
こんにちはホラゲーファンのゆびきたすです!
サイレントヒル2リメイク後、なんだか盛り上がりつつあるサイレントヒルシリーズ、ついに最新の【 サイレントヒルf 】が発売されました。
SteamでSILENT HILL fを購入

サイレントヒル2はkぁなり楽しませてもらったクチで、自作は絶対に早期購入だ!と意気込んでデラックスの事前予約に臨みました。
4K解像度の複数回計測した平均値で表示します。サイレントヒルfの先行プレイ動画はネタバレが怖いため一切視聴していませんが、Steam版フレームレートについて言及されている動画や記事は皆無のようで残念。
計測は最序盤のみですが、フレームレートはいかほどできるのかワクワクです。
サイレントヒル f の評判
なお信ぴょう性は不明ですが、「PC と PS5 の両方でスムーズに動作すると Digital Foundry が報告」とのこと。
サイレントヒル f は PC と PS5 の両方でスムーズに動作すると Digital Foundry が報告
- Unreal Engine5である( 重いかも… )
- PS5版ではスムーズで本編60fps維持、カットシーンは30fps
- 初期のPC版では4Kのフレームレートが安定しなかった( 最適化の問題 )
- その後の調整で安定的になった

結論よくわからん
最適化が進んでの公開のようですが、今どき60fpsなんかでは満足できない管理人が4K解像度でいかほどのスムーズネスを実現できているか確認してみます。

ちなみにカットシーンが30fpsなのは良くない…このあたりはPC版ならではのNexus Modあたりで対応されるでしょう。最近の海外ニキの仕事の速さは尋常じゃないので。
>>>公開されています 管理人も確認できました。意外に重いカットシーンでフレームレートは110~130あたり。
SHfFix at Silent Hill f Nexus - Mods and community
さてそんなサイレントヒル fですが、PC版であるSteamに対してPS5やXBOXなどのコンソールには半日早く解禁されました。
- グロテスク描写が苦手な人、特に蓮コラ系が苦手な人
- FOV( 視野角 )の狭さから画面酔いしやすい人
- モッサリなアクションが嫌いな人( ヒットストップ モーション )
以上のような方はプレイすること自体にかなりハードルがあるので注意されたし。
反面以下のような人、環境におススメです。
- グロテスク耐性があり画面酔いしない人
- ( ターゲットfpsによる )高い描画設定ではできればMFGが使える5000系がベター
- 暗いシーンが多いため、沈み込む黒表現が可能なOLEDモニターユーザー
久しぶりにホラゲーで背中がゾワッとして楽しんでいる管理人です。

サイレントヒルf の推奨環境
さすがに10月更新ストップを目前にWindows10対応は謳っていません。( Win11のみ対応。Win10でも動く思われる )
最低要件 | 推奨要件 |
CPU: Intel Core i5-8400 / AMD Ryzen 5 2600 | CPU: Intel Core i7-9700 / AMD Ryzen 5 5500 |
メモリ:16GB以上 | メモリ:16GB以上 |
グラフィック:GeForce GTX 1070 Ti or Radeon RX 570 | グラフィック:GeForce RTX 2080 or Radeon RX 6800XT |
Direct X12 | Direct X12 |
ストレージ:SSD 50 GB の空き容量 | ストレージ:SSD 50 GB の空き容量 |
720pで30のパフォーマンス品質設定でプレイできるはずです | FullHD(またはDLSSまたは同様のテクノロジーを使用した4k)で60 FPSのパフォーマンス設定または30 FPSの品質設定でプレイできるようにする必要があります。SSD必須 |
なお最下段にはSteam版の注記も記載してみました。
最低要件の720pは今どきそんな環境も極小かと思いますが、推奨要件ではDLSS併用での4K60fpsあたりを最高値でターゲットとしているようです。
残念!DLSS-FG無し
またグラフィックの設定は比較的簡素だと言えます。


PS5およびPS5 Proではオフにできないとの報告もある( XBOXは可能 )モーションブラーですが、Steam版ではオフにできます。完全に好みですが、ONだとちょっと目に鬱陶しいイメージ。

上の画像のようにDLSSに関してはサイレントヒル2 リメイクにあったフレーム生成の項目はありませんでした。DLSS SwapperというDLSSのdllファイル置き換えソフトで見てもDLSS FrameGenerationの項目はありません。

サイレント2 リメイクがそうだったように、サイレントヒルfのDLSS-FGも後のアップデートで追加されるのかもしれません( 何か大人の事情がありそう? )
DLSS-FGがないならSmooth Motionは?

残念ながら当環境ではProfileInsecror( Feature Flagは0x~07で全APIを含む )でSmoothMotionを有効化すると早々にクラッシュしてしまいメニュー画面にすら到達できませんでした。
原因はRTSS( Rivatuner Statistics Server )でした。
安定環境を得るため定期的にOSフルバックアップを使って戻しているのですが、RTTSが以前のバージョン(7.3.6)になっていたのが原因。過去SmoothMotionの記事でも指摘していた部分です。お恥ずかしい限りで申し訳ありません…
https://creas-labo.org/software/rtx4000_and_nvidia-smoothmotion/
Nv Profile InspecterでSmoothMotionをオンにAPIフラグを0x00000001/DX12もしくは0x00000007/Allow All (DX12+DX11+Vulkan)あたりに設定すればOKです。( DX12ゲームなためDX12 APIが含まれるものを選択 )

なお管理人は入れないですが、Nvidia APPをインストールしていればさらに簡単でしょう。
フレームレートは期待通り200超も実現できます。大きな破綻も少なく良い感じです。

デフォルトのDLSS プリセットは【Preset-E】

前項の画像のようにDLSS dllのバージョンはv 3.7.10で比較的古いものが使われていました。ということは最新DLSS4 dll( v. 310.4 )、すなわちPreset Kにすれば画質が向上する可能性もあります。

なお定番ツールであるNv ProfileInspectorで自動置き換えするにはv.310.3までとなっています。主にNvidiaのOTAアップデートに関するもの( 遅れることが多い )だと思いますが、今すぐ最新を試したい方はDLSS Swapperなどのツールを使ってください。
( 8月10日公開バージョン v.1.2.1.0 ) GitHub - beeradmoore/dlss-swapper
上記Swapperでv. 310.4で置き換えると自動的にDLSS4 Preset Kが適用されます。※Nv ProfileInspectorなどでプリセット指定なども不要。

ただし海外掲示板ではPreset Kでは霧の表現に難が出るといった話もあり、Preset Jやデフォルト Eでプレイするといったユーザーもいるようです。このあたりはPresetをProfile Inspecterなどで切り替えてお好み設定を探してみるしかありませんね。
フレームレート計測した機器
今回の実機の仕様は以下の通り。
- モニター / Gigabyte Aorus FO32U2 (FO32U2 OLEDモニター買ってみた )
- CPU / intel Core i9 13900k @Off -0.15mv/PL1-125W・PL2-253W(マイクラに効果大だった記事)
- メモリ / G.Skill F5-6000J3636F1616GX2(DDR5-6000/16GBx2)
- グラフィックカード / Gigabyte Aorus RTX4090 Master(簡単なPowerLimit設定方法の記事)
古い世代なので例えばRyzen の3Dキャッシュモデルならもっとフレームレートは稼げそうです。なおフレームレート確認後に気づきましたが、意外にCPU負荷が大きいようです。キャッシュが効けばRyzen3D圧勝かもしれませんね。
サイレントヒルfの4Kフレームレート
設定条件は以下の通りです。
- Nvidia ドライバーバージョン : 581.29
- リサイズバー : On ( Nv Profile Inspecter内より明示的に )
- 設定はすべて最高設定( モーションブラーもデフォルトON )
- DLSSアップスケールは「パフォーマンス」
- アップスケーラーはデフォルトのPreset E
DLSSに関しては本来クオリティを好みでが、昨今Preset KやJで十分キレイだと感じるためGPU負荷低減のため上記設定としています。
アップスケーラーのPresetについては過去記事を参考にしてください。
DLSS系を全てオフにしたネイティブおよびSmooth Motion適用時と比較してみます。

序盤の1時間半から2時間くらいのプレイでしたが、フレームレートの安定性は【良くない】と感じました。ネイティブにしてもDLSSにしてもスタッター頻度が体感で高いと感じます。
最近の大型タイトルはDLSSアップスケーラーやAI学習によるフレーム生成機能前提の作りになっています。それだけにDLSS FG未実装はかなり痛い。そこそこのハイフレームレート勢には残念なスタートと言えるでしょう。
いまのところPreset選択で画質の好みを探し、NvidiaユーザーであればSmooth MotionによるX2程度のフレーム生成で最良選択かと感じました。
まとめ

フレームレートに特化した生地であるためゲーム評価は簡単に。全体の動きは予想通り【 モッサリ系 】で戦闘に関してもリズム感が悪く最序盤では直前回避のタイミングが分かりづらく感じました。
サイレントヒルfの操作感に慣れた上で直前までプレイしていた【 Hell is Us 】なんかを再プレイすると、コチラは操作感が軽快過ぎてマウスカーソルが飛んでいくイメージ。
Steam版【Hell is Us】4Kフレームレートレビュー:DLSS+FG前提の最適化か - 電子徒然雑記
ただ物語が進行するに従い、近接回避の目印表示があることからアクション苦手な管理人でも慣れてそれなりにダメージ回避可能に。ただ高難易度の方でプレイしているため、意外に敵が硬い…
ゲーム自体は和の雰囲気をうまく表現していると思いますが、サイレントヒルという洋名イメージからの違和感は甚だしいです。

またUE系なのでEngine.ini系の改良Modは当然出ると思います。( 9月25日現在、すでに出ています )
Silent Hill f Mods - Nexus Mods
また最適化やバグ潰しも徐々に進行するため軽くはなっていくと予想していますが、例えば旧作サイレントヒル2リメイクでさえDLSS-FG( RTX4000なので倍率は2倍まで )の力をもってしても当環境のような旧スペックPCではアベレージ150fps前後が限界で、今作ではさらに厳しいです。
現在は5000ユーザーと4000ユーザーではネイティブの基礎体力分5000系やや有利程度で価格に見合った性能差はない状態。しかし今後DLSS FG、とくにMFGが実装されれば両シリーズの差が大きくなり、俄然5000有利となります。
以上Aorus Master RTX5090が安くならないかなぁと心待ちの受験生の父( グラボ資金難 )でした。
では!

