デスクワーク

テレワーク冬の暖:パナソニック DC-PKD4 デスクヒーター

2022年2月26日

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Panasonic Desk heater Top
ゆびきたす
ゆびきたす

こんにちは、ゆびきたすです!

毎日寒~い日が続いていますね!


いつも小さな書斎で作業しているのですが、そこで困ることがあります。

エアコンやファンヒーターを付けると「顔がすぐ熱くなる」病
なので冬場は「頭寒足熱」が絶対なんですよね。

というわけで冬場の自室では一切エアコンを点けません。

手が凍えるほど寒いのは我慢できるけど足が少しでも寒いと落ち着かないんですよね。
そこで手軽なパナソニックの小型セラミックファンヒーターを愛用中。

Panasonic Fan Heater

セラミックファンヒーターや電気ストーブの良い点は素早く暖かくなって燃料補充もなく楽なんですよね。
またこの製品は風の吹き出し口が下の方に付いていて足先を温めるには絶妙の位置。

Vent

そしてこのヒーターの消費電力は温度「低」設定で615Wです。
(温度「高」設定だと1,120W)
しかして今季最大の課題が生まれました。

副業時間(&テレワーク時間)が増えて電気代が上がり続けている

自分に加えて長男(11)が

Youtube動画編集スタートして同ヒーターを使用する時間が長時間化

これらが響いて電気代が爆上がり傾向...
平日の日中は誰もいない家なのに、です。

そこでこの2台の暖房器具の省エネ化を考えるためパネルヒーター(パナソニックでは「デスクヒーター」名称)を購入してみました。

パナソニック DC-PKD4 デスクヒーターとは

Unpacking Panasonic DC-PKD4

3方向のパネルで覆われていてパネル面に電熱線が埋め込まれている暖房器具です。

以下は仕様です

定格電力165W
本体寸法48×45×30cm
コードの長さ1.8m
表面温度(室温20℃の場合)弱37℃ / 強55℃
1時間の電気代(27円/kWh単価の場合)およそ4.5円

1時間あたりの概算電気代をセラミックヒーターと比較

自分の住む地域の電力会社の契約では

Chugoku Denryoku
デイタイムは高め、ナイトタイムとホリデータイムは安い契約。平日の日中は使わない人向け

以上より、冬場なので1kWhあたり30.62円とします。
なお電気代計算サイト  電気料金計算 (denkikeisan.com)  にて自動計算。

既設のセラミックファンヒーターが「弱」使用で615Wなので

>>>セラミックファンヒーターは1時間あたり およそ18.83円
(土日祝のホリデータイムは9.15円

パナソニックのデスクヒーターで上記計算を行うと

>>>デスクヒーターは1時間あたり およそ5.025円
(土日祝のホリデータイムは2.45円

ここで1ヶ月の概算使用時間を少な目にみて

平日4時間×22日間=88時間(デイタイム)
土日8時間×8日間=64時間(ホリデータイム)と仮定すると...

既設セラミックファンヒーターは 2,242円
デスクヒーターは 599円

なんと理論上、電気代が4分の1近くにダウン!

更に長男が同じセラミックファンヒーターを自分と同じくらいの時間毎日使用しています。
つまり掛かる電気代は約2倍の4,484円。これが1,200円ほどになるとしたら大きな差ですね。

※1.ナイトタイムの格安料金は考慮していませんのでもう少し電気代は安いはず
※2.燃料調整費と再生エネルギー発電促進賦課金は簡略化のため考慮せず

詳細な本体寸法

仕様表の表記では分かりにくいので図を作ってみました。

Panels Size

高さは普通の事務用デスクでは天板下は600mm以上あるはずなので問題なし。
ただし子供用のデスクは奥行を含めて一応測った方が良いでしょう。

結論:満足感は室温などの条件による

大変良い製品なのですが、人を選んでしまう部分もあります。

自分で使う場合

室温10℃前後、もしくはそれ以下の状況だとセラミックファンの使用がベスト!
室温20℃前後ではデスクヒーターで充分満足な温かさでオススメ!

と感じました。

パナソニック DC-PKD4 デスクヒーターの良い点

  1. セラミックヒーター比で1/4もの省エネ性能
  2. 畳めるので収納性抜群
  3. 部分的に熱くなりすぎない
  4. ひざ下あたりまで広くじんわり温かい
  5. 肌乾燥しにくい
  6. 無吸気なのでホコリ掃除の頻度が低い
  7. 熱風がでないのでチェアー脚などが熱くならない

順番に簡単に説明すると

①固定費削減に間違いなく貢献!

②収納場所がかさ張らないのが美点!
折りたたむと55~60mmの厚みでコンパクトです。

③セラミックファンだと風が当たるところを、足を動かして調整する感じです。
じゃないと熱い!

④セラミックでは無かった感覚です。ひざ下全体がジワーと温かさが一定。
熱くなったり冷えたりがが少ないです。

⑤乾燥した熱風が出ない利点ですね。

⑥吸気口がないので掃除が楽!

⑦これもかなり優位な点です。
セラミックファンは要注意で、長男にも再三気を付けるように指示していますが気を抜くとチェアー脚先(キャスター付近)が熱々になっています。
ファンタイプはは消し忘れると非常に危険!

全体としては品質感も良く好印象。

…ですが以下のように気になってしまう点もあります。

パナソニック DC-PKD4 デスクヒーターのもうひと息な点

比較的低消費電力であり、風が出ないがゆえの問題もあります。

  • 上が解放されているので熱気が上に逃げる
  • きっちりコの字型に織り込まないと効果半減
  • 足先が少し、カカトはかなり寒い
  • 音がしないので切り忘れしやすい

上方へ熱気が逃げる

構造上避けられない特性。

取扱説明書には「衣類や毛布を掛けない」と記載されています。
発火事故を防ぐ目的なのですが、試しに薄手の毛布やタオルケットを上に掛けて覆うと効果は抜群!

また長男にも使ってもらいました。
実験として「フェイクレザーのデスクマット」を上面に置いて熱の逃げを低下させる試み(笑

Desk heater Ingenuity

長男:「おっ!上のフタがあるとあったかい!」
なおパネル自体の高さが480mmなので大人だと膝がパネル上にはみ出ます。

上写真ではチェアー高を上げているので長男の膝でパネルを支えています(笑
これはちょっと使いにくい。
ひざ掛けならちょうどいいかなと思います。

以上のことから自分で対策するとしたら自己責任で難燃性のひざ掛けを掛けて使います。

その点机の天板の高さが低い机ではより効果が高いと思います。

きっちり「コ」の字型をキープ

The Packing state
コントローラー部は「強」「弱」「切」しかなくてシンプル

なぜか新品時は加熱部が外側になるように折り込まれて梱包されています。
まずは「折りクセ」を取るために加熱部が内側にくるようにしっかり折り込むことが必須。

きちんとコの字になっていないと熱気が拡散してしまい使い物にならないレベルになってしまいます。

開梱時結構なクセがついているので、少し折り込みクセを付けて立ててもコの字が段々開いて来ます。
しばらく両端にモノを置いてそれ以上開かないように対策しましたが...
※なお、あまり力強く折り込むとパネルが変な折れ方をしたり破損しそうです。

そこで...

Fold 3panels
コントローラー部とコードの色は何故にこの色か、というところ

1日ほど加熱部を内側にした状態で軽い物を載せて床に放置したところ、しっかりコの字型をキープできるようになりました!

足先と「かかと」が寒い

Temperature 12.8℃

室温約12.8℃で検証してみます。
足元がかなり寒い状況。

ひざ下付近はじんわり温かくてとても良いのですがどうしても足と床の接地面付近は温度が上がりにくいようです。

足先の寒さについては以下のウレタン・フットレストを試してみました。
過去のゲーミングチェア、現使用中のリカルド共に座面が少し高めなので太もも圧迫対策として購入していた硬いウレタン製足置き。

Cushion

足を載せても潰れにくい硬さで足置きとしては秀逸。

但し熱風の出るファンヒーターではクッション自体が高熱になるため使えません。
デスクヒーター併用すると...クッション自体も時間をかけてじんわり端の方が温かくなります。
実際にこのクッションに足を載せて作業すると温度感もかなり改善されました!

しかし今度は踵(かかと)が寒いのです...
つま先あたりが温かくなると温度差で踵がとても寒く感じてしまいます。

対策としては靴下を履くしかないかな...?
例えひざ掛けで上を覆っても踵より後ろは解放されているので冷えます。
好みが別れるところですね。

3方向だけでなく床面にも発熱部があるともっと温かさUPできそうですね。

もしくはフットウォーマーの併用で足先とかかとの寒さはしのげそうです。
フットウォーマーは以下の記事から。

Foot Warmer Review EYECATCH
3種の足元暖房の最適解は?:洗えるフットウォーマーのレビュー

冬の足元暖房の雄:セラミックファンヒーター、そして省エネのパネルヒーターのまとめをしつつ、今回は「組み合わせ使用」の事例をご紹介。第三の神器「フットウォーマー」を使ってみます。

続きを見る

切り忘れに注意

セラミックファンのように常時ゴォ~と音がしていれば良いのですが、当製品はほぼ無音。
静音なのは立派なメリットなのですがうっかり屋さんは注意。

席立ちする時に切り忘れをし易いでしょう。
現に長男が点けっぱなしで深夜に自分が気づいて消すようなこともありました。

高熱を発するわけではないのですが、オフタイマーが欲しいところ。

まとめ

他に暖房器具が無く10℃前後になってくると足全体を温めようとすると風がない&比較的低温加熱だけに暖かさは弱め。
しかし例えばエアコン併用で室温が18℃~20℃くらいだと当製品併用での快適さは激変します。

以上のことから自分の使い方としては

室温が18℃以下になる期間
セラミックファンで寒さをしのぐ
室温が20℃前後になる期間
当デスクヒーター の出番
省エネで電気代節約

と使い分けることで「温かさ」と「電気代問題」の良いとこ取りをすることに。
(モノが増えるじゃん!というご指摘はごもっともだと思いますが)

時期的には春先の少し冷えるとき、秋ぐちの後半あたりが使いどころかなと思います。

なお

エアコンと併用される方にはオススメ!
そこそこ室温があっても足元だけが微妙に寒いなんて局面に最高にマッチ
それでいて省電力なのも嬉しい!

いまやコロナの影響でテレワークがひろがり、巣ごもり故の電気代の高さに驚く方も多いハズ。

足元が温かくて寒さを気にしなくなれば健康度も生産性もアップ!

良きテレワークを。

では!


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  • この記事を書いた人

ゆびきたす

妻子持ち副業ブロガー 趣味のPCや家電の事を徒然なる心のままに。 ※アフィリエイトプログラム参加中

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