
こんにちは、DLSS4.5対応ドライバーを即当てしてビックラこいたゆびきたすです!
さて今回のトピック対象は新しい第2世代トランスフォーマーモデルであるDLSS4.5の発表と対応ドライバー解禁です。
対象GPUシリーズは以下の通りです。
- GeForce RTX 5000シリーズ
- GeForce RTX 4000シリーズ
- GeForce RTX 3000シリーズ
- GeForce RTX 2000シリーズ
Nvidiaのことなので旧モデルは足切りされるかと思いきや意外にも対応GPUは多いです。
ゲーマー手放しで歓喜!と言いたいところですが、それなりに大きなデメリットがあり、特に旧世代の動作には注意点もあります。
【 DLSS4.5 】素人でも気づくアップデート2つ( 近日+1 )
細かいことは省き、分かりやすいメリットは3つ。
- 曖昧さ許さまじ!ボケ解消でシャープ映像に
- DLSS FG( フレーム生成機能 )でアーティファクトが大幅に低減
- ( 2026年春予定 )【 最大6倍 】フレーム生成倍率の上積み
以下ザックリ解説します。
映像ボケの解消でクッキリハッキリ!

おそらくDLSS4.5の実際の映像を見て確実に気づくポイントです。
DLSSは従来より「映像がボケる」な諸問題もありました。
そこからDLSS4.5の登場です。
従来のボケを払拭された画像は鮮烈の一言。もとのDLSS4 / Preset Kでも非常にキレイなのですが、新しいプリセットと比較してしまうとモヤっと感じます。
DLSS4 / Preset Kに関して、管理人はそこまでボケが気になることはありませんでした。

でもDLSS4.5のゲーム画面を見た瞬間、以前のDLSSはボケていたんだなぁって
下の画像は従来Preset K( ドライバー591.59 )とプリセットMを比較したもの。右肩当たりの精細感が大きく異なっています。


あきらかにPreset Mの方が細かいところまで描き切られクッキリしています。これが全体としてシャープな印象を与えます。
DLSS4.5のうま味を味わうなら断然Preset LやMですが、大きな落とし穴もあり、コチラで解説します。
DLSS FG進化!アーティファクトが大幅減
DLSS4.5の大きなトピックがDLSS-FGが改善されていること。
以下の画像のようにプレーヤーを中心にカメラ視点を回転させると、プレーヤー周りにザワザワとしたゴミのような残像が見えます。
実フレームの間にAIで推測されたフレームを差し込む最大のデメリットでもあります。

フレームを倍増させてぬるぬる動くものの、アーティファクトが気になるタイトルもあって確実に没入感を削がれます。
以前から気になっていたタイトルが同じくウツロノハネで、このアーティファクトが非常に顕著でした。
同作では発売当初からネイティブ状態でも多少アーティファクトのようなものが見られ、ややスムースさに欠ける印象です。
そこからDLSS FGを併用するとさらにアーティファクトが乗ってくるという印象です。それが大幅に改善されました。

新しいFGでめっちゃゴミが抑えられてる!


ゼロではありませんが、気にならないレベルに抑えられました。
ただゲームによって効果は異なり、背景に描画されたものによってもアーティファクトの見え方はかなり変わるのでいろいろな場面でお試しください。
また葉や細部の安定化: 遠くの木々、植物、フェンスなどの細かいオブジェクト周辺のチラつきが劇的に減少したという報告もあります。
( 今後アップデート予定 )最大6倍!フレーム生成のさらなる上積み


6倍!?そこまで要る!?
ゲーミングをうたうモニター界隈を見ていると4Kを超える高解像度モニターも次々出てきそうな気配です。
例えばこれからドンドン5K2Kや6Kなどの製品も出てきそうでワクワクが止まりません。
下のリンク製品はDELLから発売された6K ウルトラワイドモニターで、管理人狙っています。
リフレッシュレートがやや物足りないですが、超高解像で非常にロマンがある製品です。
現状発売済みの製品は高価格で入手しずらいですが、今後価格が少しずつ下がれば…という期待もあります。
なお現状の4K/240Hzモニター+RTX5090という環境では、DLSS機能を一切使わないネイティブ状態で240Hz出るAAAタイトルは皆無です。
強いて言えば管理人環境のCPUが13900Kとかなり古いため、Ryzen 3Dキャッシュのモデルへの変更で改善の余地は考えられます。
そして久しぶりに検索するとAmazonで【 アスクドリームパック 】というセット物も販売されていました。ドリーム感は上のDELLモニターの方がはるか上ですが( 有線マウスは要らないからメモリを付けてほしい )
新型のクロックアップモデルの9850X3Dが発売されて安くなるかなと少し期待中です。

Thunderbolt 好きなんだけどなぁ~
Intelちゃん、しっかりしてよ~もう
しかし4K解像度以上になるとCPUの効果は相対的に低下するため、劇的な改善は望めない可能性も排除できません。
そこで費用対効果から、まずはDLSSやDLSS-FGが欠かせません。
RTX5090ではx4モード必須なタイトルはほとんどありませんが、ミドル帯GPUでは非常に恩恵が大きいと言えます。
そのため6倍モードが実装されればタイトルによってはローエンド帯やミドルクラスGPUで高解像度化や更なる高フレームレートが楽して狙えます。
ただしレイテンシをできるだけ増やさないためにやるべきことがあります。
それはベースのフレームレートが60fpsを下回らないように画質調整も必須となり、やや手間は必要となります。
これはDLSS-FGに限らず、通称アヒル( Lossless Scaling )というソフトでも同じ。さらにテンサーコアが使えない分GPU処理に余力をできるだけ残すことが必要にもなります。

新発売のタイトルでは、先の最適化の問題と相まって6倍相当が必要になるケースは普通にありそうです。
そしてDLSS FGやLosslessのフレーム生成には常にレイテンシの問題が付きまとうため、実際にゲームお試しください。
DLSS4.5のデメリット
最新のDLSS4.5ですが、歴然とデメリットも発見しました。管理人が実際に体験した者やRedditなどで報告されている事例も紹介します。
- Cyberpunk2077:RRが使えない( RR有効にすると異なるDLSSプリセットに上書き )
- プリセット( Lや M )の負荷が大きい
- 逆にアーティファクトが増えるゲームがある
- オーバーシャープニングで特に4Kで顕著になるケースがある
- HDRとの相性問題:影やパーティクルの表現でデノイザーが正常に働かない(フリッカー発生 )
- 従来からの遅延問題は引き続きある
- Presetの不一致:Nvidia APPの問題で、Latest設定が必ずしもゲームにおけるプリセットと同期していない
最新トランフォーマーモデルだけにバグや修正必須なものが含まれています。オーバーシャープニング問題は逆に鮮烈な印象を与えるだけにプラスもあればマイナスも、という印象。
むしろ管理人は1番目のRRが使えないタイトルがあるのが一番気になりました。手持ちのタイトルではたった1つだけの発見に留まっていますが、ほかにも出て来る可能性はあります。
RR有効時:描画上の不具合は全くありません。( 音量注意 )
しかしRRを有効化すると、必ずPreset Eに上書きされていしまい、Preset LやMが適用できません。
下画像のようにDLSS4.5の恩恵が無くなってしまいます。

続いてRR無効時。( 音量注意 )
描画の不具合がでます。ごく小さな光の点がドア部分全面で点滅します。拡大したら見えやすいですが、RRのデノイズ機能が効いていない感じです。
DLSS4.5の適用方法

まず前提としてNvidiaドライバー591.74( 以降 )が必須となります。
Nvidiaの発表では合わせてNvidia APP 11.0.6(ベータ )が必要と報告していますが、コチラは無くても設定は可能。
まとめると適用方法は3つ。
- Nvidia APPを同時インストールして設定
- DLSS Swapperを使いゲームごとにUIから適用
- Nv Profile Inspectorでゲームごとに設定
1.について詳細は省略しますが、Nvidia APP内でゲームごとに適用するだけ。DLSS 4.5 Super Resolutionモデルを使用したい場合、『推奨』をご選択するとのことです。
DLSS SwapperでDLSS4.5を適用

ダウンロードはこちらから。
GitHub - beeradmoore/dlss-swapper
なお最近知りましたが、簡素な公式サイトも公開されています。
DLSS Swapper - DLSSスワッパーダウンロード
Steamのようにタイトルがサムネイル表示されるUIなので適用が非常にカンタンです。
なお表示されるゲームのタイトルはSSDなどに実際にインストールされているもののみです。非インストール状態の積みゲーは表示されません。
手順は簡単で、適用するタイトルをクリックと設定画面が出てきます。

ここでDLSS、DLSS-FG、使用プリセットを選択していきます。なおDLSS-RRについてはNvidiaの案内も特にないため今回は触りません。
まずDLSS4.5アップスケーラー適用にするためには最新であるDLSS用の.dllファイルバージョン【 3.10.5 】を選択します。DLSS-FGなども同様に【 3.10.5 】を選択。


最後にアップスケーラーのプリセット選択します。

ちなみにプリセットは今までのDLSSアップスケーラープリセットの以下に該当します。
- バランス以上:従来のDLSS4のPreset K
- パフォーマンス:(新)Preset M
- ウルトラパフォーマンス:(新)Preset L
4Kモニターで確認してみると、ウルトラパフォーマンスのPreset Lですらこれで十分なのではないかと思うほどの画質となります。
Nv Profile InspectorでDLSS4.5を適用
こちらは老舗ソフトで従来通りの設定方法が使えます。詳しくは過去記事にも方法を記載しています。
それでは適用方法です。まずはダウンロードを下記サイトから行います。
Releases · Orbmu2k/nvidiaProfileInspector
最新安定版は【 2.4.0.31 】で、それ以降はテストビルドになるのでお好みで良いでしょう。

起動がブロックされた場合
「WindowsによってPCが保護されました」と実行防止ウィンドウが現れた場合、【 詳細情報 】をクリックして新たに表示された【 実行 】ボタンをクリックします。管理人環境では毎回出ます


起動させるとGlobal Profileが表示されていますが、ゲームにより不具合なども出る可能性があるため、DLSS Swapperのようにゲームごとに設定するのが良いです。

まず設定したいゲーム名を英名で検索・実行します。
今回の例では「明末:ウツロノハネ」の英名【 Wuchang : Fallen Feathers 】なので、例えば頭の数文字「wuc」を入れると候補が表示されるので選択してエンター。

下にスクロールし見出し「 4 - Common 」の一覧からDLSS 項目を見つけます。
設定項目は4つです。
- 【 DLSS - Enable DLL Override 】をOFFからON
- 【 DLSS Forced Preset Letter 】アップスケーラーのプリセットを強制 >L もしくはM
- 【 DLSS - Forced Quality Level 】アップスケーラーのモードを設定 >下の補足を参照
- 【DLSS - FG -Enable DLL Override 】フレーム生成用のdllファイルを上書きする設定> ON
なおDLSS-FGの倍率などもここで設定できますが、ゲーム内から設定できるタイトルの場合ここでは未設定でOK。
補足:DLSS Forced Preset LetterとDLSS Forced Quality Level
昨年2025年に解放された【 Preset K 】により、DLSSの画質は圧倒的に改善されました。とくに従来クオリティやバランスに設定したものを一段下げた「パフォーマンス」にすることで、遜色ない画質を得ることができ、かつGPU負荷も下げることができるようになりました。
これによりある程度の画質を保ったままGPU温度やファン騒音を低減することができました。
DLSS4.5のプリセットは以下のようにDLSSのモードに対応します。
- Preset L ウルトラパフォーマンス
- Preset M パフォーマンス
なおPreset Kは従来のバランスやクオリティモードに対応し、自動的にDLSS4適用となるようです。
DLSS4.5での注意点

さて申し分ない性能になったDLSS 4.5ですが見逃すことができない問題もあります。
未だβ版に近いのかトータルでセッティングする必要があり、わりと手間もかかる印象です。
GPU負荷が上がるケースがある
現状の環境では重くなった!とハッキリ言えないまでも例えば同じフレームレートを出すのにDLSS-FGでの倍率がギリギリ3倍で4K 240Hz張り付きを叩き出せていたのが、微妙に割り込むケースも見受けられました。
例えばFINALFANTASY VII REBIRTH。こちらのゲームは決して軽くはないのですがDLSS4.5において240fps張り付きを実現するのにx4が必要になってしまいました。

それほど遅延を苦にするゲームでもないため支障はありませんが、気分的にFG倍率はできれば抑えたいところ。
これはハッキリと負荷が増えたことを意味します。
調べてみるとRTX5070や80系でもハッキリとフレームレートが下がったという話を見かけますので、多少ゲーム内設定を調整する手間が発生しそうです。
ちなみに快適さをできるだけ損なわないためにFG未設定時のベースフレームレートは必ず60fpsを割り込まないようにゲーム内のグラフィック設定を調整をしてください。
なおFP8(8ビット浮動小数点)をネイティブサポートしないRTX2000~4000( =INT8処理 )ではハッキリとフレームレート低下につながりそうです。
旧世代ユーザーにとっては、「画質は上がるが重くなる」という、アップスケーラー本来の目的(高速化)と矛盾する状態が発生する可能性が高いです。
今のところ発展途上ともいえるため、フレームレートの低下が大きい場合、PresetをLやMにせず、Preset Kに戻すことも1つの手段でしょう。
ユーザー報告によるDLSS4.5の不具合
以下はRedditなどで見かけた不具合や気になる点を列挙しておきます。
アーティファクトの増大
Boiling Artifacts(沸騰ノイズ): 植物や細かいテクスチャにおいて、表面がモコモコと動いて見える「沸騰」のような現象や、激しいシマーリング(チラつき)
オーパーシャープニング
新しい「モデルM」は、低解像度からの復元力を高めるためシャープネスが強くかかりすぎており、4K環境では不自然に強調されて見える場合があり
HDRとの相性
一部のユーザーからは、影やパーティクル表現でデノイザーが正しく機能せず、フリッカー(点滅)が発生するとの指摘あり
プリセットの不一致( Nvidia APP )
「最新(Latest)」設定が、必ずしもゲーム内設定と同期しない不具合が報告
まとめ
DLSS4.5について不具合報告なども絡めてまとめてみました。
現在の恩恵としては
- 画質が非常にシャープでクッキリする
- フレーム生成でのアーティファクトが減少
の2つのトピックがメインとなります。
さらに近い将来【 DLSS FGの倍率が最大 6倍 】という機能が追加され、昨今の激重タイトルで真価を発揮しそうです。
目立って大きいデメリットはAI最適モデルと言えるFP8対応のRTX5000シリーズですら負荷増大でフレームレートが下がる可能性があることです。
DLSS4.5を使うにはゲーム内での設定の見直しなどを行う必要が出たりするため、若干手間がかかります。
反面今後登場するx6のフレーム生成機能などで、4Kを超える解像度でも高フレームレートで楽々プレイできる可能性を秘めていると言えます。
またVR分野でも高解像度化&高フレームレート化が難なくこなせるようになることも期待。
どうでしょう、将来

10倍界王拳だっ!
みたいな日が到来するのでしょうか。そんな日を楽しみにしつつ今日もぬるぬるゲームプレイ追求の日々は続きます。
では!