
こんにちは、ぬるぬるゲーマーのゆびきたすです!
ぬるぬるゲーマーの神髄は、自分が満足できる高フレームレートでプレイすること。なおゲームの面白さはその次(笑
さて遂に発売された待望作【 Beast of Reincarnation 】( ビースト・オブ・リンカネーション )です。
リンカネーションとは輪廻転生を表します。
発売前からどのようなプレイフィールなのか各々いろいろな憶測が飛び交っていました。
今回はBeast of Reincarnationにおいて4K/240fpsがちゃんと狙えるのか、バランス型カード5070Tiでどのくらいを攻められるのかを検証します。
Beast of Reincarnationの概要

まずタイトルの情報をカンタンにまとめてみました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | Beast of Reincarnation(ビースト・オブ・リンカネーション) |
| 発売ハードウェア | PC(Steam)/PlayStation 5/Xbox Series X|S |
| 発売日 | 2026年8月4日 |
| ジャンル | アクションRPG |
| 開発 | 株式会社ゲームフリーク(GAME FREAK) |
| 販売 | Fictions ※PS5パッケージ版の国内流通はハピネット |
| 価格(Steam版) | 通常版 7,980円/デラックスエディション 8,980円 |
| プレイ人数 | 1人(シングルプレイ) |
| 日本語対応 | 音声・字幕ともに対応 |
| ゲームエンジン | Unreal Engine 5 |
| CERO | C(15才以上対象) |
ゲームフリークと言えば長年ポケットモンスターを手掛けてきたスタジオですが、本作は完全新規IPのアクションRPG。舞台は文明が滅び去った西暦4026年の日本で、大地は「穢れ(けがれ)」に侵されています。
主人公は穢れに侵された少女エマ(CV:石川由依さん)。相棒となるのは腐蝕体の犬・クゥで、この一人と一匹が穢れの元凶である「輪廻の獣」の討伐を目指して旅をする、というのが大筋のストーリーです。
バトルはパリィ(受け流し)を軸にした剣戟の攻防が中心で、そこに相棒犬クゥの必殺技が絡む構成。いわゆる死にゲー系のヒリつく立ち合いを楽しむタイプのアクションです。
- ゲームフリーク発の完全新規IPアクションRPG
- 荒廃した西暦4026年の日本が舞台
- 少女エマと腐蝕体の犬・クゥによる一人と一匹の旅
- パリィ主体の剣戟アクション+相棒犬の必殺技
- Unreal Engine 5採用、PCはSteamで配信
ちなみに【 Beast of Reincarnation 】で検索するとトップに出てくるような公式サイトらしいサイトがありません。
とは言えGoogle検索すると一番公式っぽいのは、happinet-games.comで、当サイトが一番「らしい」作り。
ただハピネットはPlaystation 5のパッケージ版でのパブリッシングみたいなのでSTEAMやX BOX等の記載は一切ありません。
他に見つかるのはディベロッパーとパブリッシャーのサイトくらい。
- ディベロッパー:GAME FREAK inc.
- パブリッシャー:FICTIONS
上記 GAME FREAK 株式会社ゲームフリーク オフィシャルサイトを見ると分かりますが、ほかのゲームタイトルと異なり「公式サイト」ではなくYoutubeリンクの「公式トレーラー」となっています。
そしてFICTIONSのサイトでは1ページだけの非常に簡素な公式。
Beast of Reincarnation

各ハードウェアの購入リンクや概要説明などがあるだけです。

ハピネット以外あまり売りたい!って気合を感じないです。
ここまで簡素なマーケティングは逆に珍しい…

Beast of Reincarnationの動作要件とグラフィックカード各社対応
PC版の動作環境はSteamストアページで公開されています。まずは公式の最低要件・推奨要件を並べて確認してみましょう。
| 項目 | 最低要件 | 推奨要件 |
|---|---|---|
| OS | Windows 10/11(64bit) | Windows 11(64bit) |
| CPU | Core i5-8400/Ryzen 5 3600 | Core i7-12700K/Ryzen 7 5800X |
| メモリ | 16GB | 16GB |
| グラフィック | GeForce GTX 1070(8GB) Radeon RX 580(8GB) | GeForce RTX 3060(12GB) Radeon RX 6700 XT(12GB) |
| DirectX | Version 12 | Version 12 |
| ストレージ | 45GB(SSD必須) | 45GB(SSD必須) |
数字だけ眺めると「思ったより軽そう?」と感じますが、本当に見るべきは要件表に添えられた注記のほうです。
| 区分 | 想定される到達点 | 前提となるアップスケーラー |
|---|---|---|
| 最低要件 | 1080p/低設定/40fps | DLSS(RTX 20〜50シリーズ) またはFSR 1(パフォーマンス) |
| 推奨要件 | 1080p/中設定/60fps | DLSSまたはFSR 3(パフォーマンス) |
つまり公式が提示しているのは「アップスケーラーON前提」の数字だということ。
推奨要件のRTX 3060ですら、フルHD・中設定・60fpsにパフォーマンスモードのDLSSが必要という想定になっています。
ネイティブ解像度で描画設定を上げて遊びたい人は、要件表の数字より1〜2ランク上のグラボを見ておいた方が確実でしょう。
グラフィックカード各社の対応状況
公式要件で名前が挙がっているGPUとアップスケーラーを、メーカー別に整理すると以下の通りです。
| メーカー | 要件表に記載のGPU | アップスケーラー |
|---|---|---|
| NVIDIA | 最低:GTX 1070(8GB) 推奨:RTX 3060(12GB) | DLSS対応 (RTX 20〜50シリーズと明記) |
| AMD | 最低:RX 580(8GB) 推奨:RX 6700 XT(12GB) | FSR対応 (最低はFSR 1/推奨はFSR 3想定) |
| Intel | 記載なし | XeSSの対応可否は公式要件に記載なし |
NVIDIAは最低ラインがGTX 1070ですが、要件の注記にある通りDLSSが使えるのはRTX 20シリーズ以降。GTX世代のユーザーはFSR 1(パフォーマンス)に頼る形になるため、画質面ではかなり不利になります。
AMDで面白いのは、最低要件がFSR 1、推奨要件がFSR 3と世代を分けて書かれている点。
RX 580のような古い世代でも一応動かせるようにFSR 1を逃げ道として残しつつ、快適に遊ぶならRDNA2以降を想定しているのが読み取れます。
ちなみにIntelのArcシリーズについては、公式要件に一切記載がありません。
DirectX 12世代のGPUなので動作自体は期待できそうですが、公式に保証された組み合わせではない点は理解しておきましょう。ドライバー側での最適化が気になるところ。
またフレーム生成(DLSS Frame Generation/FSR Frame Generation)への対応可否は、公式の要件表では触れられていません。現状非対応となり、今後に期待するしかありません。

ここはゲーム内のグラフィック設定を実際に確認するのが確実!
次章で設定項目を取り上げます。
VRAMとストレージの注意点
要件表でもうひとつ見逃せないのが、VRAM容量がハッキリ書かれていることです。
- 最低要件でもVRAM 8GB(GTX 1070/RX 580のいずれも8GBモデル指定)
- 推奨要件はVRAM 12GB(RTX 3060/RX 6700 XTともに12GBモデル)
- ストレージは45GB、最低要件の時点でSSDが必須
VRAM 6GB以下のカードは要件の外。またHDDでのプレイは想定されていないので、ゲーム用のSSDに空きがあるかは事前にチェックしておきましょう。実際は30GB強といったところです。
ちなみに今回検証に使うRTX 5070 TiとRTX 5090は、どちらも推奨要件を大きく超えるクラス。
「推奨の遥か上」でどこまでフレームレートが伸びるのか、次章以降で実際に計測していきます。
動作要件の小ネタ
実は以前発表された動作要件がミスだらけで改定されているようです。
例えばRedditではいくつかのスレッドが立っています。
蘇りし獣ビースト(Reincarnation)のPC要件 : r/soulslikes
PCの必要スペックがいきなり下りてきたんだけど、内容がマジでヤバい! : r/BeastofReincarnation

一部「RTX1070Ti」という架空のカードも登場していますが、気になったのは14900Kや9950が指定されている構成。
かなりCPUを酷使するのかなと推測されました。( のちほどターゲット解像度などが大きく刷新されています )
Beast of Reincarnationのゲーム内設定
ここではゲーム設定がどのようになっているかザックリ解説。
公式で詳細な情報が一切なく、今どきのトピックの1つであるフレーム生成にすら言及されていなかったのがとても気になっていました。
主だった設定は以下の通り。
まずはディスプレイなどの設定です。

続いてグラフィック設定。比較的細かくありますが、フレーム生成の項目がなくて愕然…
今どきのタイトルには珍しいです。
DLSSはひとまずQualityで様子見です。


なお抜粋として「ムービーフレームレート」という設定があります。ムービー( カット )シーンのみのフレームレートのモード。
パフォーマンスにすると、ゲームプレイ時のフレームレートと同じになります。( 出せる上限値は変わる )

またDLSSのデフォルトバージョンはv.3.7.20 / Preset Eです。

続いて操作系。
ここはデフォルトのままプレイしています。
まずコントローラー設定で、配置を変更可能です。


続いてキーボードマウス。



でもちょっと残念なことが!
管理人、アクション系のゲームではマウスのサイドボタンに「回避」と「防御」を割り当ててます。
左手のキーボード操作より利き手の指操作の方が速い気がしてるからです。
しかし!
なんと本作、マウスのホイールと左右ボタン以外を認識しません!つまりマウスのサイドボタンには何も割り当てできません。

ここは改善してほしいです…
RTX5090でフレームレート計測

検証環境は以下の通り。
- モニター / Gigabyte Aorus FO32U2 (FO32U2 OLEDモニター買ってみた )
- CPU / Intel Core i9-13900K @Off -0.152mv/PL1-180W・PL2-253W(マイクラに効果大だった記事)
- メモリ / G.Skill F5-6000J3636F1616GX2(DDR5-6000 / 16GBx2)
- グラフィックボード / Gigabyte Aorus RTX5090 Master(簡単なPowerLimit設定方法の記事)
- 電源ユニット 1300W / ASRock Taichi TC-1300T + L字 CB-12V2X6L600W
ゲーマー必須であるRyzen X3Dではない点が残念ですが、ワーストケースと考えて頂ければと思います。
例えば9800X3Dなどではさらにフレームレート上乗せに効く可能性が高いでしょう。オープンワールド「風味」なタイトルほど効果的。
まず最高設定+ネイティブ状態。アップスケーラーはOFFです。

続いてDLSS Qualityモードでのフレームレート。解像度で差がなかったり、逆転するような項目もありやや安定性に欠ける印象です。

フルHD同士の比較ではDLSSが効いているのかいないのか微妙な状態。
4Kなどは上昇していますが、こちらも物足りない印象です。
GPUの平均使用率はFHD94%、WQHDが96%、4Kで98%となっており、CPU使用率は20%~34%に留まり全般的に遊びまくっています。
フレーム生成がないため、試しにSmooth MotionをONにしてみました。

ただ正攻法ではSmooth MotionをONにできません
というのも、2026年8月4日時点の最新版【 610.88 】にも関わらず、ドライバーに最適化されたプロファイルそのものが存在しません。
( まさかのNvidiaスルー!? )
ということで何度確認しても、Nvidia APP側でも認識しません。カスタム登録しか手がないです。

名の知れないインディゲームのような扱いです。。。
そこで管理人は慣れているNvidia Profile Inspectorでカスタムプロファイルを作成し、強制ONにしました。
カスタムプロファイルの作り方は過去記事を参照してください。
結果は以下の通りでもっとも重い4Kで検証。
| ヘッダー | ヘッダー |
|---|---|
| 平均 | 207 fps |
| 1% Low | 131 fps |
| 1パーセンタイル | 153 fps |
| 95パーセンタイル | 227 fps |
結論 x2に近い効果が出ます!
Smooth Motion併用で懸念していたクラッシュなどはありませんが、画質的にもDLSS FG実装が望まれます。
RTX5070Tiでフレームレート計測

2025年に組んだRTX5070Tiの環境は以下の通り。
- モニター / IO-DATA EX-GDU271JAD
- CPU / Intel Core i5-12400 @Default
- メモリ / TEAM ELITE PLUS TPD432G3200HC22DC01 ( DDR4-3200 / 16GBx2 )
- グラフィックボード / PNY RTX5070Ti Overclocked Triple Fan VCG5070T16TFXPB1-O
- 電源ユニット 1000W / FSP Hydro G PRO ATX3.0 HG2-1000.GEN5
サブ機なので当時ソコソコ動けば、とコスパ目的で組んだのでCPUがかなりボトルネックです。
ということでこちらも5070Tiのワーストケースとして参考にしてください。
まずはネイティブ。
FHDでやっと安定的な60fpsを達成です。
4Kはちょっと残念な結果で目が疲れます。

続いてDLSS Qualityですが、効果があまりありません。。。4Kでは平均が若干改善かというところ。

GPUの平均使用率はFHD68%、WQHDが76%、4Kで96%、CPU使用率は60%でした。
恐らくCPUがボトルネックかと思われます。

もっともっと最適化よろしく!という感じ
最後に重い4Kにて強制的にSmooth Motionを掛けてみました。アップスケーラーはDLSS Quality。
| ヘッダー | ヘッダー |
|---|---|
| 平均 | 145 fps |
| 1% Low | 95 fps |
| 1パーセンタイル | 102 fps |
| 95パーセンタイル | 164 fps |
高フレームレートと呼べるようになりましたが4K/240fpsには高いハードルで、マルチフレームジェネレーションが使えないのが地味に痛いです。
まとめ

結論4K/240fpsは5090でも70Tiでも不可能でした。
そしていきなり賛否両論で飛び出した【 Beast of Reincarnation 】ですが、ゲームプレイの内容はもとより画質に対して重すぎるという意見も。

つまり最適化がうまくできていない印象を受けます。

そもそもドライバー側で正式対応されていないのが気になりました
体験版無し、事前のトレーラーも少ない、そして大々的なマーケティングも見かけないという、どえれぇ売りたい!という気迫を感じないゲームです。
ちなみにメタスコアは8月4日の19時ころ時点で「 73 」でした。

ちょっと中途半端で微妙ですが、ゲームの良さを左右するのは人次第。
管理人はスコア90以上のタイトルでも合わないものがけっこうあるので、これだけを指標にするのはナンセンスかと思います。
いわゆるスコア的には凡ゲーレベルですが、管理人にとって高くない難易度がちょうどよく結構楽しんでいます。
まずはハードに対する最適化やフレーム生成の実装、プレイアビリティに関しては戦闘時の気持ちよさ( とくにパリィのタイミングや感触 )やボスのモーションを改善していけば良作になれると思います。
ぬるぬるゲーマーとして、まずは

はやくDLSS FG( マルチフレームジェネレーション含む )を付けてくれ!
高いお金を出して買ったハードたちが泣いています。。。
ということで「もうちょっと何とかしてほしいBeast of Reincarnation」でした。
では!