れるように無効化する場合は

whitelist off

と入力しエンターを押します。

自分を含めた各ユーザーのリスト登録は

whitelist add [ユーザー名]

と入力。
※addの後ろにスペースあり

こちらの確認は

  • コンソールページ上段タブ「ファイル」をクリック
  • サーバー内ファイルの「whitelist.json」をクリック

op権限と同じように"uuid "と " name "が記述されていれば正常に設定できています。

Check The Whitelist.Json@Agemes

反対にリスト除外の場合は

whitelist remove [ユーザー名]

※removeの後ろにスペースあり

サーバーへmodをインストール

Install Mods

上記画像の手順でmodファイルをアップロードします。

「ファイル」タブ >「mods」の順にクリックし「アップロード」から転送。

PCのファイルエクスプローラからウェブ画面にドラッグ&ドロップも可能です。

※注意するのはプレイしたいmodが

サーバー用modファイルが別々にある場合

サーバーとクライアント共用ファイルの場合

です。

(今回の1.19.2版黄昏の森modは共通のものなので、サーバーとPCには同じファイルを適用すれば大丈夫)

実際にマイクラからサーバーに接続

Server Address@Agames

まずはサーバーアドレスをサーバーパネルから確認。

続いてマイクラ側から

マルチプレイ > サーバーを追加

と進み先ほどのサーバーアドレスを登録します。

なおサブドメイン設定をしている場合はポート番号は不要です。

Server Specification@Agames
サブドメインがあればポート番号は不要

あとはサーバー一覧からAgamesサーバーをクリックして接続できます。

Agamesのサーバー性能:FPSで見てみる

サーバーの仕事は主に各種エンティティの計算やワールドの作成です。
グラフィックに関わる動作は不要なだけに、性能に関わるのは

  • 絶対的なコア数よりもCPUコアのシングルスレッド性能
  • メモリの量(とそこそこのスピード)

の2点。

環境的にはサーバーとクライアントPC間のネットワーク状態も加わります。

当環境は中国地方です。
関東圏サーバーとの距離はほどほどという環境で

・普通スペックのデスクトップパソコン

・ロースペックなデスクトップパソコン

の2台で比べてみました。

結論としてサーバーの性能としては申し分ありませんでした。ただしクライアントPCにはまず

  • 60FPS以上を目指す:必要最低限で良いので外部グラフィックカードが必須

外付けグラフィックカードの場合:快適動作

2023年現在でCPUとグラフィックカードがミドルクラス付近の性能のパソコンでの確認です。

  • CPU:8700K
  • グラフィックカード:RTX3090
  • メモリ:32GB
  • モニター解像度:3,840x1,600@144Hz

結果的にはローカルプレイと変わらず快適で、気になるラグは全く感じませんでした。

3人プレイかつ重くないmodやワールドの場合はEpycプランではややオーバースペックで、標準プランでも十分な性能です。
(ただしDDos攻撃などに弱いのでTCPShieldなどを契約した方がベター)

ローカルではOptifineなどの軽量化modのみ入れてプレイしていますがそれすら必要ありません。
※もっとも「黄昏の森」modはOptifineと排他関係で起動できません

オーバーワールドの出来立て仮拠点:430~450FPS(垂直同期オフ)

V-Sync OFF@Agames

黄昏の森:330~360FPS(垂直同期オフ)

V-Sync_OFF Twilightforest@Agames

ミドルスペックのパソコンであれば国内サーバーであるAgamesで快適な動作ができます。

下位CPU内蔵グラフィックの場合:快適性が低い

極端な例として、ゲームという条件下でクライアントのパソコン性能がかなり低いものでもテストしてみました。

  • CPU:Pentium G5400
  • グラフィック:内蔵(Intel UHD グラフィックス 610)
  • メモリ:16GB
  • モニター解像度:3,840x1,600@144Hz

CPU周りが低スペックな副業用PCでもやってみました。
スペックは過去記事にしたAsrock Deskmini H310をベースに最低構成にしたものです。

正直快適に動作しないのは承知で、少しでも外部サーバーによる負荷分散が効くかテスト。

まずローカル環境最大32FPS
カクカクしていて何をしても遅延します。

内蔵のグラフィックの使用率が常時100%近く、ギリギリで動作しています。

FPS G5400PC@Local

続いてAgamesサーバー環境では最大34FPS
平均で2FPSほど改善したように見えますが、これくらいならほぼ誤差か。
内臓グラフィックは同じく100%張り付きで快適とは対極にある動作具合です。

FPS_G5400PC@Agames

例えばゲーミングではないメーカー製ノートパソコンでマイクラをプレイするとこんな感じに近いでしょう。
(M1/M2系のMacbookであればCPUもグラフィックも上なので快適に動きます)

FPSが低い原因はCPU・グラフィックどちらもで

1. CPUのコア数がマイクラがギリギリ動くの2コア4スレッド
2. CPUのコアあたりの性能が低すぎる(シングルスレッド性能)
3. 内蔵のグラフィック性能がすぐに限界到達

参考:公式(英語)マインクラフトの最低要件と推奨要件 Minecraft: Java Edition Installation Issues FAQ | Minecraft Help 

どちらかと言えばマイクラはCPUに性能を振った方が大きな効果が出ます。
※グラフィックカードを固定したうえでCPU交換した場合のFPS変化は以下を参考にして下さい。

【Intel 13900K】マインクラフトのFPS(フレームレート)はCPU依存? - 電子徒然雑記 (creas-labo.org)

ここから快適性を求める、つまりフレームレートを向上させたいのであれば、

  • シングルスレッドが強めな4コア程度のCPU(例 Intel core i3-12100あたり)
  • ローエンドで良いので外付けグラフィックカード(GTX1650やGT1030などでも充分)

の2つで武装したいところです。(なお描画自体に負荷が大きく掛かるmod、例えば影modなどの場合はこの限りではありません)
外部サーバーで多少なりとも負荷分散が効くと思いましたが、サーバーから渡されたデータの時点でクライアント側がギリギリ性能過ぎて効果薄でした。

特筆すべき安心を提供:サポート体制

Support@Agames

サポートサービスで特に「イイっ!」と思えることを1点強調しておきます。

問い合わせからの返信スピードがかなり早い

疑問点があって何度か問い合わせをすることがありました。
曜日や時間帯はさまざまで平日、土曜日・日曜・祝日。
最速は10分ほどで、遅くとも1時間以内に返信着。

なお日曜夜11時過ぎての問い合わせにも15分ほどで返信が来ました。
幸運さもありますが驚きです。

※マイページのお問い合わせからチケット作成で投げたものです
Discordでも対応しているのでそちらの方だともっと早いでしょう。

公式のみならず詳しい方もいらっしゃるのでAGAMES DISCORDサーバーを使わない手はないと思いました。
キャンペーン告知などもここで行っています。

またサポートについて公式のこちらのページに詳細があります。

連絡が早くて手段が複数あるのは大きなプラスポイントです。

国内最安 Agames

Agamesの注意点2つ

ハードウェアなどにおいて気を付けるべき点は特に感じません。

強いて言えばDDos攻撃などで回線が切れたりすることはあります。と言うかDiscord公式を見ていると割と頻繁にDDosが発生しているようです。
その場合ユーザーとしては打つ手無しなので先のDiscord内の障害情報などを確認してみましょう。

契約の中でメモリの容量は掛かるコストに比較的大きく影響しますが、契約前の段階で留意しておくことが2つあります。

  • バニラやForgeなどのエディションを選択するとメモリ4GB以上の契約のみ可能
  • 統合版やポケットエディションなどコンソール機が関わるエディションはメモリ1GBから可能

エディションごとに違う契約可能な最低メモリ量

Memories
※スクリーンショットは古いプラン時です

数百円の安さに釣られた一人として初めはワケが分かりませんでした。

上でも書いたように、バニラやForgeではそもそも最小構成のメモリ1GBや2GBが選択できません
サポートに確認したところ

サポートの回答

※Java版は、1.17以上に4GB以上が必要要件。
サーバーの正常動作上その制限をかけております。

(契約された方のほとんどが1.17以上を利用中というデータに基づいて)

との回答でした。
(文章は要約しています)

エディション選択のページにもその旨記載があります。
できれば契約しようとしている方々向けにその説明の一文があればもっと分かりやすかったと思います。
→ 明記されるようになっています

なおバニラの古いバージョンなどで2GB契約としたい場合はこんな回答を頂きました。

サポートの回答

Java版の1.16.5以前のバージョンをご利用予定で低いメモリーのサーバーが希望の場合
ご面倒をお掛け致しますが、ご注文の際に統合版を選択します。(これで1GB or 2GBのメモリーを選択可能)

サーバーが出来上がったらコントロールパネルにて希望のエディションに変更して下さい。
Java版で1GBか2GBのメモリーのサーバーをご利用頂けます。

※コントロールパネルでエディションやバージョンを変更する場合、事前に全てのファイルを削除しておいてください。
また「起動パラメーター」で適切なJavaのバージョンをご指定ください。

なるほど、それは気が付きませんでした。

標準サーバー/特定NodeでTime out発生とその対策(※解決済)

2023年02月Epycサーバー契約移行

サーバーを移行してTime Outは軽減されました、というかほとんど急な切断は無くなっているように感じます。
ping値も20msほどに改善し、遅延も感じません。
Agamesの10Gbps回線が効いているのは不明ですが…

2023/02/12追記

契約時は問題らしい問題はありませんたが、2022年11月上旬からたまにTime outで接続切れの症状が発生。

ただ同時に2台・3台が切れることはなく、即時に再接続できるので問題視していませんでした。

そして11月後半に入りだんだんとTime outの頻度が増え、即再接続しようにも繋がらないケースも稀に発生しました。困りました…
(具体的にはクライアントから「暗号化…」表示で進まなくなる)

回線切れが多発する場合、マイクラのクライアントから見てもping値が200超になっている場合もありました。
その場合いったんクライアントを落としたり、サーバーを再起動させると再び接続可能になります。

使い勝手にかなり影響するのでサポートへの問い合わせをしつつとDiscord公式を覗いてみました。

Time outの概要

公式見解で考えられるのは

  1. サーバーとクライアントの各種バージョンの相違
  2. ネットワーク経路の問題
  3. DDos攻撃によるリソースの食いつぶし

など。
公式でサポートできるのはサーバー稼働に関してのみなのでマイクラ自体の問題は自分で切り分ける必要があります。

①に関してはバニラやForgeサーバー入れ直しなど→改善せず

②屋内ネットワーク関係をすべて再起動→改善せず

③こちらではどうにもならないので問い合わせからDDos緩和の「TCPShield」のお試しを提案→改善!
しかし月額500円アップが地味に悩ましいです。

以上3点にプラスしてDiscord内でも顧客の声を収集。

Discordでは複数サーバーがぶら下がる同じNodeで同様の症状の方がいるようです。
症状は契約が「標準サーバー」のケースのようです。

Time out対策 リソースの確保

主にリソースの問題の可能性もあるようで、起動している限り無人状態でもサーバーリソースが常に消費されていることが要因。
公式により毎日早朝に強制シャットダウンさせる対策を行っています。

このことから日中にサーバーへ接続するにはブラウザからログインしつつ、サーバーコンソールから起動させる必要があります。
これはかなり手間ですね。

面倒な場合はサーバー設定のスケジュールで、4朝時以降に自動的に起動させるように予定を組む必要があります
→ 皆がこの回避操作を行ってしまい、リソース確保が難しくなったため【標準サーバーではパワーコマンド送信不可】になっています。

DDos攻撃は常に起こると仮定して、TCPShield経由だとサーバーリソースの軽減になっているとしたら合点がいきます。
標準の全サーバーが毎日シャットダウンされリソースが解放されるので改善される可能性は高いでしょう。

なおここまででTime out症例は標準サーバーのユーザーのみで起こる可能性が高いとのこと。
接続断を嫌って上位契約に変更するか悩みます… → 利便性を最大に重視して強制停止なし、かつCPUが上位のEpycサーバーにアップ

cron表記でスケジュール起動のやり方(Epyc・プレミアムサーバーのみ)

リソース解放のため毎朝4時にシャットダウンされますので、そのまま自動起動させるスケジュール機能で手間を省きます。
たまには再起動させた方が不安定さ解消になるため、以下はそのやり方として紹介します。
※標準サーバーでは不可

まずサーバーパネルにログイン後、上のメニュー「スケジュール」をクリック。

Schedule00

下画像の黄色実線枠内を記入します。
スケジュール名は英語でも日本でもOK。

時分などは「com基準で指定」と記載されています。
なにそれ?なのでザックリ解説。

cronで時分の指定方法
5項目の「*」部分を指定します
並びは「分」「時」「日」「月」「曜日」の順になっています
単位は1分区切り。
「*」は毎~を表します。

例えば5つ全て「*」であれば「1分ごとに(ずっと)処理する」ことになります。
今回の「毎朝5時00分に」のケースだと
「0」「5」「*」「*」「*」
という表現になります。

もし曜日指定したい場合は最後の項目を
日曜=0から始まり土曜=6で指定します。

なおサーバーがシャットダウンされている時に実行するので、黄色破線部分の「サーバーが稼働中の場合のみ」項目はオフにしておきます。

完了したらいったん右下の「登録」。

Schedule01

時分が指定されていることを確認しつつスケジュール部分をクリック

Schedule03

タスクを登録」ボタンがあるのでクリック。

Schedule04

ここで実行内容を指定。

ウィンドウの「コマンドを送信」をクリックするとプルダウンが出るので「パワーコマンドを送信」を選択。

Schedule05

するとウィンドウ内容が変わって「PAYLOAD」が現れるのでデフォルトの「サーバーを起動」を選択後「保存」。

Schedule06

すると内容の確認ができます。
戻るボタンなどはないのでブラウザの「戻る」で一覧画面に戻れます。

Schedule07 Finished

スケジュール登録は以上です。
他に【シャットダウン】や【再起動】などを組み合わせて自由にスケジューリングができます。

※標準サーバーでは「起動」「シャットダウン」「再起動」は手動実行のみです

まとめ

Twilightforest@Agames
ナーガ拠点を前に突然のミツバチ登場にビビる

Agamesは選択できるサーバーの種類も多く、プレイし環境にマッチしたメモリ選択を行えば快適そのものです。

2023年01月に標準サーバーの一時休止に伴い新たなEpycプランが登場。
高インフレな世の中、料金体系が若干変更になりましたが、ハードウェアスペックは向上し今なお安価と言えます。

契約を考える場合、最安でプレイしたい場合はプレイしたいエディションとメモリの組み合わせに注意。
バニラやForgeでは1GBや2GBは選択できないので、一度統合版で契約しのちにJAVAを再インストールなどの工夫が必要です。ただし動作の不安は残りますが…

安心という点においては、サポートの返信スピードがかなり速いことも高ポイント。

  • サーバー自体のハードウェア的こと → 公式(マイページ内から「チケット」にて)、もしくはDiscordで質問
  • マイクラ・サーバーの設定などゲーム固有の疑問 → 公式Discordへ質問

これで現状何が起こっているか、どうすれば良いかの把握ができて安心。

ラグなんて気にしないと言っていた次男(8)にも「お父さん、すごくいい感じに動く!」と好評でした。
オヤジ、にっこりです。

高負荷な回路システムを作ったり大人数になると最大コア数よりも1コアあたりのクロックが高い方が有利となります。
そんな場合はCPUのクロック周波数やIPCがより高い【プレミアムサーバー】の方がよりスムーズに動作します。

またDiscordのAgamesチャンネルを見ていると分かりますが、様々なアンケートやモニター募集などが頻繁に行われています。1ヶ月限定プレイですが更に格安な【サマーサーバー 1ヶ月1,000円】なども事前告知がありました。

Discordチャンネルをたまにチェックしていると良いことがあるかもしれませんね。筆者はプラン移行の割引チケットをもらったこともあります。

快適なマイクラのマルチ生活にAgamesはおススメでございます!
さて整地整地と…

では!

\ サポート体制も安心のAgamesで! /

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  • この記事を書いた人

ゆびきたす

妻子持ち副業ブロガー 趣味のPCや家電の事を徒然なる心のままに。 ※アフィリエイトプログラム参加中

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