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【GPRO X SUPERLIGHT 2C 】レビュー:やっと出た!さらに軽量・コンパクトになったゲーミングマウス

2025年10月10日

ゆびきたす
ゆびきたす

こんにちは、マウスは小さいのが好みのゆびきたすです!

今回のレビュー記事ではゲーミングマウスでは販売数が最大級であろうLogicool  G Pro SuperLightシリーズの新モデルの1つ。
( 現在 初代 / 2 / エルゴ系の2 DEXが併売中 )

そして今回追加されるモデル【 2C 】は従来の初代および2の左右対称モデルをコンパクトにしたモデルです。

SL2C Image 01

現在G Proシリーズでは初めての2をゲーム用途PCで使用中。軽量マウスに触れたことがなかった管理人は、当時その軽さに衝撃を受けました。

ゆびきたす
ゆびきたす

中身、ちゃんと入ってる?

軽量マウスブームは以前からあり、G Proも最軽量とは言えない60g ( 2Cではさらに軽い51g )となっていますが、十分以上の軽さでまるで人馬一体化したかのようなライトウェイト感。

しかしながらG Pro SLシリーズ当初から見かけた意見が「微妙にデカイ」「もう少し小さいモデルがあれば…」ということ。

過去G Pro SL2記事を公開していますが、そこで「もう少し小さなモデルが欲しい」と吐露しています。今回は実に待望だったモデルなわけですね。

手の小さい人向け?それだけでは奥深きマウス道(?)

手が小さい人なの?と思われるかもしれませんが、手の大きさは下記サイトで見る限り平均でした。
手のサイズの平均 日本人のサイズと測る場所・測り方 | サイズ.jp

手長・・・184mm
手幅・・・84mm
手囲・・・205mm

手に合うマウスとは手の大きさだけではなく、指の長さ比率やその人のマウスの掴み方が大きく影響するため、想像でベストサイズを探し出すのはかなり至難の業。

さらにクリックの重さやマウス形状など感性に訴えかける部分も多いため「絶対オススメ!」とう言い難いのも本音ですね。

ちなみに長い期間に様々な大きさのマウスを使ってきて使いやすいな、と感じたのが同じLogiのAnywhere 2から3Sというコンパクトマウスの代表格の製品です。

MX 3s and 2s

【Logicool MX ANYWHERE 3S 】レビュー:大きさ良し!静音良し!ビジネスモデルとの違いは? - 電子徒然雑記

FPSなどわずかな遅延を嫌うようなジャンルをプレイすることはほぼないため、長くこれでゲーム用途も兼任していました。

そして無意識に下画像のような持ち方をします。いわゆる「つまみ持ち」です。

Fingertip-Grip@MX 3S

手のひらにマウスのお尻部分がくっつかないのがベストでG Pro SL2を使っていると自然と左右クリックボタンの指の位置が手前寄りを押す癖があるようです。

Fingertip-Grip@SL2

クリックボタンのプッシュ位置によっては感覚的にクリック感がほんの少し変わってしまうことがあります。さらにサイドボタンの位置関係も加わります。

通常サイドボタンは先端側と押し側をそれぞれ親指の先と腹側で押しています。コンパクトな3Sでは特に意識することなく最適な位置関係になっていますが、G Pro SL2では未だに持ち方をいろいろ変えている状態で「完全にしっくりとは来ていない」状態。

いろいろ考えた末に高さと全長がもう少しだけ短いものがあれば、という結論でした。

ただしあと何mm小さければ良いのかは完全に手探りでの購入。さて戦々恐々とレビューしていきます。

先行入手した海外勢の評判

事前に前評判として先行入手したRedditユーザーの簡易レビューです。

  • 著しく小さくて軽い。また最初のバッチのビルド品質が向上しました (きしみなし) 
  • クリックとクリックの高さは同じように感じます 
  • 手のひらに指を微調整して使用するための余分なスペースがあり、超軽量の利点をすべて享受しているように感じます。
  • 私が思っていたほど HTS/HTS+/Scyrox V6 と同じようには感じられず、側面がより平らで、私が好むグリップ/指の配置をより多くサポートします。
  • あなたが超軽量の愛好家で、特定のシナリオでそれが大きすぎると感じたなら、これは完璧です!
  • 正直なところ、私はその逆で、サイズは「大丈夫」だと感じましたが、まともなグリップは複数あるのに、本当の「快適なグリップ」がないという意味で、形状は「一般的」すぎました。

    当然のことながら、サイズを変更することでこれが解決するかもしれませんが、他の人の視点を見たいと思っています。
  • ソールについて、Gpx2 と比較して 2c の方が厚いですか?いくつかの写真では、おそらくそうであるように見えましたが、手に持っていないと判断するのは困難でした。
  • 同じくgpx2と今日入手した2Cですが、同じようです

それほど違いがないと感じる人もいれば、かなり小さいと感じる人もいるようでバラバラ。クオリティはG Pr X SLシリーズで確立しているのでネガティブ要素は見かけませんでした。

以下複数のレビューをまとめてみました。

1) サイズ・重量
2cは「PRO X SUPERLIGHT 2」比較で、公式は約5%小型化・10%以上軽量化を謳っています。実測でかなり“手に収まる”小ささと軽さという声が多い

2) グリップ感・相性(手の大きさで評価が分かれる)
小〜中くらいの手や、フィンガーティップ/クロウグリップに向くとの報告が目立ちます。逆に手が大きい人には「小さすぎる」「背が低く感じる」との意見もあり、相性で評価が分かれます。

(注釈)
フィンガーグリップ:手の平をマウス表面に触れず指先だけでマウスを支える。つまみ持ち。
クローグリップ:手の平の後部のみをマウスに接触させ、指先を立て気味で操作する。つかみ持ちに近い

3) センサーとワイヤレス性能
HERO系(Logitechの高性能センサー)+LIGHTSPEED無線の組合せでトラッキング/遅延面は高評価。ゲーミング感覚は「スムーズで正確」との声が多いです。コミュニティレビューでもセンサー性能は高評価で安定しているとされています。

4) バッテリー持ち
公式スペックは95時間など長時間を謳っています。短期の実使用レビューでは「公称に近そう/良好だが長期耐久はこれから」といった判断が多く、まだ“数ヶ月先の実測”を待っている意見もあります。

5) 滑り(ソール)・耐久に関する指摘
一部のユーザーは「ソールの滑りが最初は良いが、数日〜数週間で感触が変わった」「初期ロットで個体差あり」と投稿しています。これは過去のSuperlight系でも話題になったポイントで、ユーザーの使い方(パッド種類、頻度)に依存する面もあるようです。

7) 価格評価
多くのレビューで価格($159.99あたりの報告あり)を高いと感じる点が指摘されています。性能は高いが「コストパフォーマンス」を重視する層には躊躇が残る、という意見が散見されます。

8) ポジティブに言われている点
完成度の高いセンサー&無線で遅延が気にならない。
非常に小さく軽いので持ち運びや旅行に便利。
小さい手のユーザーやフィンガーティップ/クローグリップにとっては“理想形”になり得る。

9) ネガティブ/注意点
価格が高い(コストに敏感な人は躊躇)
手が大きい人にはサイズが合わず、疲れやすい・操作しづらい可能性が高い。
ソール(滑り)や個体差、長期耐久に関する不安が一部で指摘されている(初期レビュー段階ゆえ長期評価はこれから)

以上サイズ評価以外ではおおむねSL2の評価と一致します。

安定のHEROセンサー、DPIそしてビルドクオリティ

SL2C Image 02

すでにSL1、SL2とその性能は確立されたものなので、2Cももちろん不満無し。

ただし高性能ゆえに用途によってはポーリングレート(レポートレート)設定を最高値で使うのは、バッテリー持ちやCPU負荷の面で避けた方が無難。

管理人が好むゲームではレートが1000もしくは最高でも程度あれば十分と感じました。( モニターは4K 240Hz設定 )

逆にバッテリー持ちを半減させるのはQOL激減になりかねないからです。

そしてSL2と比較して若干コンパクトになった分、密度がキュッと中心に集まっている印象で、Redditの先行レビューでも見かけましたが、ビルドクオリティも十分なレベルと言えます。ただツルンとしたプラスチック感の好き嫌いはあるかもしれません。

SL2C Image 03

なお重さはSL2と比較して10g軽量なだけですが、目をつむってマウスを振ると慣性モーメントはあきらかに低くなっています。

コンパクトサイズ!というよりは…細い

実は先の海外レビューを漁っていてたまたま見つけた「EloShapes」という面白いサイト。

様々なマウスのシェイプの比較ができるという珍しさ。※スペック比較も同時にできる

ここで事前に現在の手持ちであるG Pro X SL2とAnywhere 3Sとの形状比較してみました。
Logitech G Pro X Superlight 2c - Mouse Comparison - EloShapes

まずSL2と2Cの比較。

SL2 and 2C Shapes

続いてMX Anywhere 3Sとの比較。

MX anywhere 3S and 2C Shapes

SL2が赤色、3Sが黄色で今回の2Cが青色です。こうしてみると3Sの小ささが際立っているのですが、比べられるのは従来SLシリーズだと思います。SL 2CはSL2に比べて

  • 全長は6.6mm短い
  • 幅は2.3mm小さい
  • 高さは1.4mm低い

サイズに関する情報公開と今回の形状比較の情報から正直「えっこれだけしか違わないの!?」というのが本音。もっとガッツリ行くかと思っていました。

因みにSL2と比較してみた写真です。ホイールやサイドボタンなど位置関係がいろいろ変更されています。

SL2C Image 05

そして実は最初一握りで感じたのは

けっこう別物に感じる

という不思議な感覚。幅が2mmほど細いだけなのですがかなりスリムに感じます。

そして管理人の手の大きさ、そしてつまみ持ちへの適正は…95点!

マイナス5点は事前の情報からの印象で「相当に小さくなった」と思っていたら、3Sレベルではなかったことくらいでしょうか。

GPRO X SUPERLIGHT 2Cを事務仕事に使ってみた

2C and MX-3S Size

控えめに言って最高です。まさにエアーマウスと言える感触。MX Anywhrere 3Sが小さいわりに重い( 99g )こともあります。

GPSL2も手に持ってる感覚がそれほど感じないくらいには軽かったのですが、2Cはさらにその上を行くため、長時間作業でマウスを持つ手が疲れやすいと感じる場合には有効な製品選択になる可能性が高いです。

2C and MX-3S

ただし3Sが相当に小さいため、このサイズ感に慣れきっていると、2Cはやや大きく感じますが、2Cの幅は3Sよりもスリム( -

ただ3Sのゴム巻きグリップから乗り換えると若干手汗は気になりますが、長期的に見ると加水分解が起こらないのでかえって耐久性は高いと思います。グリップ感が気になる方は付属のグリップステッカーを使ってみましょう(かなり指に吸い付く)

Mouse Grip-Tapes

SL2の過去記事では別メーカーのグリップステッカーを貼って使っていました。
【超軽! ロジクールG PRO X SUPERLIGHT2】レビュー:ゲーム以外で体感できるか試してみた - 電子徒然雑記

SL2+Grip-Tapes
SL2+Grip-Tapes SideForm

もちろん傷みもそこそこ早いので必要コストと割り切って予算に入れています。

今回はゲームPC用として購入しましたが、事務用PC用に2Cをもう1個買おうかな…高いけど。

GPRO X SUPERLIGHT 2Cのデメリット

サイズや若干リメイクされた位置関係を除くと、やはり【 高価格 】であることが一番ネック。ハマる人も多いであろう2Cですが、マウスごときに2万円半ばはハッキリいって「(掛かる)お金が高い」と感じるのは同感。

しかし価格以外は微塵も後悔はなく、もし後継が出るならばずっとこのシリーズを使っていきたいなと思っています。

価格がゴミ」「コスパが悪すぎる」といった意見も数多く出ると思いますが、そもそもターゲット的にコスパを求める層は完全無視の製品です。

なおSLシリーズ初導入の方は絶対に店頭でモックないし実物で感覚センサーを鬼のように高めて触ってください。

1年保証モデルと2年モデルがある!?

事前予約の段階で何が違うのか一瞬分からなかったのがAmazonでの販売

Product Warranty
Amazon : Logicool G 8000Hz ポーリングレート PRO X SUPERLIGHT 2c

ブラックモデルのみ2種類あります。公式を見るとやはりブラックのみ保証の長さで2種類の型番があります。

Product Warranty@Logicool Official
PRO X SUPERLIGHT 2c ワイヤレスゲーミングマウス | ロジクール G

10月10日現在、Amazonでは2年保証の方は売り切れていますが、保証を気にする方はご注意ください。

まとめ

肝心の性能は、過去製品SLシリーズでここに書くことがないほど語り尽くされているため、バッサリ省略。主にシェイプやサイズ感について語ってみました。

気を付けたいのは手が小さい人向けとか自分は手が大きいから不向きだろう…とならないケースもあります。

全長が若干短くなっているのは分かりますが、実はつかんだ時の「マウスの幅」がかなり印象を変えます。その意味では今回の2Cは何だか細長い感じがする小さめマウスというのが適当でしょうか。

かなり小さい奴が出る!と大々的に宣伝もされています。

しかし管理人的にはそんなにサイズに大きな違いを感じにくいかったのですが、各部サイズのショート整形により丁度良い小ささ感を演出しているなと思いました。

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