こんにちは、ゆびきたすです!
今回は玄関にまつわるスマートハウス化のレビューです。
管理人の住む地域はかなりの田舎なので基本就寝時以外はカギは開けっ放しです。日中なんて鍵を締めたことなんてありません。
ただ近隣でも泥棒が入ったなどのうわさを伝え聞き、そろそろキチンとロックする習慣をと考えていました。
またこの習慣が災いして、気を抜くとカギを掛け忘れます。危ないですよね…
さらに帰宅時カバンの中に放り込んだカギを探し回ることもかなりの頻度であり、スマートロック導入は必然の結果になっていきます。
検証の対象はSwitchbot スマートロックとしました。AmazonなどECサイトでの広い宣伝力やコラボを介し、現在ではもっとも勢いのある中国メーカーの1つです。
我が家では合計4台のAmazonアレクサ端末が稼働しているのですが、バッチリ連携可能なのも大きなメリット。
実際2週間ほど使ってみて
スマートハウス化していく過程で、自信を持っておススメできるデバイスの1つです。
Switchbotスマートロックを選んだ理由
以前から計画していたスマートロックというカテゴリ製品です。
またスマートフォン連携による自動開錠が大きなトピックの製品もあります。
スマホを所持したまま近づくと自動アンロック。
ここまでは良いのですが、スマホの所持をしていない場合や相性問題で接続に問題が出た場合には何らかの開錠手段、例えばキーパッドでのパスワード開錠などが必要です。
かと言って出入りのたびに毎回パスワードを押すのも面倒です。
(実際テンキーパッドでのパスワード入力はかなり苦痛)
もっと手軽な方法がないか調べてみるとありました。
すでに管理人宅で使用中のSwitchbotシリーズの製品です。
機能性としては
- 指紋認証
- 10キーパスコード認証
- NFCカード認証
- NFCタグ対応(2枚付属)
- Amazonアレクサ連携
と一通り機能は揃っています。
さらにロック操作で想定したのは
- 指紋認証(常用の方法として)
- 10キー・パスコード認証(指紋認証が通らない場合)
- Amazonアレクサで室内から音声コマンドでアンロック
の3点です。
小学生の子供たちや実家の両親も想定しているので、NFC系の操作は重視していません。
そもそもNFCカード方式だと結局何かを手にもって開錠するになります。
何より他社性で環境を作るよりも、すでに使用中のSwitchboハブという製品を更に有効活用できるのがコスパ良し!ということで同社製に決定。
もちろんアレクサとの連携でロック&アンロックも音声コマンドでカンタン。
※アンロックは4桁の任意の確認コードも発話が必要
すでにアレクサ製品やSwitchbot製品(特にSwitchbotハブというネットワーク中継製品)を連携使用しているご家庭なら揃える機材も少なくて済みます。
【重要】採寸とSwitchbotスマートロックで揃えるデバイス
基本的に玄関ドアのサムターン(ロック・アンロックのクルっと回すツマミ)及び周辺の寸法と個数を事前に確認する必要があります。
購入する場合は必ず以下リンク「SwitchBot ロックをご購入の前に」ページにて各種確認を行います。
ご購入前の確認 – SwitchBotサポート (switch-bot.com)
ページ中の「設置可否かどうかをご確認ください」の項から順番にチェック。
例1:サムターンサイズ
例2:ドア開閉を検知するマグネットを貼り付ける場所の「ドア枠」までの距離(見逃しやすいですが重要)
管理人宅はサムターンは上下2個タイプ。
ということはスマートロック本体がまず2つ必要です。
サイズやドア枠までの距離などは問題なし。
ただしスマートロックを貼り付ける向きと、ドアガードなど周辺のパーツにも気を付けてください。
管理人のように固定後電池カバーが当たってしまうなんて事も起こり得ます。
下の画像では問題ないのですが、ドアガードを普段のドア面側に倒すと電池カバーを取り外せません。
その次に10キーのみ認証であれば「キーパッド」、プラスして指紋認証を使用する場合は「指紋認証パッド」が必要。
今回管理人はロック本体1個と指紋認証パッド1個がセットになったものと単体ロック1つを購入。
指紋認証なしの単機能なキーパッドと、指紋認証付きパッドはAmazonで約3,000円の差がありますので予算と利便性で選択しましょう。
以上でスマートロックシステムは動作します。
アレクサ連携したい場合は更にSwitchbotハブminiというWi-Fiを通じてアレクサなどの音声アシスタントデバイスと連携できる中継用の製品が必要。
このハブminiがあればスマホから遠隔ロックや遠隔アンロックも可能です。
Switchbotスマートロックの仕様
- 本体材質:ポリカーボネイト+ABS
- 寸法:縦111.6×幅59×奥行73.2mm
- 本体重量:253g(電池2個含む)
- 使用電池:CR123A×2本
- 対応OS:iOS11.0~/Android5.0~
- 通信方式:Bluetooth(バージョン5.0)
- 屋内のみ(非防水)
なおApple Watchへの対応として
- AppleWatchSeries2あるいはその以降・・・
WatchOS4.0~
SwitchBot付属のNFCタグが対応できるスマホについては
- iPhone(iPhoneXRおよびiPhoneXR以降)・・・
iOS13.0~ - Android(NFC機能付き)・・・
Android5.0~
続いて認証パッドの仕様
- 材質:本体:ポリカーボネイト+ABS/ボタン:TPU/取付金具:金属
- サイズ:112mm×38mm×36mm
- 本体重量:130g(電池含む)
- 使用電池:CR123A×2本
- 対応OS:iOS11.0~/Android5.0~
- 通信方式:Bluetooth(バージョン5.0)
- 動作環境:-25℃~66℃
- IP65防塵・防水
2ロック+指紋認証のパーツ構成
ロック本体×2個と指紋認証パッド×1を中心に
・サムターン用アダプター3種類(管理人宅では溝の大きさが真ん中のもの)
・ドア開閉検知用の超強力マグネット(1ロックに1個)
・スマホなどを当てがって開閉するNFCタグ(1ロックで2枚付)
・指紋認証パッドの固定用の金具と強力両面テープと乾電池CR123A×2個など
スマートロックの取り付け
①ロックユニットの取り付け
まずはドア表面の貼り付けに該当する部分を広めに付属クリーニングシートで掃除して乾燥させます。
玄関サムターンのツマミのサイズに一番近いアダプターを1つ選び、ロック本体に取り付けます。
次にサムターンとの高さ・貼り付けの位置合わせです。
ロック本体の上蓋は真上に軽く引き上げると、ドア表面とサムターンの高さを調整可能な金具が現れます。
ドアに当てがいながら、ベストな距離調整。
※斜めになるとモーターに過大な負荷が掛かかる、もしくは引っかかるので可能な限りドア表面と平行に貼り付けられる位置を探ります。
事前にどのくらい金具を飛び出させば良いか図っておきました。
サムターンとアダプターの溝が少なくとも半分以上は重なっている必要があります。
なお当家のドアのサムターン台座の高さが上と下で異なっているので個別に高さ調整が必要でした。
※ドアに貼られているラベルによると、下側サムターンのノブ自体が外せる構造になっているためです。
こういう構造のドアも多いと思います。
次にロック本体の貼り付け。
おそらくココが一番緊張する難関です。
縦横と採寸しながら見た目ナナメになったりせず、かつサムターンノブに適正に当たる位置を探りながら貼り付けます。
ロック本体の両面テープは剥離紙を少し部分的にめくり、上半分とか下半分とか部分的に貼り付けて仮固定とし、細かく位置調整しましょう。
位置が確定したら両面テープ剥離紙を全て抜き取り「2分間」手で押さえつけてテープの粘着を定着させます。
この定着作業は重要なので必ず行ってください。
本体がそこそこ重く、サムターンを回す構造上、粘着部に捻る力が加わるます。
そもそも両面テープ固定で落下してしまう原因の多くは(耐荷重オーバーを除けば)
・貼り付け面の材質との相性不適合
・表面のクリーンネス不足
・粘着部の定着前に荷重をかけてしまう
の3つです。
基本的にはどんな強力なテープでもできれば半日や1日荷重を掛けないのが理想ですが…
また今回のテープはかなり強力に貼りつくので、一度ベタっと貼って押さえてしまうと剥がすのは容易ではありませんのでご注意を。
指紋認証パッドの取り付け
固定はともに金具を利用した
- 強力両面テープ
- 樹脂アンカー付ビス固定
の2種類の方法。
まずは電池をセットしますが、この電池蓋、硬すぎて素手では外れません。
同梱しているツールでこじ開けます。
電池をセットし、蓋を閉めたら金属製のマウンティングブラケットを取り付け。
こちらははめ込むだけですが、ブラケットがロックされるとこれまた素手では外せません。
取り外し用のツールがありますので安心でして下さい。
それを使えば簡単に外せます。
(あえてココでは載せません)
いたずらや盗難防止を考えるとビス縫いした方が良いのですが、力業で引っ張られた際の壁の破損が心配なのであえての両面テープ仕様としました。
なお本体が外されるとメール・アプリで警告が飛ぶように設定できるので取り付けは少し妥協。
※Switchbotハブminiという中継する製品がいります
パナソニックの呼び出しホームドアフォンのカメラ部を一度緩めてパッドとギチギチに寄せて左右から指が入らない(=掴めない)ように固定。
次回外すのは電池交換電池交換時です。
3人×3回で1日9回ロック解除で2年間===>およそ6,600回ほどの計算になります。
下の「バッテリーの交換は年に1回」のくだりが不明ですが、電池1本1年の計算なのでしょうか…
スマートロックの設定
ロック2つがうまく貼り付け固定出来ればロック設定をスマホで行います。
スマホ設定の条件は紹介した通り
- iPhone iOS11.0~
- Android Android5.0~
- Bluetooth v.5.0
なおSwitchbotアプリが適用されていることが前提となります。
(Switchbot製品・アプリを初めて使用する場合、アカウント作成などが必要になります!)
ではスマホのBluetoothをONにした上で進めていきましょう。
アプリにデバイスの追加
先ほど設置したスマートロックの、電池通電防止のフィルムを抜き取ります。
そうすると、ロックのLEDが青くゆっくりと点滅するので、設定をスタートさせます。
まずアプリ内右上の「+」からデバイスを検出させます。
ロックが出現したらタップして進めます。
※もし以下スクリーンショットのように延々検出がうまくいかない場合
ページ下へスクロールし「ロック」をタップして進めます。
当環境では一瞬、検出欄に出るがすぐに消えてしまう現象でしたがコレで設定できました。
スマートロックの開錠・施錠の設定
以下は画面表示の流れに沿って「次へ」タップしていきます。
ロック追加画面。
上側ロックの名称は「玄関上側」と適当に命名。
ここはのちに「ツインロック設定」で上下まとめて名称を付けるので分かりやすいものにしておきます。
ルームで管理している場合はルームに割り当てます。今回は特になしで「全てのデバイス」としました。
「ロックをSwitchbotハブに接続します」画面ですが、ロック2つと指紋認証パッドの設定完了後でOKなので「後でする」にしました。
ロックの設置方法がここでガイダンスされますが、既に設置済なので「設置済み」をタップ
開錠・施錠位置の構成へ進みます。
※前準備として設定中の片側のみ手動でロックしておきます。
(しなくても設定は進められます)
既にドアは閉まった状態なので、そのままサムターンをアンロック。
そして「次へ」。
続いてドアを少し開けたままサムターンを施錠してロック。
この状態ではドアは空いているが、ロック状態なのでドア横からロック部分が飛び出したままです。
※「ドアをドア枠に押し付けて」と記載されていますが、ここで注意!
枠にドアを押し付け過ぎると「次へ」を押した後のテスト動作で枠とロック部分が引っかかってエラーになります。
ドア枠に強く当てない方が良いでしょう。
次の画面で校正は完了。
アプリトップに戻り、同じことを下側のロックでも行います。
2つとも完了したら次はとても便利な「ツインロックモード」を適用します。
ツインロック・モードの設定
ツインロック設定をすると、2つのロックを1つのデバイスとして設定できます。
とても便利なので行わない手はありません。
デバイス一覧でメインとしたいロックをタップし、ロック設定画面の右上の歯車マークをタップ。
ページ中ほどの「ツインロック設定」をタップ。
次の画面でガイダンスが表示されますので設定を開始。
今回は上側ロック「玄関上側」から設定を行っているので対になる下側ロックが表示されているのでコチラをタップ。
これでツインロック設定は完了です。
注意したいのは同じページ内の「手動解除連動」部分。
開錠する場合、どちらかのサムターンつまみを回す、もしくは外から鍵で手動開錠する場合にもう片方も連動して開錠する機能。
とても便利な機能なのですが、初期でデフォルトONになっているのは落とし穴もあります。
記事下の「注意点」で解説しています。
音声アシスタント連携の準備
続いてアレクサなど音声アシスタント連動の準備として、再びツインロックの設定画面に戻ります。
右上の歯車アイコンに入ります。
ページ上側「ツインロック」をタップ
現在ツインロックシステムの名称がそのまま「ツインロック」なので、音声アシスタントに呼びかけやすい名称に変えます。
できれば短い呼び出しワードにしたいもの。
ちょうど編集ウィンドウ内に候補ワード「玄関」があったのでそのまま決定。
以上でアレクサなど音声アシスタントから見たデバイス名称が「玄関」になります。
指紋認証パッドの登録設定
ロックの場合と同じようにアプリ右上の「+」からデバイスの追加を行います。
キーパッドタッチの追加画面で施錠ボタンと確認(チェックマーク)を2秒同時押しするとサウンドがなり、パッド上方の表示ランプが緑点灯すれば完了。
任意のデバイス名と、ルーム指定したい場合はそれも行います。
先のロック2つを設定登録しているのでどちらに接続するか選択。
次の画面で各デバイスに接続確認を自動的に行います。
テストモードに入ります。
表示されているテスト用のパスコードを押し、最後にチェックマークのボタンを押すと自動的に認識します。
登録完了です。
ここから10キー入力する「パスコード」や指紋、NFCカードなどを登録できます。
今回は子供も使用するので独自かつ子供が覚えやすいコードにすることに腐心しました(笑
「+」をタップします。
パスコードの有用期間を選択すると実際のパスコード入力モードへ。
※選択可能な期間は「常に」「期間内」「1回のみ」「緊急パスコード」の4種です。
6~12桁の数字で設定します。
子供も対象だとランダムパスコードはキツイですね…
なお「緊急パスコード」はハブmini接続必須機能です。
他に「仮想パスコード」が機能としてありますが、この2つの内容は
緊急パスコード・・・緊急事態であることをメールで知らせる機能 仮想パスコード・・・設定したパスコードを含めた20桁をパッド入力した場合、連続した6桁が合っていればアンロックが可能
さて最後に任意のパスコード名を付けて保存すると完了。
指紋認証用の指紋登録もアプリ内ガイダンスに従うだけで簡単に登録できます。
スマホのアプリ画面を見ながらパッド操作します。
1本の指で各4回スキャン登録します。
指紋がなかなか認識しないことへ対処するため、各人2本ずつ(親指と人差し指など)を登録しました。
登録できると指紋の名称が編集できるの任意の名前を付けておきました。
なお何らかの理由で再設定する場合は注意があります。
指紋認証も含めアプリ側からデバイスを初期化などを行うと指紋データも消滅します。
残りのNFCカードですが、こちらも適用期間やカードをスキャンして登録が可能。
登録できる枚数は100枚までです。
こちらもガイダンスに従うだけ簡単に登録ができます。
Amazonアレクサ・デバイスと連携
アレクサと連携する場合はSwitchbotハブmini側の設定とアレクサアプリ側の設定の2つが必要です。
大まかな手順として
- スマートロック側から分かりやすい
デバイス名設定 - 同じくSwitchBotアプリ内スマートロック側から連携設定
- アレクサアプリ側から設定
という流れになります。
スマートロック側からアレクサ連携設定
次の設定は音声アシスタント連携におけるSwitcbot側からのオンライン設定です。
アレクサアプリ(Ecoh製品)側・Switchbotアプリ側の両方から遠隔操作も可能になります。
上の項の名称編集ページを1つ戻ったページの「クラウドサービス」をタップ。
「クラウドサービス」をONにしたうえで、「ハブ ID」項をタップし接続するSwitcbot ハブminiを選択。
管理人宅には複数のハブminiがあるので、玄関から一番近い(電波の届きやすい)ハブを選択しました。
同ページ下側では連携するシステムを選択します。
お使いのサービスを選択。
今回はAmazon Alexaをタップし、次の画面で「連携へ」と進みます。
画面指示に従いリンクできたらツインロック側の連携設定は完了です。
アレクサアプリからスマートロックの操作設定
アレクサアプリの下欄から「デバイス」をタップ
移動したデバイスページ上段のアイコン一覧を右にスクロールすると「ロック」があるのでタップ。
するスマートロックデバイスの名称(今回は「玄関」)が表示されているので選択。
右上の歯車マークをタップして設定に入ります。
設定するのは
- アレクサアプリでアンロックおよびロック
- (アレクサ音声デバイスに向けた)音声でアンロックおよびロック
の2点です。
どちらもスライダーをONにするためタップしますが…
アンロック操作はセキュリティに影響するのでアラートが出ます。
まずアプリでのロック解除。
確認のためAmazonのログインパスワードを求められますので入力。
これでスライダーがON状態になります。
(セキュリティのためかスクリーンショット禁止になっており画像がありません)
次に音声解除に関してはアレクサアプリからのアンロックパスコード4桁を作成します。
※再確認も含め2回入力します
以上で設定完了。
アレクサの反応は
- 「アレクサ、玄関を締めて(ロックして)」・・・そのままロック動作
- 「アレクサ、玄関を開けて(アンロックして)」・・・アレクサ「玄関の確認コードは何ですか?」と確認される
セキュリティのためだと思いますが、先ほど設定した確認コードを発声すればアンロックされます。
スマートロックの注意点2つ
ここではセキュリティ的なものとデバイスのソフトウェア的なもの2つほど挙げておきます。
セキュリティ観点からのツインロックの連動
はじめとても便利に感じた手動開錠連動の設定。
しかしよく考えるとせっかく2ロック構造になってセキュリティ性を向上しているのに、2ロック連動させるとそのセキュリティ性を殺してしまうことになります。
室内側から開錠する場合は問題ないのですが、外から1つでもサムターンが無理やりこじって回された場合の問題です。
万が一片側をピッキングなどで開けられた場合、ご丁寧にもう片方が自動的に開錠されるという流れになります。
アンロックの連動は非常に便利なのですがここは非連動とした方が良さそうです。
お気を付けを。
なおロックに関しては、片側サムターンの手動回しでも2つが連動します。
使用数日で【電池残量が少なくなりました】アラート
取り付け後数日で自動的に施錠しなくなった?と気づき、スマホアプリから見ると電池残量の警告。
更にロック本体(上側のメイン)に赤色ランプ点灯かつ特定条件下でビープ音まで鳴ります。
まさかの電池消耗!?
切り分けのため行ったことは
- 電池を上下ロックで入れ替え
- 新しい乾電池に入れ替え
まず対処①ですが、下側に警告が出ると思いきや表示が全く変わりません。
上下ともに一旦初期化してみても同じ。
ということは電池ではないかもしれない。
次に対処②。
上側に新しい電池を入れて数日様子見しましたが問題無し。
電池だったのでしょうか?
しかし対処①とつじつまが合いません。
寒い時期なので電圧は下がりやすい傾向。
電圧変動にロックの個体差が影響したのか?と思いサポートに問い合わせてみました。
年末の繁忙期だったので少し時間がかかりましたが数日で返信が到着。
ファームウェアに電池残量測定バグがあったとのことで、プッシュでアプリに改善ファームウェア(V6.4)を送って頂き即解決。
電圧変動による本体の計測の個体差を埋める改修ファームではないかなと想像しています。
相変わらず下側は何も問題が出ていません。
この件で幸いにも購入後すぐに電池が少なくなった場合の動作の確認もできました。
電池切れの気になる問題は
「自動施錠が効かなくなる」
ことです。
今回鍵の締め忘れ防止効果も期待しての導入だったわけですが、電池残量低下時はこの機能が停止してしまいます。
有線ではない分設置がカンタンにできることがメリットなのですが、電池残量がすべてを担っているので電池のストックは持っておいた方が良さそうです。
冬場などは電圧降下も起きやすいため、電池寿命が冬場に来る予定の場合は電池ストックは手配はしておいた方が良いでしょう。
当家では出たり入ったりがかなり多く、1日当たり20回以上はロック操作しています。
最低20回として約90日、だいたい3ヶ月以内に1回は電池交換を想定しています。
電池持ちに関しては今後も追跡確認し、記事更新していく予定です。
なおファームウェアバグでのサポートの中で提案されたのが「純正電池の電圧特性はパナソニック製が一番近く、これら製品をお使いください」とのこと。
当環境ではホームセンターで販売されていた富士通製でも正常に動作しました。
ただ他社電池の特性は分かりかねるので自己責任でお願いします。
電池の種類として【充電池式は不可】なのでご注意ください。
まとめ:スマートハウス化には必須アイテム
少しトラブルも少しありましたがスマートロックに慣れると絶対戻れません。
今ではすっかり荷物をもったまま鍵を探し回るなんてことがなくなりました。
もちろん子供たちも指でだけで簡単アンロックできています。
子供にカギを持たせる必要はあるけれど、紛失の可能性への対処にもなりそうですね。
今回アレクサ連動に使用している「Switchbotハブmini」があれば、遠隔ロックもしくはアンロックも可能。
遠隔でのアンロックには注意が必要ですが有用に使えそうな局面はたくさんありそうです。
まさにヒューマンエラーの防止と時短が両立可能なデバイス。
スマートハウス化の重要パート、スマートロックはとてもおススメできるクオリティになっています!
またアレクサ連携とオプション品で特定時間帯にアンロックすると、それをトリガーとして室内照明を点灯させる、なんてこともできます。
便利な使い方は無限に出てきそうですね。
セキュリティにも配慮しつつ利便性を最大限活用したいですね。
では!