
こんにちは、ゆびきたすです!
往年の映画ファンならやるしかない「007 ファーストライト」が2026年5月27日に発売。
ぬるぬる度なのか検証し、最適なアップスケーラーやフレーム生成の設定を探ります。
2種類の環境でプリセット等を変えながらテストします。
なお今作は
レイ トレーシング、パス トレーシングには非対応
※今夏頃パス トレーシングに対応予定
最近の大作ではローンチ時に非対応なのは珍しいです。
予定のパス トレーシング( DLSS RR レイ再構成 で実装 )が付くと、さらに重くなるため対応前のフレームレートがどのくらいかのか知っておいて損はないでしょう。

結論、ネイティブやDLAAはとても重いです!
しかし以下のポイントでハイフレームレートが狙えます。
描画設定の変数が多いため、過去の記事同様すべての項目漏れなく最高設定に固定。
- PC版【Forza Horizon 6】フレームレートを計測
- PC版【プラグマタ/PRAGMATA】フレームレートを測定
- PC版【紅の砂漠】フレームレートを計測
- PC版【DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH】フレームレートを測定
- 【バイオハザード レクイエム】Steam版のフレームレートを検証
これは他の検証記事と同様で、その中でも際立つ特徴があります。
- 【 Nvidia 】アップスケーラー必須!DLSS 4.5 標準で対応!
- 【 Nvidia 】高倍率フレーム生成機能を使え!最大6倍
今まではNvidia APPやNvidia Profile Inspectorなど外部アプリで設定していた作業がゲーム内ですべて完結します。
そして昨今の大作の例に漏れず、今作もNvidiaカード最優先の構成になっています。
というこで手持ちのNvidiaカードで検証した上でおススメ設定はザックリ以下の通りです。fpsの安定性を判断するため1%Lowの値も参考にして下さい。
| GPU | 解像度 | 設定(プリセット/Upscaler/FG) | 平均fps | 1% Low |
|---|---|---|---|---|
| RTX5090 (Core i9-13900K) | FHD | RT高 + DLAA | 128 | 86 |
| WQHD | RT高 + DLAA | 110 | 83 | |
| 4K | RT高 + DLAA | 71 | 60 | |
| RTX5090 (Core i9-13900K) | FHD | RT高 + DLSS Quality( K ) + FG x2 | 262 | 151 |
| WQHD | RT高 + DLSS Quality ( K )+ FG x2 | 241 | 153 | |
| 4K | RT高 + DLSS Quality ( K )+ FG x2 | 176 | 127 | |
| RTX5090 (Core i9-13900K) | 4K | RT高 + DLAA + FG x4 RT高 + DLSS Quality ( K )+ FG x3 RT高 + DLSS Performance( M )+ FG x3 | 240超 | |
| RTX5070Ti (Core i5-12400) | FHD | RT高 + DLAA | 75 | 52 |
| WQHD | RT高 + DLAA | 68 | 49 | |
| 4K | RT高 + DLAA | 38 | 32 | |
| RTX5070Ti (Core i5-12400) | FHD | RT高 + DLSS Quality( K ) + FG x2 | 152 | 90 |
| WQHD | RT高 + DLSS Quality( K ) + FG x2 | 146 | 88 | |
| 4K | RT高 + DLSS Quality( K ) + FG x2 | 101 | 53 | |
| RTX5070Ti (Core i5-12400) | 4K | RT高 + DLSS Performance( M )+ FG x5 | 240超 | 135 |
PC版007 First Lightの動作要件
画質設定ごとの解像度・ターゲットフレームレートの組み合わせ画像です。英語が苦手な方へ和訳して加工しています。

| 低設定 | 中設定 | 高設定 1 | 高設定 2 | 最高設定 | |
| ターゲット解像度 & フレームレート | FHD / 30fps | FHD / 60fps | WQHD / 60fps | WQHD / 60fps | 4K / 200fps以上 |
| CPU | Intel Core i5-9500 AMD Ryzen 5 3500 | Intel Core i5-13500 AMD Ryzen 5 7600 | Intel Core i5-13500 AMD Ryzen 5 7600 | Intel Core i5-13500 AMD Ryzen 5 7600 | Intel Core i5-13600 AMD Ryzen 7 7700X |
| システムメモリ | 16 GB | 16 GB | 16 GB | 16 GB | 32 GB |
| グラフィックカード | Nvidia GeForce GTX 1660 AMD RADEON RX5700 | Nvidia GeForce RTX 3060Ti AMD RADEON RX6700 XT | Nvidia GeForce RTX 4070 AMD RADEON RX7800 XT | Nvidia GeForce RTX 4080 AMD RADEON RX7900 XTX | Nvidia GeForce RTX5080以上 |
| VRAM( 最小値 ) | 6GB | 8GB | 12GB | 16GB | 16GB |
| ストレージ | 80GB以上のSSD | 80GB以上のSSD | 80GB以上のSSD | 80GB以上のSSD | 80GB以上のSSD |
※表中のミニマムからエンスージアスト カテゴリではDLSSは有効化されていないケースでのターゲットfps
注意したいのは、ゲーム内には一括設定できる「プリセット」がどこにもないことです。
( 上の画像にはなぜかプリセットの表現がありますが、概念的な記載だと思われます )
「低」「中」「高」「最高」を一括で変更できるボタンがないため、1つずつ設定を確認・変更する必要があります。
Steamに記載されているザックリとした推奨要件と、コンソールゲーム機対応です。
![]() 007 First Light | |
| CPU | INTEL CORE i5 13500 AMD RYZEN 5 7600 |
| システムメモリ | 16GB |
| グラフィック | NVIDIA GEFORCE RTX 3060 TI / AMD RX 6700 XT / INTEL DISCRETE GPU EQUIVALENT |
| DirectX バージョン | 12 |
| ストレージ ( SSD必須 ) | 80GBの空き容量( 実際: |
| PC版 発売 | Steam / XBOX Games Pass 2026年5月27日 |
| コンソール版 発売 | XBOX Series X/S 2026年5月27日 PS5パッケージ版( PS Store ダウンロード版)2026年5月27日 Switch 2 パッケージ版 2026年9月16日( 予約受付中 ) |
Switch 2は4月に発売延期が発表されてかなり遅くなるようです。最適化に時間が掛かっているのでしょうか。
ちなみにForza 6のようにXBOXコントローラー版が出るかと思いましたが今回は未発売でした。
代わりにPlayStation用DualSense ワイヤレスコントローラーが発売。
PC版にも使用できるので007好きな人は早速入手しましょう。
007 First Light Limited Edition DualSense Controller | PS5 & PC
PC版での注意点
さてPC版の実装の部分で以下のような、あまり芳しくないと思われる特徴があります。

- ウルトラワイドモニター非対応
- RADEONのFSRが最新の4ではなく3.5.1にしか対応していない
- RADEONでのフレーム生成非対応
- Intelはアップスケーラーすら非対応
そのうち対応してきそうではありますが、今どきのタイトルでウルトラワイド非対応はちょっと驚きです。
またAMD FSRに関して、ゲームエンジンのバイナリーに埋め込まれているなどゲーム実装の部分で凸凹過ぎると感じる部分もあります。
通常〇〇.dllなど別体でファイルであることがほとんどで、Nvidia DLSS関係はファイルとしてゲームフォルダに存在します。
これはつまり手動でDLLファイルを差し替えることが不可能なことを意味します。
そしてIntelさんのカード…Redditなどの掲示板でも「対応があんまりだ!」と騒がれています。

ユーザー目線だといろいろワーストなタイトルとなりそう!
PC版 007 First Light 各社の対応とゲーム内設定
本記事の実測対象はGeForce RTX5090/5070Tiの2機種ですが、007 First Light公式の動作要件ではAMD Radeon RX 6700 XT以上のクラスも推奨枠に含まれています。
しかし公式ではIntelの文字がない。
Steamの推奨要件では「 INTEL DISCRETE GPU EQUIVALENT」= 内蔵ではない単体GPU相当、という随分アバウトな基準。
AMD環境ではFSR 3.1に対応していますが ( 4は非対応 )、Intelではアップスケーラー自体非対応で、ずいぶん温度差があります。
ただしDLSSのパフォーマンスがAMD FSR3よりもパフォーマンス面で劣っているとの報告もあります。
( DLSS4.5 強制でRTX20 / 30シリーズにおいてパフォーマンスが下がりやすいのかもしれません )
各社007 First Light対応ドライバー
- Nvidia v.610.47( 今回使用 ) ~ ※Studioドライバーは無し
- Radeon v. 26.5.2~
- Intel Arc v.32.0.101.8824( 非WQHL )~

Windows11 バージョンは25H2で、発売時までのWindows Updateは一通り適用済み
ゲームで内の設定はデフォルトで多くが「高」設定でしたが、すべて最高値の設定としました。
ポストプロセッシング系の設定は以下のようにしました。
検証のためDLSSインディケーターが見えにくくなるため「ラジアルブラーエフェクト」や「色収差エフェクト」は即OFFに。

続いてアップスケーラー、フレーム生成まわり。「オフ」「DLSS」「FSR」の3択です。

その次がアップスケーラーのクオリティ設定で、見慣れた選択肢があります。

DLSS 4.t対応でクオリティ選択すると、対応プリセットが自動選択されます。
| 自動プリセット | レンダリング解像度(%) | |
| オート | ||
| クオリティ | Prese K | 67% |
| バランス | 58% | |
| パフォーマンス | Preset M | 50% |
| ウルトラパフォーマンス | Preset L | 33% |
| DLAA | Preset K | 100% |
例えば「パフォーマンス」を選択すると、自動的にPreset Mが引き当てられます。
また少し下にFSRのレンダリング解像度の設定項目があります。
| レンダリング解像度の割合 | |
| オート | |
| クオリティ | 67% |
| バランス | 59% |
| パフォーマンス | 50% |
| ウルトラパフォーマンス | 33% |
| Native AA | 100% |
そして使いどころがいろいろ難しい面もあるフレーム生成の設定。

動的なマルチフレーム生成に対応しているので、モニターリフレッシュレートをターゲットに最大x6まで倍率を可変させながら生成します。
ゲーム内で正式にDLSS 4.5に対応しているため、Nvidia APPやNvidia Profile Inspectorでポチポチする必要なし。

ついにこの時が来た!めっちゃ設定が楽~
近いタイミングで発売されたForza Horizon 6よりも格段にカンタン!
フレームレートの計測環境
管理人の検証機はどちらもRyzen 3D-Vキャッシュモデルではなく、わりとごく普通のCPUです。
- モニター / Gigabyte Aorus FO32U2 (レビュー )
- CPU / intel Core i9 13900k @Off -0.152mv/PL1-180W・PL2-253W(マイクラに効果大だった記事)
- メモリ / G.Skill F5-6000J3636F1616GX2(DDR5-6000 / 16GBx2)
- ストレージ / WD SN850X 1TB (システム ) / SN7100 4TB×2 ( ゲームインストール先 ) ほか2台
- グラフィックボード / Gigabyte Aorus RTX5090 Master(PowerLimit設定方法 ) ( 低電圧化 )
- 電源ユニット / 1300W / ASRock Taichi TC-1300T + L字 CB-12V2X6L600W
- モニター / IO-DATA EX-GDU271JAD
- CPU / intel Core i5 12400@Default
- メモリ / TEAM ELITE PLUS TPD432G3200HC22DC01 ( DDR4-3200 / 16GBx2 )
- ストレージ / Lexar NM790 4TB×1 ( ゲームインストール先 )
- グラフィックボード / PNY RTX5070Ti Overclocked Triple Fan VCG5070T16TFXPB1-O
- 電源ユニット 1000W / FSP Hydro G PRO ATX3.0 HG2-1000.GEN5
同じグラフィックカード搭載であれば、3D キャッシュモデルと比較してワーストケースとして参考になるかと思います。
RTX5090で007 First Lightのフレームレートを計測

まずはRTX5090で計測してみました。
5090:最も重い設定のフレームレート: DLAA
重いと言えばネイティブですが、アップスケーラー無しのDLAAはそれを上回るタイトルも多いです。
結論を言うと、RTX5090ではネイティブとほど近い重さがDLAAで、思ったほど開きませんでした。
まずネイティブ状態で測ってみたのが下のグラフ。

続いてAI@テンサーコアでアンチエイリアス処理を行い、よりキリっとした画質になるDLAA。

重くなるはずですが、5090ではそれほど差異がありません。
ちなみにのちに紹介するRTX5070Tiでは差が大きくなりました。
WQHDやFHDであればハイフレームレートが狙えますが、4KでDLAAを使いたいならフレーム生成を追加する必要があります。
以下DLAAで偶数倍のフレーム生成倍率に変えた結果です。数値は平均fps ( 1%Low fps )です。
| FHD | WQHD | 4K | |
| DLAA | 154( 1%L 96 ) | 130( 1%L 85 ) | 77( 1%L 48 ) |
| DLAA + FG x2 | 280( 1%L 169 ) | 219( 1%L 133 ) | 136( 1%L 83 ) |
| DLAA + FG x4 | 504( 1%L 270 ) | 393( 1%L 221 ) | 253( 1%L 147 ) |
| DLAA + FG x6 | 690( 1%L 338 ) | 524( 1%L 280 ) | 351( 1%L 203 ) |
DLAAのフレーム数はほぼベースフレームレートなので生成倍率に近い数値が出ます。
ただ現状パストレーシングがない状態での数値です。
今夏パストレ対応後に適用するとこれらは大きく下がってくる可能性が高いです。
5090:DLSS Quality + FG x2のフレームレート
続いてアップスケーラーを積極的に使っていきます。
ターゲット設定はDLSS Quality( この時点でPreset Kになる )に、アーティファクトが少ないフレーム生成 x2を掛け合わせます。

この時点で度の解像度も十分高いフレームレートが実現できます。
さらにフレーム生成倍率を偶数倍で変更したものを加えて計ってみました。
| FHD | WQHD | 4K | |
| DLSS-Q + FG x2 | 302( 1%L 172 ) | 245( 1%L 155 ) | 189( 1%L 121 ) |
| DLSS-Q + FG x4 | 548( 1%L 279 ) | 432( 1%L 238 ) | 326( 1%L 197 ) |
| DLSS-Q + FG x6 | 740( 1%L 348 ) | 5( 1%L 2 ) | 449( 1%L 256 ) |
フレームレートが出過ぎな面もあるため、現状FGx4倍率以上はあまり使う用途がなさそうです。
例えば4K/240HzモニターならFGx3で計測値上十分です。
( 実際にはできるだけスタッターを抑えるためフレームレート制限225fpsで使っています )

フレーム生成倍率が増えると、アーティファクトも少しずつ増えてくるため、あえてアップスケーラーだけで済ませるのもアリかもしれません。
5090:新トランスフォーマーモデルのフレームレート
続いてDLSS 4.5のメイントピック、新しいトランスフォーマーモデルである「Preset M」(とPreset L )です。
まずDLSS Performance設定=Preset M でのグラフは以下。

こちらもグッとフレームレートが伸びました。
ほかのFG倍率との比較表です。
| FHD | WQHD | 4K | |
| DLSS-P + FG x2 | 308( 1%L 164 ) | 279( 1%L 162 ) | 218( 1%L 138 ) |
| DLSS-P + FG x4 | 557( 1%L 286 ) | 486( 1%L 259 ) | 375( 1%L 213 ) |
| DLSS-P + FG x6 | 803( 1%L 348 ) | 642( 1%L 317 ) | 449( 1%L 256 ) |
さらに新トランフォーマーモデルでPreset Mとの画質差も小さいUltra Performance / Preset Lでのグラフです。

1%Lowの値の伸びが若干悪く感じますが、こちらもGPU負荷軽減策としては使えそうです。
4K/240fpsには届きませんが、フレームレート制限して使うには良い塩梅になってきました。
1%Lowと平均が離れているので、シーンによっては落ち幅がやや多きめ。ただ高フレームレートには変わらないのでプレイ中はさほど気になりませんでした。
Preset LでのほかのFG倍率比較です。
| FHD | WQHD | 4K | |
| DLSS-P + FG x2 | 340( 1%L 169 ) | 315( 1%L 182 ) | 233( 1%L 145 ) |
| DLSS-P + FG x4 | 642( 1%L 310 ) | 542( 1%L 280 ) | 375( 1%L 213 ) |
| DLSS-P + FG x6 | 866( 1%L 395 ) | 709( 1%L 343 ) | 525( 1%L 289 ) |
5090ではFGx3あたりから超高フレームレートの世界で、あまり需要はなさそうです。
FGのアーティファクトを抑えるため、2倍もしくは最大3倍以下がバランス良好です。
WQHDやFHDなら大幅なGPU負荷軽減対策として使えます。
RTX5070Tiで007 First Lightのフレームレートを計測

続いて4Kまで対応できる使い勝手良いRTX5070Tiで検証しました。
使用したカードは現在入手性が悪いPNYのオーバークロック&ベイパーチャンバーモデルです。
007 First LightではForza Horizon 6のときよりも高い温度で推移。4K DLAA時では最高82℃、平均78℃で推移し、GPU 消費電力は平均296Wでその性能を使い切ります。
5070Ti:最も重い設定のフレームレート:ネイティブ+ DLAA
まず素の状態のネイティブとアップスケーラーとフレーム生成をオフにし、テンサーコアによるAIアンチエイリアス処理でクッキリ画質のDLAA。
まずネイティブ設定のグラフです。







