こんにちは、スーパーシングルタスク脳なゆびきたすです!
仕事を効率的かつ短時間で行うためにスマホアプリを使うことが多いと思われます。しかしスマホ操作の時間はほんの数秒かもしれませんが、長い期間でみるとバカになりません。
また気が散りやすい人はスマホを視界に入れるべきではありません。
そこでワンタッチで簡単操作かつ見た目が良いものがないかジックリ探してみました。
そんななか、WEBライティングの書籍もだされているなかじさんのガジェット紹介の動画で発見!
そこで紹介されていた製品がドンピシャで、なぜか琴線に触れ思わず買ってしまった話です。
つーかたかがタイマーに6,000円は高すぎねーか!?
ふふふ…自分も初めはそう思っていましたが、今は手放せない良さがあるのだよ
TickTime Proの概要
世に出した会社はてっきりアメリカや欧州あたりかと思っていましたが、結論中国の会社です。中国強し。
TickTimeに関わる会社
会社は【Pihen International Limited】(品恒國際有限公司)で、中国は香港の企業です。
また日本においては【llano株式会社】として東京所在地の会社が紹介されています。(今どきのバーチャルオフィスかどうかは不明)
Ticktime Pro-llano株式会社 (llanollano.com)
TickTimeのほかPC用品や【IIano】ブランドでモバイルバッテリーやビューティー製品なども扱っているようです。
ネットを探すと傘下に【Nllano】や【Cuspid】など複数ブランドがあり、この乱雑で分かりにくい関係性も中国メーカーらしいですね。
日本における代理店は【CJT株式会社】で、カメラ関連製品や家電製品を輸入・卸販売を行う会社。
新時代タイマー「TickTime」が日本上陸!在宅勤務の効率化に期待 (value-press.com)
2020年登場の「TickTime」においては、上記の記事にあるようにクラウドファンディング「MAKUAKE」にて目標300万円に対し650万円以上獲得しています。
在宅ワークを支える時間管理の小道具:新時代のタイマー「TickTime」| (makuake.com)
さらに日本だけでなく、Indiegogo(アメリカ)、Wadiz(韓国)、FlyingV(台湾)のプロジェクトで日本円換算で合計約8,300万円分の支持を集めました。すごいですね。
その後国内で( 同じくMAKUAKEにて )IIano株式会社が主体となり、後続の別製品であるTicktime Cubeのクラウドファンディングも実施しています。
息抜きしながら生産性UPを叶える、秘密の小道具。Ticktime Cube| (makuake.com)
TickTimeとTickTime Proの違い
初代といえるTickTimeと同Proの機能差を以下にまとめてみました。
なお無印版は手元にないため公式の数値、手元のPro( 長時版 )は実測の値です。
TickTimeシリーズ | TickTime Pro ( 長時版 ) | TickTime |
充電用の端子 | USB-C | Micro-USB |
タイマーの一時停止機能 | あり | なし |
指紋のつきやすさ (側面6面) | 目立ちにくい | 目立つ |
プリセット時間:ポモドーロ版(通常版) | 3 / 5 / 10 / 15 / 25 / 30 分 | 3 / 5 / 10 / 15 / 25 / 30 分 |
プリセット時間:短時版 | 1 / 3 / 5 / 8 / 10 / 15 分 ※ | なし |
プリセット時間:長時版 | 5 / 15 / 25 / 30 / 45/ 60 分 | なし |
カスタム時間 | ~99分59秒 | ~99分59秒 |
タイム計測 | あり | あり |
音量モード | 5段階+無音 +バイブ | 5段階(無音含) |
バイブレーションモード | あり | なし |
底面マグネット | あり | あり |
充電時間 | 未掲載 | およそ3時間 |
使用時間 | およそ10時間 | およそ10時間 |
待機時間 | 未掲載 | およそ6ヶ月間 |
外寸 (六角頂点間x六角平行線間x直立時高さ) | 47.8 × 41.8 ×45.7mm ( 実測値 ) | 48 × 42 ×45mm |
重さ | 57g ( 実測値 ) | 58g |
Pro版は使いやすさ・扱いやすさをバージョンアップした製品となっています。
価格の差( 500~600円 )はあるものの、タイプC対応、バイブ機能や一時停止機能などを考慮すると、無印版も安くないだけにどうせならPro版一択。
あと目につく側面の指紋がまったく目立たないのは追加で良かったポイントです!
PD急速充電器でも充電可能
過去の急速充電器のレビューでそこそこの確率で遭遇するのが
両端がタイプCのUSB高速充電ケーブル+PD急速充電器では充電開始できないデバイスがある!
ということ。
こういったケーブルは高電圧・高電流で充電を行うため端子部にeMarkerチップを搭載してデバイスと充電器が相互通信します。
充電がまったくスタートしないのはこの通信部分が原因だと思われます。ちなみにタブレットでも見かけます。
そして当TickTime Proでは…
高速規格のPD充電器(+高速規格タイプCケーブル)でも問題なく充電可能!
でした。ご安心ください。
お、おどかしやがって!
いた、それがいろんなガジェット買ってると、けっこう当たりまして。買うときそれなりに気になったんです
ただ充電速度は2W前後とかなり低速。初回の充電時間(マニュアルでは10~12時間 )が長いのはこのためかもしれませんね。
TickTime Proの使い方
プリセット時間・カスタム時間・ストップウォッチ(経過時間計測)機能の3機能が柱となります。
なお使う上で知っておきたいのは
- 充電しながら使うことはできない
- デフォルトの音量がかなり大きい
の2点。
そのため音量は必ず初回に設定しておきましょう。
音量設定
音量の設定はタイマー動作中に画像の【V +】もしくは【V -】ボタンで行います。
アラーム音
V + もしくはV - ボタンを押すと順番に切り替わっていきます
- バイブレーション
- 無音
- アラーム 音量 1 > 2 > 3 > 4 > 5
プリセット時間でタイマー
プリセット時間のカウントダウンは非常に簡単。
普段立てている状態から目当ての数字を上面にして転がすだけ、以上!
ただし必ず「待機状態」になっていることが条件です。ここは次章の【注意点 オートOFF機能】の項で解説。
カスタム時間でタイマー
続いてカスタム時間の使い方。こちらは以下の2ステップです。
STEP1:M+ボタンで必要な分数を、S+ボタンで秒数を設定
STEP2:任意の面で横に倒す(どの面でもOK)
こちらも簡単ですが、プリセットと比べると小さなボタンの操作が若干面倒に感じます。
ストップウォッチ機能
経過時間の計測も非常に簡単。
普段底面になる面を天面にひっくり返すだけです。
ただカウント時間の進捗が見えないのがネックでしょうか。
ちなみにひっくり返した状態で宙に持ち上げて覗いてみると、カウント表示部は表示OFFになっています。
カウンターが一切見えないから「秒数当てゲーム」とかできそうだな!
TickTime Proの注意点
それほど複雑な機構を盛り込んでいるわけではありませんが、やや神経質な目線で気になった点を紹介します。
オートOFF機能:長時間放置すると微妙に邪魔な機能
これは購入前から管理人の勝手な思い込みがありました。
いつでもどこでも横に倒せばカウントダウンできるゾ!最高!
と思いきや、それなりの時間が経つとオートオフ機能が働きます。これはバッテリー持続時間を延ばすためだと思われます。
そのため数十分の離籍から戻って再度横に倒しても無反応。オートオフから倒すだけでは自動復帰はしません。
ちょっとちょっと!メンドくせーじゃないですかぁいつでも倒すだけで(ry
この場合は一度どれかのボタンを押して復帰させる必要があります。ここはひと手間かかるなぁという印象。
でもさ、今どきの製品で省電力機構がないと思うほうが不思議だけどな!
「ボタン1個押すだけの手間では?」と言われそうですが、倒すだけの操作に慣れると些細な手間が気になってしまいます。
完全にOFFにできない:意図せぬアラーム起動とその対策
上記のオートOFFに絡んだ問題点ですが、管理人が気になったのは
ボタン操作を一切受け付けない完全OFFモードにできない
例えばカバンのなかに転がして携帯する場面を想像してください。
とくに三角形状のボタンは、端のほうが軽い力で反応します。
もしカバンの中でもしボタンに何かあたってしまうと簡単にタイマーが起動してしまいます。もし普段から大きめの音量で使っていたりすると
電車や図書館、オフィスなど静かにするべき環境で大音量アラームが…
顔を真っ赤にして超慌てる自分の姿を想像してしまいます。
ボタンの面に柔らいスポンジをかませるなど、持ち運び時にはある程度の対策が必要ですね。
充電しながらでは使えないから持ち運びのときはモバイルバッテリーに接続しておくとか!
実際に満充電状態で充電器に挿しっぱなしにしたところ、ボタンを押してもタイマーは起動しないようです。
初期アラーム音がかなり大きい、音量モードが整列していない
初回に使った時かなりビックリする音量でした。しかも音が鋭い音質で耳に突き刺さる感じ。
そのため多くの人にとって音量を下げる必要があると感じます。
そして無音状態から順番に音量を上げていった時の音が下記です。
アラーム音量は5段階ありますが、なぜか第4段階めが一番うるさく感じます。
また一番音量の差が大きいのが第1から第2段階へ変更したときです。
個体差なのか、意図的なのかは不明ですが、音量の順番も謎。ただ管理人は最小音量かバイブでしか使わないので支障なしですが
若干作りがアバウトという意味で、中国製ならではの面が見えてしまった感じです。
Proの「一時停止」機能に注意
TickTime 無印版にはなかった便利な「一時停止機能」ですが、やや注意したいポイント。
一時停止した後、間違えてもとのタイマー時間と違う数字に転がしてしまうとリセットされます!
そもそも超集中モードになっていると、自分が何分にセットしたかも忘れてしまう管理人。
単なるケアレスミスですが、実際何度も間違えてしまします。
一時停止にした場合、分かりやすいように操作パネル面は点滅していますが、一時停止中に設定した側面の数字も同時にフラッシュしてほしいと切に願います。
まとめ
タイマー系ガジェットとしては
- タイマー時間数を絞ることになりシンプル操作で完結
- 手間はワンステップ、長時間放置後は2ステップで完了
- 見た目がシャレている+指紋が目立たない
- ストップウォッチ機能あり
と必須な機構は備わっているためイチオシの製品です。
超集中モードで時間を忘れるヤツ必見だわ。これはマジいいゾ!買え!
…ちょっと待って。反面、管理人が気になったのは
- 手に取ってその良さを感じるまでは価格が高いと感じやすい
- アラーム音の種類が変更できない、耳に刺さりやすい音質
- 一時停止後にミスなく元の分数に戻れる仕組みが欲しい
- 携帯にはボタン操作無効モードが欲しい
ということ。
このたりが妥協できるなら管理人激押しの逸品です!
あと購入の際は時間の長さのバリエーションがあるので間違えないようにご注意ください。(長時版・ポモドーロ版など)
管理人は優れているといわれるポモドーロ運用 ( 25分ワーク+5分休憩 ) などは特に行なわずガン無視ですが、自分なりの全集中できるベストなタイムを見つけ出していくのも一興。
これからもTickTime Proで全集中で記事を書き続けたいと思いました。
では!