
こんにちは、俺の人生の敵はスタッターだ!のゆびきたすです
2026年、バイオハザード レクイエムそしてプラグマタとカプコン RE ENGINEのAAAタイトルが相次いで発売されたわけですが、両タイトルで相当に悩まされたのが「スタッター」問題。
決して軽くはない近年の大作でも、RTX50シリーズのDLSSやFGパワーを使って4K / 240fpsオーバーを十分に狙えます。
しかしずーっと気になっていたのが不定期に起こるスタッター。
気持ちよくしつつプレイしていても時々「カックーン」と出てくるスタッターにイラっとなっていました。それもわりと頻繁に。
考えられる手段を講じても解決できず、もはや諦めかけていた時Steamのプラグマタコミュニティでのとある投稿を発見。

結論、スタッターを解決できました!
手動のフレーム制限やNvidia Reflexによるリミット値に引っ掛かって起こる現象です。
そして根本原因はRE ENGINEとDLSS( FG )の組み合わせるの可能性が高そうです。
RE ENGINEのスタッター問題

2つのRE ENGINEタイトルで同じ傾向のスタッターが、キレイさっぱり消えました。
※瞬間的に重くなってフレームレートが激落ちしたり、シェーダー絡みのスタッターには効果はありません
DLSSやフレーム生成との微妙な関係性

RedditのスレッドではしばしばRE ENGINEのスタッター問題に言及したスレッドを見かけます。
RE: Requiem - DLSSをオフにするとマイクロスタッターが解消 - 9800X3D/5080
PCで、他の人もひどいフレームスタッターが発生してる? : r/residentevil
まとめると
- DLSSをOFFにしたら改善した
- DLSS FGをOFFにしたら改善した
- Resizable BARをOFF( ドライバーレベルではなく、BIOSにて )で改善
主にDLSSやフレーム生成が関係している様子。
その証拠に過去作のRE ENGINE、例えばRE:2やRE:3では、DLSSが非搭載なため発生していません。

しかしパス・トレーシングなどがあり、DLSSがないと非常に重いタイトルなので、今さら使わない手は考えられません。
そこでこれらのキーワードを用いて検索し続けたところ、Steamのプラグマタコミュニティでの投稿を発見。
重要キーワードは「Reflexによるフレーム制限( フレームキャップ )」でした。
無駄な仕事を排除!フレーム制限の功罪

当方の環境では以下の2台の構成で改善が確認できました。
- モニター / Gigabyte Aorus FO32U2 (FO32U2 OLEDモニター買ってみた )
- CPU / intel Core i9 13900k @Off -0.152mv/PL1-180W・PL2-253W(マイクラに効果大だった記事)
- メモリ / G.Skill F5-6000J3636F1616GX2(DDR5-6000 / 16GBx2)
- グラフィックボード / Gigabyte Aorus RTX5090 Master(簡単なPowerLimit設定方法の記事)
- 電源ユニット 1300W / ASRock Taichi TC-1300T + L字 CB-12V2X6L600W
- モニター / IO-DATA EX-GDU271JAD
- CPU / intel Core i5 12400k @Default
- メモリ / TEAM ELITE PLUS TPD432G3200HC22DC01 ( DDR4-3200 / 16GBx2 )
- グラフィックボード / PNY RTX5070Ti Overclocked Triple Fan VCG5070T16TFXPB1-O
- 電源ユニット 1000W / FSP Hydro G PRO ATX3.0 HG2-1000.GEN5
前提:スムーズさとGPU負荷軽減策としてフレーム制限
常々「ゲームを至高のスムーズさで、GPU温度低くプレイしたい」という野望を持つ管理人。
以前から以下のRedditスレッドの最適化を行い、多くのゲームでぬるぬるプレイを楽しんでいます。
最適なfps上限+Gシンクに関する誤解は解消します。: r/nvidia
要はGPU性能を使い切らずにフレーム制限を設けてスムーズさに徹した最適化を行うこと。
トピックは以下の3点。
- モニターリフレッシュレートに合わせたフレーム制限
- ゲーム内のターゲットフレームレートやVsyncはOFF
- ドライバーレベルでG-Sync + V-Syncを強制ON ( FPSゲームはしないので実害なし )
モニターリフレッシュレートに合わせて以下のようにフレーム制限を行います。
- 480Hz -> 424 fps
- 360Hz -> 328 fps
- 240Hz -> 226 fps
- 180Hz -> 172 fps
- 165Hz -> 158 fps
- 144Hz -> 139 fps
- 120Hz -> 116 fps
なお数値は目安なので環境によって多少( 1~2fps )変わります。
管理人はグローバル設定で制限し、それがそぐわないタイトルはNvidia Profile Insepectorで変更しています。
自分のモニターで最適なフレーム制限値はReflex対応ゲームで確認できます。
- ゲーム内設定にNvidia Reflexがあるタイトルをチョイス
- ドライバーやRivaTuner Statistics Serverなどでのフレーム制限はOFF
- ドライバーでGsyncとVsyncをONにする
- ゲーム内では上記Vsyncは必ずOFFにする
- ReflexはON ※DLSS設定により強制ONのタイトルも多い
これらを設定すると自動的にフレーム制限が行われます。
実は特定のタイトルで、任意のフレーム制限を行っていないのになぜか240Hzモニターで225あたりに制限されていることがあり、不思議に思っていました。
これであなたの環境の最適なフレーム制限値が割り出されます。
当環境では225fpsでした。
おそらくモニターリフレッシュレートって239.〇〇みたいに、実際の内部ではピッタリになっていないから前後するのではないかと推測しています。
そしてこの数値をグローバル設定で設定しています。
これで9割がたのタイトルでは240fpsオーバーでプレイするのと変わらないスムーズさ。
GPU負荷もわずかに余裕が出ます。

しかし!先のRE ENGINEのタイトルではスタッター問題が出てしまいます…
Steamコミュニティの投稿で解決

そこからBIOSでリサイズバーを無効化したり、Vsync外しやGsyncオフ、そしてDLSSのON / OFFなどいろいろな組み合わせで苦慮していました。
またGPUコネクタの焼損問題も考慮すると、GPU負荷はできるだけ抑えたいもの。
つまりフレームレート制限は必須です。
RE Engine と Nvidia Reflex のフレームタイムのスタッター 解決策が見つかった!:: PRAGMATA 総合掲示板
投稿での手順は
- fps制限の上限に達するたびに大きなフレームタイムスタッターが発生
- とくにフレーム生成時、Nvidia Reflexがfpsの上限を強制的に制限し、上限値に達するとカクつく
- Nvidiaアプリで、グローバル制限値( 117fps )が反映されないようにプラグマタ個別でこれを無効化
- RTSSで114fpsの上限を有効( 要は先の上限-3fps )
実際のフレームレート数値が書かれていますが、使用モニターは120Hzのもの。またプラグマタ個別の制限解除はNvidiaコントロールパネルやNvidia Profile Inspectorでも同様のことができます。
とくにReflex+Gsync+Vsyncにおいて、負荷が軽くなりがちなシーンでは顕著にフレーム制限値に達します。( 反面重くて制限値未満のシーンではスタッターは起こらない )
この症状は検証したマシンでも、バイオ レクイエムやプラグマタ双方で起こっていました。

ムキー!またスタった!!!
要するに「Reflexが掛ける上限の数fps下に、RTSSで自前の上限を設ける」のが対策です。※具体的な手順は次章で解説します
実際にPRAGMATAで設定してみた( 効果絶大 )
まず前提として、ドライバーのグローバルプロファイルでは、大多数の問題の出ないゲームタイトルのために制限値を設定しているとします。
手元の構成では前章のReflexで試してみて導き出した数値「225fps」を設定済。

お好みですが、管理人はGsyncやVsyncもグローバルで強制適用しています
( グローバルではOFFにしてReflex+Gsync+Vsyncをタイトルごとに設定してもOKです)

次に例えばプラグマタなどRE ENGINEのタイトルのみこのグローバル制限値を無効化します。画像はNvidia Profile Inspectorの例です。もちろんNvidia APPでもNvidiaコントロールパネルでもできます。

この状態でReflexに対応したゲームでは+Gsync+Vsyncで自動フレーム制限が発動します。
続いてプラグマタ単体でOFFにしたグローバル制限においてReflexで発動するフレーム制限の1歩手前でフレーム制限値を設定します。
使うのは【 RivaTuner Statistics Server 】( 以後RTSSと略 )です。2026年6月現在最新はv.7.3.7。
Guru3D RTSS Rivatuner Statistics Server Download 7.3.7
普段RTSSでは、画面端にデバイス情報を表示したりするライトな使い方しかしていませんが、フレームレート制限ツールとしても使えます。
グローバルでフレーム制限 >> プラグマタのみでそれを無効化 >> Reflexでフレーム制限が掛かる >> RTSSでフレーム制限値に当たらないようにフレーム制限する
なんともややこしいことをやっています。
RTSSで特定タイトルで制限を掛ける方法は以下の通りです。
タイトルの実行ファイルを指定

開いたファイル選択画面でゲームの実行ファイルを指定します。
なお実行ファイルがどれか分からない場合、Nvidia コントロールパネルで、プログラム選択画面のマウスホバーで分かります。
コントロールパネルを起動したら左目次の【3D 設定の管理】から【プログラム設定】タブをクリック。
続いて【追加】ボタンを押すと各種プログラムの一覧が出ます。その中で「PRAGMATA」を探し、マウスカーソルをそこに載せると実行ファイルのパスがポップアップします。
これを参考にフォルダ階層を辿り、RTSSで実行ファイル本体を指定します。
※ゲームにより非常に深い階層のものや、名前がPRAGMATA.exeやRE9.exeのような分かりやすい名前ではないものもあります
最終的に以下のように左欄に「PRAGMATA.exe」がリスト登録されればOK。

タイトル用のフレーム制限値を入力
最小化して準備完了
ゲームを起動し、設定値に制限されているか確認
まとめ

PRAGMATAやバイオハザード レクイエムのスタッターで苦しんでいる方への対処法を紹介しました。
症状はReflexによる自動フレーム制限値に当たった瞬間スタッターが起きやすいこと。
激重シーンでその制限値に当たらない場合や、フレーム制限値にビタっと張り付いている場合にはスタッターはあまり発生しません。
原因として考えられているのは
- RE ENGINE特有の現象
- DLSSもしくはDLSS FGに起因
- ゲームに導入されているReflexにGsyncなどが掛け合わさることが原因
どうも処理的になにかが干渉しているようで、特に管理人のように低遅延&スムーズネスのためにGsyncやVsyncを掛け合わせていると起こりやすいようです。
なお同じRE ENGINEの「モンスターハンター ワイルズ」でも同じスタッター症状を訴える人がいるため、同じ対処法が使えるかもしれません。同じくDLSS FGが導入されているタイトルである点も見逃せません。

管理人はモンハンを所持したことがないので実証できませぬ
また同じ設定をしている非RE ENGINEのゲームタイトルでは起こっていないため同エンジン特有の症状でもあります。

いやぁスタッターが気になって夜も寝られなかったのが、この対策で毎日安眠!
ちなみに「それならコントロールパネルでReflex一歩手前のフレーム制限しちゃえば良いのでは?」と思いますが。
先人の知恵とは本当にありがたいものですね!心から感謝しつつ今日も一人カプコンフェアやっています。
では!



