
こんにちは、ウルトラワイド好きのゆびきたすです!
以前仕事用途でもっとたくさんのウィンドウを置きたいと思い、横方向の解像度が欲しくてデュアルモニター化を決意。
そこでスペース効率を求めてウルトラワイドモニター2台で【上下デュアル化】を行いました。
上下配置で問題になるのが首の疲れですが、上側もウルトラワイドにしたのは理由があります。
JAPANNEXT 小型ウルトラワイド 【JN-VG233WFHD200 】レビュー:デュアルディスプレイも試してみた - 電子徒然雑記
【ASUS VG30VQL1A ウルトラワイド】レビュー:ゲームにちょうど良いサイズ - 電子徒然雑記
上記2記事でも言及していますが、理由はモニターの高さを抑えるためです。
例えばWQHDモニターなどを上側に設置することを想定してみます。
30インチ弱のサイズのウルトラワイドであれば、27インチWQHDあたりよりもモニターの高さを若干抑えることができます。
- 27インチ( 例:DELL G2725D )・・・高さ 366mm
- 29.5インチ ウルトラワイド ( 例:ASUS VG30VQL1A )・・・高さ 322mm
たった40mmの差ですが、これが思ったより首に効きます。
下側のモニターをアームなどで極限まで下げることができれば高さからくる首の疲れをかなり軽減することができます。

それでも首ダメージはゼロにはできず休憩を挟みつつ仕事効率を優先だ!
しかしとあるサイトで縦型モニターの構成を見ていつかやってみたいと思うように。
そんなときたまたま2万円強でセールされていたDELL G2725Dをで、まずは片側のみ縦置きモニター化を行ってみました。

左右に追加で3枚が理想だけど、使ってるPC切替器がディスプレイ2台までなので妥協です
結論から言えば34~38インチのウルトラワイドモニターに追加するサブには27インチWQHDがベストマッチ!ということが分かりました。
ウルトラワイドのサブにはWQHD一択

- 前提条件
- 概ね34~38インチクラスのウルトラワイドがメインモニターとして使用中
まずは現在のメインモニター37.5インチWQHD+という少し特殊な解像度のウルトラワイドにピッタリの解像度×サイズを模索しました。
メインモニターから考えて必要な仕様は
- 同程度の精細感( ドットピッチ≒ピクセルピッチと想定 )
- 同じリフレッシュレート( にできること )
という2点。
リフレッシュレートは後ほど解説しますが、システムの安定性もできるだけ考えたポイントです。
1stトライ:種類豊富なフルHDモニターでデュアル化
手ごろでパッと思いつくのがフルHDモニターはどうか、ということ。
しかメインの3,840×1,600ピクセル( とリフレッシュレート144Hz )から考えると
- 27インチ フルHDではドット感が粗く感じる
- 21.5インチクラスでIPS系は皆無( サブのため若干角度が付くことを想定 )
- 21.5インチIPSではリフレッシュレートが60Hz~75Hzのものが多い
以上から選べる豊富さから見て、フルHDなら間のサイズである24インチ前後が理想に近いかなという印象です。
そこでまずは手持ちの23.8インチフルHDモニターをサブにして解像度感などをチェック。

程よいコンパクトさで良い感じですが、解像度が低いのでメインモニターよりもやや大きくなるので精細感はダウンします。
そしてわかりやすいのがウィンドウの移動を行ったとき。

24インチクラスフルHDのピクセルとピクセルの距離が大きいためウィンドウサイズや文字サイズが変化します。左側のウィンドウがやや大きくなっていると思います。
次に今回のメイン素材である27インチ WQHDモニター。

高精細感も維持しつつウィドウ移動なども違和感はほぼありません。
よって34~38インチクラスのウルトラワイドモニターに組み合わせるモニターは27インチかつWQHDが最適だと確認しました。
これは下の方で解説する【ドットピッチ】の計算からも分かります。
また27インチWQHDモニターは種類が多く、ハイリフレッシュレートな製品も多くあるので選びやすいという点もありました。

…からの今回の素材モニターは、セールで安かったDELLの27インチです
サブ用の素材 : DELL G2725Dの概要

仕様を見れば分かりますが、ごく普通の液晶モニターで、IPS液晶である点やゲーミングと謳われるハイリフレッシュレートが特徴です。
今回はサブ素材なので諸元表をサクッと紹介。
パネルサイズ | 27インチ |
パネル種類 | Fast IPS |
パネル解像度 | WQHD |
ドットピッチ( ≒ピクセルピッチ ) | 0.233mm |
精細度 (1インチあたりのピクセル数) | 108.786 ppi |
リフレッシュレート | 60 / 120 / 144 / 180 Hz (DP) / ~144 Hz ( HDMI ) |
公称応答速度 | 4ms GTGレベル1 2ms GTGレベル2 1ms GTGレベル3 5ms GTGオフモード |
輝度 | 400 cd/m² |
コントラスト比 | 1000:1 |
色深度 | 10ビット: 10.7億色 |
色域 | sRGB 99% |
スピーカー | 非搭載 |
Adaptive Sync ( ティアリング防止 ) | AMD FreeSync |
映像ポート | DisplayPort 1.4 x 1(2560 x 1440 180Hzまでサポート) HDMI 2.1 x 2(2560 x 1440 144Hz TMDSまでサポート) |
その他ポート | ヘッドホン出力 x 1 |
VESA対応 | あり 100×100 mm |
サイズ( スタンドなし ) | 幅613.79 ×高366.38 × 奥57.56 mm |
重量( スタンドなし ) | 5.29 kg |
スペック厨的には物足りませんが、基本性能は不満のない仕上がりです。
IPSの特色である視野角では、例えばIO-DATAのゲーミングモデルAHVAパネルなどと比較して深い角度の斜めからの見た目はほんの少し暗めになる印象です。
当モニターのパネル方式がAH-IPSなのかPLSなのかは不明ですが、高品質なパネルを使っているという情報は特にありません。最近では定番の狭縁で見た目はシンプルで良き。

ただ当然ながらほぼ真正面に置くメインモニターとして使う場合には角度的な色彩変化は全く感じません。
多少角度が付く場合モニターアームを使ってできるだけ自分の方を向ける工夫をすれば、デメリットも帳消しにできます。

DP接続では180Hzまで出せるハイリフレッシュレートなので、ゲーミングモニターのカテゴリでしたが、細いフレーム、目立ちにくいメーカーロゴなどシンプルな外見もサブ用途にピッタリと判断しました。

以上ザックリ紹介したDELL G2725Dですが、メーカー公式では販売終了、そしてECサイトでも在庫のみで販売されている希少品となっています。
残念ながら新品はコスパ感がなく高価になっているようで購入するにはやや微妙。そのためフリマやオークションで安価に入手した方が無難でしょう。

少し脱線しますが、27インチWQHDをメインモニターとして購入するなら価格が下がりつつあるIO-DATA製品が視野に入ります。とくにゲーム用途に使う人向けでは

IO-DATAのEX-GDQ271JA で決まり!
高性能なIPSパネル AHVA、そしてDisplay HDR 400、HDMI 2.1でのVRRと必要なものはすべてそろっているWQHDメインストリームと言える製品でレビュー評価は27インチWQHDのなかでは随一です。
管理人は所有していませんが、知人がメインに使用中なのを見てかなり欲しくなった一品でもありました。
さすがにG2725Dのように2万円台前半では入手できませんが、例えばAmazonのセールなどを利用すれば38,000円弱とかなり落ち着いた価格になってきました。

欲しかったけれどサブでゲームすることないし、少し高価なので今回は購入候補から外れました

ウルトラワイドをサブモニターでも使う
ウルトラワイドをうまいこと生かそうといろいろやっていました。2パターン
上側モニターを下向きチルト
まず上下のマルチにする場合、

上側のサブはドットピッチをやや大きめなモニターにすると見やすくなります!
※色の付いたドットということで「ピクセルピッチ」と呼ぶのが適切ですが、当記事では浸透しているワードのドットピッチと表現
( 本来ドットピッチは印刷分野で使われる用語 )
また首や目の疲れ軽減のため、上側のモニターを着座の位置に近づける方法があり、モニターアームでお辞儀させることです。
ですが例えばエルゴトロンのモニターアームではモニターを大きくお辞儀させることは仕様上不可能。
参考に現在使用中のエルゴトロン LX ( デュアルアーム・ ロングポール仕様 )で下向きは最大 5° しかお辞儀できません。
これはどのモデルでも共通のようです。

当初どうやってもお辞儀できなくてやってしまった感がっ
そしてどうにか下向きチルトの角度を大きくする方法をネットで探していたところ、たまたまパネル落下の可能性を示唆した事例を発見。

Goole検索で「 モニター 下向き パネルが外れる 」等キーワードで事例が出てきます
個体によってパネルが浮いたり、落下する可能性があります
またXなどでもパネルが浮いた事例などを散見します。恐ロシア…です。
そういったリスクも考慮しつつ、大きくお辞儀させたい場合にはエルゴトロンは避けた方が良いでしょう。
ウルトラワイドの縦置き、却下!
続いて行ってみたのが手持ちのASUS VG30VQL1Aを生かす方法でメインモニター横に「縦置き」する案も試してみました。

結論。
湾曲ウルトラワイドの縦置きは、見た目の違和感が強力過ぎ!
小さめとは言え16:9アスペクトのモニターでいうと32インチあたりのモニター幅になるため縦置き時の高さが高すぎ( 70cm超 )。

う~ん、これなら結局上を見上げるから一緒かなぁ
ということで却下。縦置きモニターでもっと高さを抑え、かつ文字などの見た目サイズが近いものを探すことにしました。
サブモニターの選び方のヒント
管理人が購入するときいつも気にしている点を挙げてみます。
とくにサブモニターなので過度な性能は不要ですが、メインモニターに合わせやすいポイントを絞ります。
ドットピッチをメインモニターに近づける
とにかく操作の自然さを追求してみた結果、モニターサイズはもとより視聴距離によってドットピッチを重視しました。
ドットピッチ例
計算サイト:ドットピッチ計算機
解像度とモニターサイズの組み合わせ例
- フルHD 21.5インチ( 16:9 )・・・0.248mm( 102.461ppi )
- フルHD 23.8インチ( 16:9 )・・・0.274mm( 92.559 ppi )
- フルHD 27インチ( 16:9 )・・・0.311mm( 81.589 ppi )
- WFHD 29.5インチ( 21:9 )・・・0.27mm( 94.186 )
- WQHD 27インチ( 16:9 )・・・0.247mm( 102.907 ppi )
- UWQHD 34インチ( 21:9 )・・・0.232mm( 109.683ppi )
- WQHD+ 37.5インチ( 21:9 )・・・0.229mm( 110.933ppi )
- 4K 32インチ( 16:9 )・・・0.184( 137.682ppi )
ドットピッチが小さくなるほどに描画を構成する「点」と「点」の距離が詰まり、高密度・高精細になります。( また ppi=1インチ四方でのドットの数 が大きくなると同じく高密度に )

サブモニターに映す対象物を吟味します。
- 主にPDFやブラウザ、エクスプローラなど上下スクロールするウィンドウが大半
- 横解像度は大きくなくて良い
- メインモニターに近い解像度感が欲しい
以上からまずサブは【縦置き】がベストと判断しました。結果的にスクロール頻度が激減してかなり使いやすくなりました。
右手はゲーム用途のデスクトップ( ワゴンの上に設置 )があるため、利便性から左手側にサブモニターを設置します。

扱いやすさ重視でメインモニターとドットピッチを近づけることにしました!
先に述べたようにモニターの上下設置では上側モニターのドットピッチをやや大きくすることで見やすさを確保できます。
しかしドットピッチが10%以上相違していると目に見える違和感もあります。

ウィンドウ移動した場合に文字やその他大きさがイチイチ変わるのが鬱陶しい…
たとえばウィンドウ移動時、ドットピッチが異なる組み合わせの場合下写真のような状態になるのが普通です。
気にしなければいいのですが、解像度によっては移動時のウィンドウ端が見切れてしまいとても扱いにくい場合もあります。
そこでメインモニターのドットピッチとできるだけ揃えてみることにしました。
サブモニターはどこに置くにせよ、着座位置からは遠くなるなるため、少しだけ大き目でも良いでしょう。
例えば現在のメインのドットピッチは0.232019mmなのでそれに近いのが27インチのWQHD( 0.247mm )でおよそ6%ほど描画対象が大きくなるハズ。
現在着座位置の目線からモニター中心点までの距離の差はそれほど大きくありません。
- メインモニターまで・・・68cm
- サブモニターまで・・・75cm
この距離感であればピッチ+6%を全く感じず、ドットの粗さは一切感じませんし、ウィンドウ移動時も自然な大きさ感でした。
たとえば横一列に並べてウィンドウの移動を行っている最中。
調べ物時にブラウザを並べても違和感はありません。
なおサブモニターは見やすさを優先して、出来る限り自分の方へ向くようにアーム調整します。
デスクトップスピーカーを使う場合、モニター間にスピーカーが挟まるのがネックです。

見た目的にも避けたいところですが、Genelec 8020が大のお気に入りなので絶対に外せません
しかしゲーム時のサラウンド配置( 複数枚を1つのモニターとして活用する機能 )でもない限り、操作中の違和感はそれほど感じません。
使い勝手の良いG2725Dですが、気になるとしたらもう少しだけモニター幅 = 縦置き時の高さを抑えたかったです。
メインモニターとも上部の高さが段付きなのが気になると言えば気になります。

神経質なやつは妥協を知らんからまぁ…大変だわな
できるだけリフレッシュレートを揃える
昨今新世代のハイフレームレート化のソフトウェア、例えばNVIDIA DLSS-FGやAMD FSRや単体ソフトウェアであるLossLessScalingなどが活況です。
そんなことからグラフィックドライバーの更新を注視しているのですが、その更新の評価を見ていると昔から多いのが

リフレッシュレートが異なるモニターを使っていると片方が変…
という事例。
リフレッシュレートはレートの低い方に引っ張られて不具合となるケースがあるからです。ドライバー依存ながら気を付けるポイントの1つです。
まとめ
サブモニターとしてのWQHDは
- 27インチでは比較的高精細と言える
- 4Kほどのグラフィック負荷はない
- 34~40インチ弱あたりのウルトラワイド(横が3,440~3,840ピクセル)のサブに最適
- 製品の種類が豊富
などたくさんのメリットがあります。
加えて縦置きした時のスクロール頻度の減少が非常に楽です。

これは横の解像度を重視した上下ウルトラワイドには無かった大きなメリットの1つでした!
そもそもウェブサイトの作りは幅に対し、上下に長いのが普通だからです。Xなどを表示させると悶絶ものの便利さです。
ご使用のメインモニターのドットピッチを計算( 例:ドットピッチ計算機 )してベストなサブモニターを見つけてください。
ちなみにウルトラワイドでも最も人気の解像度「3,440x1,440 」のドットピッチは【 0.232mm 】でWQHDの0.247mmに近いのでさらに違和感がありません。
では!