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【 SwitchBot ロック Ultra 】レビュー:初代ロックと比較!充電池スペアについても解説

Lock Ultra-Top

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ゆびきたす
ゆびきたす

こんにちは、スマートロック歴3年のゆびきたすです!

我が家の初代スマートロック、それなりに不具合も経験しましたが今はスマートロックがない生活は考えられません。

現在では様々なメーカーから発売されているスマートロックですが、すでにいくつかのSwitchBotのスマートデバイスを所有していたため、今回も同社製品にしてみました。

初代スマートロックの所感

指紋認証との併用でQOL爆上げにしてくれた初代スマートロックのレビューは以下で詳しく解説。指紋認証ユニットを組み合わせてQOLアップの製品でした。

【Swich Bot スマートロック】レビュー:指紋認証で快適生活!アレクサとの連携も検証 - 電子徒然雑記

その便利さにおいて疑いは微塵もありませんが、長期使用して感じたのは耐久性はそれほどないことです。前提として家族・実母で1日の施開錠動作は回数20回以上(多い日で30回以上)は出入りするという頻度で使っていました。

上記前提の上で初代スマートロックの正常稼働の寿命は【 最大1年から1年半 】といったところでした。

ゆびきたす
ゆびきたす

なんか思っていたより短かくない?

せめて3年、できれば5年間ほどは安定稼働してほしいものですが、1台1万円強の価格帯では長期間の無故障は困難なのかもという結論です。

ザっと計算してみると1日平均20回として1年で7,300回の稼働。
感覚的にはもう少し耐久性が欲しいと感じますが、製造原価的に推測すると妥当なのかもしれません。

また取り付けを簡易化するために両面テープ止めになっているのも問題なのか少しずつモーター反動に負けて本体が動きます。要はシリンダー位置が微妙にズレ続きます。もしかしたらネジ止めなどガシッと固定するとまた違う結果かもしれませんね。

所感としては、ホームセキュリティに関わる製品なため1年くらいの保証期間ごとに買い替えるのが安全だと感じました。

ツインロックにした場合の1年間の概算コスト

  • 初代ロックで約23,000円 ( 月2,000円 )
  • ロック Proで約32,000円 ( 月2,700円 )
  • ロックUltraで約41,000円 ( 月3,400円 )

安心と安全は意外と高くつきます。プラス便利さが最高なわけですが…

離れられない魅力のスマートロック

Switchbot 1st Smart-Twin-Locks

初代ロックのエラー、特に「引っ掛かりました」系が頻発した頃に感じたのは

『鍵による手動の施錠解錠でいいかな…』

1度手動開錠・施錠に戻してみようと考えました。しかし子供に鍵を持たせると紛失が怖いため、密かにキーボックスを常備する方法です。

しかしたった数日で断念してしまいました。

指紋認証のスマートロックに慣れていたため施錠・開錠が非常に煩わしく感じます。

他社乗り換えも考慮しましたが、価格に関わらずどれも不具合レビューも多く見かけるため、結局慣れたSwichbotでいいかなという結論に。

スマートロック初代・Pro・Ultraの比較

初代からUltraまでの3世代の機能をザックリまとめてみました。

Lock 1st-Gen
スマートロック(初代)
Lock Pro
スマートロック Pro(2代目)
Lock Ultra
スマートロック Ultra
本体サイズ縦 112 ×幅 59 ×奥 73.2mm縦 120 ×幅 59 ×奥 83.9 mm縦 122 x 幅 62.6 x 奥 66.8 mm
バッテリーCR123A/2本単三電池/4本もしくは別売充電式/2個充電式/1個 + 予備 CR123A/1本+緊急ロック・アンロック5回分
概算バッテリー容量(推測値・Panasonic) 1,550mAh×22,900mAh ( 単3形乾電池×4本 )4200mAh+CR123A/1,550mAh
状態表示ライトなしなしリングライト
開錠方法 ( 手動 )ノブ回しプッシュ+ノブ回しプッシュ+ノブ回し
対応施錠・開錠方法スマートフォン、指紋認証ユニット( 専用カードキー組み合わせ可 )、NFCタグスマートフォン、指紋認証ユニット( 専用カードキー組み合わせ可 )、NFCタグスマートフォン、指紋認証ユニット( 専用カードキー組み合わせ可 )、顔認証ユニット、NFCタグ
高速性遅め速い超高速

肝心のバッテリー持ちは個体差や環境差が大きいため「最長」の目安でしょう。

所感してバッテリー持ちは公式の数値の半分から70%程度とみています。初代なら3・4ヶ月、2代目Proなら4~5ヶ月、Ultraなら半年~8ヶ月程度と思っておくと慌てなくて良いでしょう。

なお管理人は初代からUltraへとProを飛ばしましたが、ネックなのが価格です。急ぎでない場合にはセールを利用した方が良いでしょう。

Prices Lock-Ultra

特にツインロックの場合にはコストがかさむため管理人のように1個ずつ購入して様子を見るのもありかとも思います。

相対的に初代やProが安価になってきていますが、次章で解説するグレードアップポイントを踏まえるとUltra一択かな?というところです。

スマートロックUltraの取り付け可否

取り付けに関しては特に複雑さはありませんが、事前の採寸などの確認は必須です。

ドア形状は無限とも言えるほどの種類があるため詳細に確認をしましょう。一部「付属品で装着できないときは無償でパーツを提供」との記載もあります。

非常に多くの種類があるため、該当するか否かわからない場合には事前にサポートに問い合わせする方が無難です。

より簡単になったスマートロック Ultraの自動校正

今まで通り手動で開け閉めしてドアの施錠・開錠そしてドア位置を認識させることもできますが、Ultraでは【 自動校正】モードでより簡単に校正が完了できるようになりました。

モータが自動で回りロックとアンロック位置を自動的に認識し、ごく短時間で校正作業が完了します。

Auto-Calibration

これも驚きポイントの1つでしたが、ロック部がドアから突き出したか否かを確認してボタンを押すだけ。非常に楽になりました。

従来ではスマホ画面を確認しながら、開けたり閉めたりロックしたりアンロックしたりと、校正はわりと面倒でした。

さっさと終わらせたくて校正中に開錠と施錠を読み間違えてやり直しなんてこともやってきた管理人なため…

Switchbot スマートロック ULTRAに驚愕!

Lock Ultra-Package 01

さてここからが動作レビューとなります。

初代からのアップグレードではきちんとビックリポイントを感じました。

確実に進化したUltra:圧倒的な施錠・開錠スピード

一番の驚きが施錠・解錠の圧倒的なスピードで初代ユーザーからすると驚きの速さです。

当家では指紋認証ユニットを併用した使い勝手になりますが、初代は基本的に3秒前後は掛かります。

Lock Ultra LED

初代を初めて動作させときの印象も『遅っ!』というものだったため、今回のUltraは動作した瞬間ニンマリ。指紋認証ユニットの『ピッ』音から0.5秒以下、体感では確認の音の直後に解錠されるイメージです。

初代ユーザーは間違いなく乗り換え推奨と言える動作スピードです。

初代からの指紋認証ユニットは継続使用可能

Fingerprint Authentication unit

管理人は初代から指紋認証ユニットを併用しています。Proのも同じ組み合わせでできるのはサポートにも確認済で、こういった周辺機器がそのまま使えるのはうれしいです。

実際Ultraにおいても動作は変わらないようで、併用は全く問題ありませんでした。

なおSwitchBotアプリ内のスマートロックを認識させた後、ロックと指紋認証ユニットとを相互認識させる設定をする必要があります。

安心度UPの多重バッテリー機構と独特な充電式バッテリー

Lock Ultra Batterys

バッテリーの充電は1年に1回」とPRされていますが、1日〇〇回の使用頻度という測定上の条件もあります。

メーカー公称の数値は概ね絶好の条件下で測定されているため、管理人的には半分から7割程度で見ておけばストレスもないかなと考えています。

さてスマートロック Ultraを使い始めてまず思ったのがバッテリー。

初回は満充電されていませんでした

メインバッテリーの充電中はサブバッテリー駆動となるため、できればサっと行いたいわけです。

なおPEEマーク入りのAmazonジャパンの会社名が記載され、充電の端子はUSB-タイプCです。

Lock Ultra Main-Battery

そして満充電には約6時間前後とそれなりに時間がかかります。

そこで考えたのが、今後のメインバッテリーの故障や不良も考慮してスペアパーツとして単品購入すること。

こちらはサポートに問い合わせてみました。

この度は【ロックUltra】に関するお問い合わせ頂き誠にありがとうございます。

ご希望の商品につきましては、単体での販売を行っておりませんが2,980円 (送料込み)をお客様にて
ご負担いただければ部品をお送りする事が可能でございます。
(二個購入する場合、二回お支払いお願い致します。)

ご希望される場合にはお手数ですが、下記のリンクよりお支払いいただくようお願い申し上げます。
https://www.switchbot.jp/products/switchbot-shipping-fee?variant=45463907631279

お支払いの手続き完了後、お手数ですが#JPから始まる注文番号をお知らせ頂くようお願いいたします。

※注文完了後、確認メールは届きますが注文番号をお知らせ頂かないとこちらでは注文完了の確認がとれませんので、
 商品を発送いたしかねます、ご了承頂くようお願いいたします。
お手数ですが、下記内容をご記入の上ご返信いただけますでしょうか。
------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
お送り先情報
氏名:
住所:
電話番号:
郵便番号:
※上記項目を引用頂きお返信お願いいたします。
------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
また他にご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。
今後とも弊社製品をよろしくお願いいたします。
SwitchBot Team

予備のバッテリーが欲しい場合には

  • Switchbotアプリのサポートの項目からお問い合わせし、上記サービスパーツ用のリンクを送ってもらう
  • URLリンクから実際に購入・決済を行う
  • 上記メール内フォームに記入しつつ、発行された #JP の注文番号を記載して報告

以上の流れになります。以下画像は順を追った画像を掲載しているので参考にしてください。

Buy Battery 01
Buy Battery 02
Buy Battery 03

実際8月11日午前中に公式で注文し、メールにて#JP番号を送付、その翌日8月12日には発送されました。迅速で良きです。

Buy SwitchBot Spare-Battery 01
Buy SwitchBot Spare-Battery 02

SwitchBot スマートロック ULTRAの懸念点

最後に管理人が3年ほどスマートロックシリーズを使って感じた心配なポイントです。

  • 耐久性がやや不安
  • サポートに余力が無さそう

まず耐久性が未知数なこと。

初代を4つ使い、かつ後発のロックProの数多くのレビューを集めた結果「2世代連続でモーター周りにまつわる脆弱な部分が解消されていない」という印象を持ちました。

モーターが全面アップグレードと謳うSwitchBot スマートロック Ultraですが、耐久性の向上は特に謳われていません。

そのため耐久性や安定性はファームウェア改善などと合わせてもう少し経過観察が必要そうです。

次にサポート。

昨今ユーザー数の増大からか電話やチャットもつながりにくい状況が多いと感じます。

数多くのレビューを参照した限り、例えばAppleのサポートのような比較的手厚いサポートは望めなさそうです。転嫁されたサポートコストが桁違いのは分かりますが…

そして不具合解消は基本「保証期限内での」商品交換、もしくは保証切れの場合には割引価格での再購入を促されます。割引価格の提示については管理人も経験済です。

手厚いサポートが必須だ!と考える人には、残念ながらSwitchBot製品全般にハッキリと向かないと断言でき、ある程度自分で試行錯誤できるのが望ましいです。

まとめ

Lock Ultra 01

スマートロック Ultraは取り付け後の見た目、そしてQOLに直結するモータースピード、更に2重で対策されたバッテリー機構など確実に進化しています。

初代・Proモデルが相対的に安価な印象となりましたが、施錠・開錠のスピードや今後のバグ解消のメリットを考慮すると今から買うならUltra一択と言えます。

とくに施錠・開錠のスピードは「コレ買って本当に良かった!」と思える逸品と断言できます

しかしながら初代からProモデルまで不具合レビューで最も多かった「引っ掛かりました」エラーが今後Ultraでどうなるか気になるところでしょう。…と不安感を口にしながらも再び我が家のQOLは爆上がりになりました。

デメリットなポイントをしっかり抑えて使っていきたいと思います。このまま調子良く動作できればツインロック対応のため2個目購入を予定しています。

本来2ロックタイプのドアには2つ付けた方がセキュリティ的に有利なためです。

確実に生活を便利にしてくれるスマートロック Ultraを一度導入してみてはいかがでしょうか

では!

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