
こんにちは、ゆびきたすです!
往年の映画ファンならやるしかない「007 ファーストライト」が2026年5月27日に発売しました。
ぬるぬる度を検証し、最適なアップスケーラーやフレーム生成の設定を探るため、2種類の環境でテストします。
なお今作は
レイ トレーシング、パス トレーシングには非対応
※今夏頃パス トレーシングに対応予定
最近の大作ではローンチ時に非対応なのは珍しいです。
予定のパス トレーシング( DLSS RR レイ再構成 で実装 )が付くと、さらに重くなるため今のフレームレートがどのくらいかのか知っておいて損はないでしょう。

結論、ネイティブやDLAAはやっぱり重いです!
描画設定の変数が多いため、過去の記事同様すべての項目漏れなく最高設定に固定します。
- PC版【Forza Horizon 6】フレームレートを計測
- PC版【プラグマタ/PRAGMATA】フレームレートを測定
- PC版【紅の砂漠】フレームレートを計測
- PC版【DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH】フレームレートを測定
- 【バイオハザード レクイエム】Steam版のフレームレートを検証
しかし以下のポイントでハイフレームレートが狙えます。その中でも際立つ特徴があります。
- 【 Nvidia 】アップスケーラー必須!DLSS 4.5 標準で対応!
- 【 Nvidia 】高倍率フレーム生成機能を使え!最大6倍に標準対応
今まではNvidia APPやNvidia Profile Inspectorなど外部アプリで設定していた作業がゲーム内ですべて完結します。
そして昨今の大作の例に漏れず、今作もNvidiaカード最優先の構成になっています。
というこで手持ちのNvidiaカードで検証した上で120Hz以上のモニターを生かすオススメ設定は以下の通り。
( 横にスクロールできます )
| GPU | 解像度 | 設定(プリセット/Upscaler/FG) | 平均fps | 1% Low |
|---|---|---|---|---|
| RTX5090 (Core i9-13900K) | FHD | ウルトラ + DLAA | 154 | 96 |
| WQHD | ウルトラ + DLAA | 130 | 85 | |
| 4K | ウルトラ + DLAA + FGx2 | 136 | 83 | |
| RTX5090 (Core i9-13900K) | FHD | ウルトラ + DLSS Quality( K ) + FG x2 | 302 | 172 |
| WQHD | ウルトラ + DLSS Quality ( K )+ FG x2 | 245 | 155 | |
| 4K | ウルトラ + DLSS Quality ( K )+ FG x2 | 189 | 121 | |
| RTX5090 (Core i9-13900K) | 4K | ウルトラ + DLAA + FG x4 ウルトラ + DLSS Quality ( K )+ FG x3 ウルトラ + DLSS Performance( M )+ FG x3 | 240 オーバー | 145~184 |
| RTX5070Ti (Core i5-12400) | FHD | ウルトラ + DLAA + FGx2 | 173 | 110 |
| WQHD | ウルトラ + DLAA + FGx3 | 166 | 99 | |
| 4K | ウルトラ + DLAA + FGx5 | 138 | 82 | |
| RTX5070Ti (Core i5-12400) | FHD | ウルトラ + DLSS Quality( K ) + FG x2 | 198 | 115 |
| WQHD | ウルトラ + DLSS Quality( K ) + FG x2 | 147 | 98 | |
| 4K | ウルトラ + DLSS Quality( K ) + FG x3 | 141 | 91 | |
| RTX5070Ti (Core i5-12400) | 4K | ウルトラ + DLSS Ultra Performance( L )+ FG x4 | 240 オーバー | 155 |
fpsの安定性を判断するため1%Lowの値も参考にして下さい。
※計測済ですが記事内に掲載していない生成倍率あり
アーティファクトの発生を考慮して、できるだけフレーム生成倍率を抑えた組み合わせです。
PC版007 First Lightの動作要件
画質設定ごとの解像度・ターゲットフレームレートの組み合わせ画像で和訳加工しています。

分かりやすいように表にまとめました。
| 低設定 | 中設定 | 高設定 1 | 高設定 2 | 最高設定 | |
| ターゲット解像度 & フレームレート | FHD / 30fps | FHD / 60fps | WQHD / 60fps | WQHD / 60fps | 4K / 200fps以上 |
| CPU | Intel Core i5-9500 AMD Ryzen 5 3500 | Intel Core i5-13500 AMD Ryzen 5 7600 | Intel Core i5-13500 AMD Ryzen 5 7600 | Intel Core i5-13500 AMD Ryzen 5 7600 | Intel Core i5-13600 AMD Ryzen 7 7700X |
| システムメモリ | 16 GB | 16 GB | 16 GB | 16 GB | 32 GB |
| グラフィックカード | Nvidia GeForce GTX 1660 AMD RADEON RX5700 | Nvidia GeForce RTX 3060Ti AMD RADEON RX6700 XT | Nvidia GeForce RTX 4070 AMD RADEON RX7800 XT | Nvidia GeForce RTX 4080 AMD RADEON RX7900 XTX | Nvidia GeForce RTX5080以上 |
| VRAM( 最小値 ) | 6GB | 8GB | 12GB | 16GB | 16GB |
| ストレージ | 80GB以上のSSD | 80GB以上のSSD | 80GB以上のSSD | 80GB以上のSSD | 80GB以上のSSD |
※表中のミニマムからエンスージアスト カテゴリではDLSSは有効化されていないケースでのターゲットfps
注意したいのは、ゲーム内には一括設定できる「プリセット」がどこにもないことです。
( 上の画像にはなぜかプリセットの表現がありますが、概念的な記載だと思われます )
「低」「中」「高」「最高」を一括で変更できるボタンがないため、1つずつ設定を確認・変更する必要があります。
Steamに記載されているザックリとした推奨要件と、コンソールゲーム機対応です。
![]() 007 First Light | |
| CPU | INTEL CORE i5 13500 AMD RYZEN 5 7600 |
| システムメモリ | 16GB |
| グラフィック | NVIDIA GEFORCE RTX 3060 TI / AMD RX 6700 XT / INTEL DISCRETE GPU EQUIVALENT |
| DirectX バージョン | 12 |
| ストレージ ( SSD必須 ) | 80GBの空き容量( 実際: |
| PC版 発売 | Steam / XBOX Games Pass 2026年5月27日 |
| コンソール版 発売 | XBOX Series X/S 2026年5月27日 PS5パッケージ版( PS Store ダウンロード版)2026年5月27日 Switch 2 パッケージ版 2026年9月16日( 予約受付中 ) |
Switch 2は4月に発売延期が発表されました。かなり遅くなるようでAmazonで調べると、9月16日発売と表示されています。最適化でしょうか?

さらにPlayStation 5版などと同じ、キーカード方式のようです。要はデータメモリが付属しません。

ちなみにForza 6のようにXBOXコントローラー版が出るかと思いましたが今回は未発売でした。
代わりにPlayStation用DualSense ワイヤレスコントローラーが発売。
PC版にも使用できるので007好きな人は早速入手しましょう。
007 First Light Limited Edition DualSense Controller | PS5 & PC
PC版での注意点
さてPC版の実装の部分で以下のような、あまり芳しくないと思われる特徴があります。

- ウルトラワイドモニター非対応
- AMDのFSRが最新の4ではなく3.5までしか対応していない
- AMDでのフレーム生成非対応
- Intelはアップスケーラー・フレーム生成の両方とも非対応
そのうち対応してきそうではありますが、今どきのタイトルでウルトラワイド非対応はちょっと驚きです。
画像はRedditからで、スレッドでも阿鼻叫喚の様相。

またAMD FSRに関して、ゲームエンジンのバイナリーに埋め込まれているなどゲーム実装の部分で凸凹過ぎると感じる部分もあります。
通常〇〇.dllなど別体でファイルであることがほとんどで、Nvidia DLSS関係はファイルとしてゲームフォルダに存在します。
これはつまり従来のような手動でDLLファイルを差し替えること( Modなど )が不可能なことを意味します。
そしてIntelさんのカード…Redditなどの掲示板でも「対応があんまりだ!」と騒がれています。

ユーザー目線だといろいろワーストなタイトルとなりそう!
PC版 007 First Light 各社の対応とゲーム内設定

本記事の実測対象はGeForce RTX5090/5070Tiの2機種ですが、007 First Light公式の動作要件ではAMD Radeon RX 6700 XT以上のクラスも推奨枠に含まれています。
しかし公式ではIntelの文字なし。
Steamの推奨要件では「 INTEL DISCRETE GPU EQUIVALENT」= 内蔵ではない単体GPU相当、という随分アバウトな基準。
AMD環境ではFSR 3.1に対応していますが ( 4は非対応 )、Intelではアップスケーラー自体非対応で、大きな温度差があります。
ただしDLSSのパフォーマンスがAMD FSR3よりも劣っているとの報告もあります。
( DLSS4.5の強制でRTX20 / 30シリーズにおいてパフォーマンスが下がりやすい可能性あり )
各社007 First Light対応ドライバー
- Nvidia v.610.47( 今回使用 ) ~ ※Studioドライバーは無し
- Radeon v. 26.5.2~
- Intel Arc v.32.0.101.8824( 非WQHL )~

Windows11 バージョンは25H2で、発売時までのWindows Updateは一通り適用済み
ゲーム内の設定はデフォルトで多くが「高」設定でしたが、すべて最高値の設定としました。
ポストプロセッシング系の設定は以下のようにしました。
検証のためDLSSインディケーターが見えにくくなるため「ラジアルブラーエフェクト」や「色収差エフェクト」は即OFFに。

続いてアップスケーラー、フレーム生成まわり。「オフ」「DLSS」「FSR」の3択です。

その次がアップスケーラーのクオリティ設定で、見慣れた選択肢があります。

DLSS 4.5対応でクオリティ選択すると、以下のように対応プリセットが自動選択されます。
| 自動プリセット | レンダリング解像度(%) | |
| オート | Preset M | 50% |
| クオリティ | Prese K | 67% |
| バランス | Prese K | 58% |
| パフォーマンス | Preset M | 50% |
| ウルトラパフォーマンス | Preset L | 33% |
| DLAA | Preset K | 100% |
例えば「パフォーマンス」を選択すると、自動的にPreset Mが引き当てられます。
また少し下にFSRのレンダリング解像度の設定項目があります。項目は3種類。なんだか少ない気が…

| レンダリング解像度の割合 | |
| クオリティ | 67% |
| バランス | 59% |
| パフォーマンス | 50% |
そして使いどころがいろいろ難しい面もあるフレーム生成の設定。

動的なマルチフレーム生成に対応しているので、モニターリフレッシュレートをターゲットに最大x6まで倍率を可変させながら生成します。
ゲーム内で正式にDLSS 4.5に対応しているため、Nvidia APPやNvidia Profile Inspectorでポチポチする必要なし。

ついにこの時が来た!めっちゃ設定が楽~
近いタイミングで発売されたForza Horizon 6よりも格段にカンタン!
以下の検証の中でフレーム生成時の「アーティファクト( ザワザワしたゴミ )」に言及している箇所がありますが、高倍率になるとそれなりに気になります。
特に走っているシーンなどで画面端の部分で複雑なテクスチャが敷かれているところには乱れがやや目立ちます。
画像的には問題なく見えますが、目視では少し画面下部のザワザワした破綻が気になります。

なお人物を激しく左右に振ったりしている画像ですが、輪郭周りは不思議と処理が安定しています。
フレームレートの計測環境

管理人の検証機はどちらもRyzen 3D-Vキャッシュモデルではなく、わりとごく普通のCPUです。
- モニター / Gigabyte Aorus FO32U2 (レビュー )
- CPU / intel Core i9 13900k @Off -0.152mv/PL1-180W・PL2-253W(マイクラに効果大だった記事)
- メモリ / G.Skill F5-6000J3636F1616GX2(DDR5-6000 / 16GBx2)
- ストレージ / WD SN850X 1TB (システム ) / SN7100 4TB×2 ( ゲームインストール先 ) ほか2台
- グラフィックボード / Gigabyte Aorus RTX5090 Master(PowerLimit設定方法 ) ( 低電圧化 )
- 電源ユニット / 1300W / ASRock Taichi TC-1300T + L字 CB-12V2X6L600W
- モニター / IO-DATA EX-GDU271JAD
- CPU / intel Core i5 12400@Default
- メモリ / TEAM ELITE PLUS TPD432G3200HC22DC01 ( DDR4-3200 / 16GBx2 )
- ストレージ / Lexar NM790 4TB×1 ( ゲームインストール先 )
- グラフィックボード / PNY RTX5070Ti Overclocked Triple Fan VCG5070T16TFXPB1-O
- 電源ユニット 1000W / FSP Hydro G PRO ATX3.0 HG2-1000.GEN5
同じグラフィックカード搭載であれば、3D キャッシュモデルと比較してワーストケースとして参考になるかと思います。
計測はいつも通りすべて【 CapFrame X 】にて行いました。
RTX5090で007 First Lightのフレームレートを計測

まずはRTX5090で計測してみました。
5090:最も重い設定のフレームレート: DLAA
重いと言えばネイティブですが、アップスケーラー無しのDLAAはそれを上回るタイトルも多いです。
結論を言うと、RTX5090ではネイティブとほど近い重さがDLAAで、思ったほど開きませんでした。
まずネイティブ状態で測ってみたのが下のグラフ。

続いてAI@テンサーコアでアンチエイリアス処理を行い、よりキリっとした画質になるDLAA。

重くなるはずですが、5090ではそれほど差異がありません。
ちなみにのちに紹介するRTX5070Tiでは差が大きくなりました。
WQHDやFHDであればハイフレームレートが狙えますが、4KでDLAAを使いたいならフレーム生成を追加する必要があります。
以下DLAAで偶数倍のフレーム生成倍率に変えた結果です。数値は平均fps ( 1%Low fps )です。
| FHD | WQHD | 4K | |
| DLAA | 154( 1%L 96 ) | 130( 1%L 85 ) | 77( 1%L 48 ) |
| DLAA + FG x2 | 280( 1%L 169 ) | 219( 1%L 133 ) | 136( 1%L 83 ) |
| DLAA + FG x4 | 504( 1%L 270 ) | 393( 1%L 221 ) | 253( 1%L 147 ) |
| DLAA + FG x6 | 690( 1%L 338 ) | 524( 1%L 280 ) | 351( 1%L 203 ) |
DLAAのフレーム数はほぼベースフレームレートなので生成倍率に近い数値が出ます。
ただ現状パストレーシングがない状態での数値です。
今夏パストレ対応後に適用するとこれらは大きく下がってくる可能性が高いです。
5090:DLSS Quality + FG x2のフレームレート
続いてアップスケーラーを積極的に使っていきます。
ターゲット設定はDLSS Quality( この時点でPreset Kになる )に、アーティファクトが少ないフレーム生成 x2を掛け合わせます。

この時点でどの解像度も十分高いフレームレートが実現できます。
さらにフレーム生成倍率を偶数倍で変更したものを加えて計ってみました。
| FHD | WQHD | 4K | |
| DLSS-Q + FG x2 | 302( 1%L 172 ) | 245( 1%L 155 ) | 189( 1%L 121 ) |
| DLSS-Q + FG x4 | 548( 1%L 279 ) | 432( 1%L 238 ) | 326( 1%L 197 ) |
| DLSS-Q + FG x6 | 740( 1%L 348 ) | 613( 1%L 331 ) | 449( 1%L 256 ) |
フレームレートが出過ぎな面もあるため、現状FGx4倍率以上はあまり使う用途がなさそうです。
例えば4K/240HzモニターならFGx3で計測値上十分です。
( 実際にはできるだけスタッターを抑えるためフレームレート制限225fpsで使っています )

フレーム生成倍率が増えると、アーティファクトも少しずつ増えてくるため、あえてアップスケーラーだけで済ませるのもアリかもしれません。
5090:新トランスフォーマーモデルのフレームレート
続いてDLSS 4.5のメイントピック、新しいトランスフォーマーモデルである「Preset M」(とPreset L )です。
まずDLSS Performance設定=Preset M でのグラフは以下。

こちらもグッとフレームレートが伸びました。
ほかのFG倍率との比較表です。
| FHD | WQHD | 4K | |
| DLSS-P + FG x2 | 308( 1%L 164 ) | 279( 1%L 162 ) | 218( 1%L 138 ) |
| DLSS-P + FG x4 | 557( 1%L 286 ) | 486( 1%L 259 ) | 375( 1%L 213 ) |
| DLSS-P + FG x6 | 803( 1%L 348 ) | 642( 1%L 317 ) | 449( 1%L 256 ) |
さらに新トランスフォーマーモデルでPreset Mとの画質差も小さいUltra Performance / Preset Lでのグラフです。

1%Lowの値の伸びが若干悪く感じますが、こちらもGPU負荷軽減策としては使えそうです。
4K/240fpsには届きませんが、フレームレート制限して使うには良い塩梅になってきました。
1%Lowと平均が離れているので、シーンによっては落ち幅がやや大きめ。ただ高フレームレートには変わらないのでプレイ中はさほど気になりませんでした。
Preset LでのほかのFG倍率比較です。
| FHD | WQHD | 4K | |
| DLSS-UP + FG x2 | 340( 1%L 169 ) | 315( 1%L 182 ) | 233( 1%L 145 ) |
| DLSS-UP + FG x4 | 642( 1%L 310 ) | 542( 1%L 280 ) | 375( 1%L 213 ) |
| DLSS-UP + FG x6 | 866( 1%L 395 ) | 709( 1%L 343 ) | 525( 1%L 289 ) |
5090ではFGx3あたりから超高フレームレートの世界で、あまり需要はなさそうです。
FGのアーティファクトを抑えるため、2倍もしくは最大3倍以下がバランス良好です。
WQHDやFHDなら大幅なGPU負荷軽減対策として使えます。
RTX5070Tiで007 First Lightのフレームレートを計測

続いて4Kまで対応できる使い勝手良いRTX5070Tiで検証しました。
使用したカードは現在入手性が悪いPNYのオーバークロック&ベイパーチャンバーモデルです。
007 First LightではForza Horizon 6のときよりも高い温度で推移。4K DLAA時では最高82℃、平均78℃で推移し、GPU 消費電力は平均296Wでその性能を使い切ります。
5070Ti:最も重い設定のフレームレート:ネイティブ+ DLAA
まず素の状態のネイティブとアップスケーラーとフレーム生成をオフにし、テンサーコアによるAIアンチエイリアス処理でクッキリ画質のDLAA。
まずネイティブ設定のグラフです。

重いとは言えFHDでは1%Lowが60フレームを超えているのでまずまず滑らかに動作します。
続いてAIアンチエイリアス処理を行うDLAA設定です。

5090の時と少し異なり、フレームレートがガクッと落ちます。テンサーコア性能の差でしょうか。4Kはハッキリと蚊帳の外といった感じ。ガクガクしていて見るに堪えません。
それでもFHDでは滑らかな基準60フレームレートは超えていますが、WQHDはけっこうギリギリ。1%Low数値の悪化が足を引っ張りそうです。
数%ここを補充するならCPUを底上げするのも1つの方法です。ゲーム特化PCとするならRyzenへ鞍替えするのは正攻法です。
※ただしマザー・メモリなど頭痛い価格の問題はありますが
DLAA設定でフレーム生成機能を掛け合わせた表です。
| FHD | WQHD | 4K | |
| DLAA | 95 1%L 64 ) | 67( 1%L 44 ) | 35( 1%L 22 ) |
| DLAA + FG x2 | 173( 1%L 110 ) | 116( 1%L 72 ) | 62( 1%L 37 ) |
| DLAA + FG x4 | 312( 1%L 177 ) | 211( 1%L 127 ) | 115( 1%L 71 ) |
| DLAA + FG x6 | 433( 1%L 226 ) | 290( 1%L 177 ) | 158( 1%L 91 ) |
フレーム生成2倍ではFHDで高フレームレート、WQHDではx3あれば高リフレッシュレートモニターが生かせます。
4Kは120fps基準でいえば倍率x5倍ほどが必要になり、アーティファクト面で多少不利です。
よって4KではDLAAは避けた方が無難かもしれません。
5070Ti: DLSSQuality + FG x2 のフレームレート
60や120fpsではまったく満足できない困った人たち向けの設定で試します。
設定はDLSS Quality( Preset K )とアーティファクトを抑えたFG x2で検証しました。

5090と同じくグンと伸びます。
FHDでは120Hzモニター余裕で、180Hzあたりも視野に入ります。
WQHDではギリギリ120〜144Hzモニターが生かせそうです。
4Kはまだ60フレーム安定で我慢、と言ったところ。
続いてフレーム生成倍率を偶数倍で大きくした比較表です。
| FHD | WQHD | 4K | |
| DLSS-Q + FG x2 | 198( 1%L 115 ) | 147( 1%L 98 ) | 100( 1%L 67 ) |
| DLSS-Q + FG x4 | 380( 1%L 191 ) | 262( 1%L 166 ) | 178( 1%L 111 ) |
| DLSS-Q + FG x6 | 527( 1%L 250 ) | 360( 1%L 216 ) | 241( 1%L 152 ) |
順当に伸長しますが、4Kでは高倍率でも240Hzモニターがギリギリ生かせるかダメかの瀬戸際。
フレーム制限していれば5070Tiの性能を使い切れますが、x6倍率までなるとアーティファクト・ゴーストが若干目に入るようになります。
そのため4Kでは、FG x3 / 144fps前後で使うのがおススメ。
5070Ti:新トランスフォーマーモデルのフレームレート
最後にDLSS 4.5の真骨頂「 Preset M」と「Preset L」を使ってみました。
決して軽くするモデルではありませんが、Quality=Preset Kと比べてコチラの方がクッキリしていて好きという人は多いと思います。
まずPerformance( Preset M )のグラフです。

先のQuality設定よりもフレームレートが伸びました。
4Kでも1%Lowがもう少し欲しいものの、120Hzモニターを生かせそうな領域に。
FHD、WQHDは、もう少し描画設定を詰めればそれぞれ200Hzモニター、180Hzモニターがターゲットになってきます。
Performance / Preset Mのフレーム生成倍率の比較した表です。
| FHD | WQHD | 4K | |
| DLSS-P + FG x2 | 203( 1%L 109 ) | 179( 1%L 117 ) | 129( 1%L 85 ) |
| DLSS-P + FG x4 | 398( 1%L 178 ) | 314( 1%L 179 ) | 222( 1%L 146 ) |
| DLSS-P + FG x6 | 581( 1%L 229 ) | 420( 1%L 229 ) | 292( 1%L 184 ) |
この表からターゲットリフレッシュレートモニターに当てはめてみてください。
4Kで240hz以上を達成するにはFG x5あたりが必要になります。
続いてUltra Performance / Preset Lのグラフです。

Preset Mと比較して画質差も少ないですが、フレームレートの変化も少なめです。
FHDなどはしっかりCPUボトルネックで伸びにくくなっている可能性もあります。
4Kでは144Hzモニターを生かせそうな領域になりました。1%Low値や平均値がギリギリなので、描画設定などで多少工夫した方が良いかもしれません。
上記Preset Lにおいて、フレーム生成倍率を変えた比較表は下記の通り。
| FHD | WQHD | 4K | |
| DLSS-UP + FG x2 | 205( 1%L 145 ) | 193( 1%L 112 ) | 148( 1%L 100 ) |
| DLSS-UP + FG x4 | 407( 1%L 197 ) | 364( 1%L 179 ) | 248( 1%L 155 ) |
| DLSS-UP + FG x6 | 600( 1%L 239 ) | 476( 1%L 219 ) | 325( 1%L 203 ) |
FHDやWQHDで一般的ではないモニターリフレッシュレート対応のfpsになってきました。
4Kに関してはフレーム生成倍率x4で240Hzモニターが生かせるように。
まとめ:パス トレーシングの実装が心配

以上RTX 5090と5070Tiで【 007 First Light 】のフレームレートの傾向が分かったと思います。
なおCPUがもっとツヨツヨなRyzen 3D Vキャッシュモデルなら確実にもっと数値は上がると思われます。
全体的に感じたのは

やっぱけっこう重いなーー
ということ。レイトレやパストレが実装されていなくてこの状態。
今夏実装予定の機能が搭載されるといったいどうなるのか戦々恐々とします。RTX 5070Tiにおいて今作で得た結論は
最適なDLSS設定@RTX5070Ti
5070Tiの主戦場のWQHDやFHDならDLAA( +フレーム生成 )でも十分イケるということ。
・クッキリ画質が好みならDLAAもしくはDLSS Preset MやL
・シャープネスがきつ過ぎない鮮やかさが欲しいならDLSS Preset K
これらに調整用のフレーム生成を加える感じでしょうか。
ただし4Kはヘビー級なので、DLAAは厳しいためアップスケーラーも併用すると240fpsオーバーを狙えます。
なおRTX 5090に関しては、電力をフルに生かした力業なので、ある程度予想の範囲でした。

それでもパストレ実装ではちょっと苦労しそうですが
またDynamic Frame Generationに標準対応されているのがトピックとなります。
記事内で最大6倍においてターゲットのフレームレートが十分に収まる設定であれば、自動的に倍率可変してくれるのでとても便利。
細かい設定、例えば最大倍率をx4に抑えたい場合にはNvidia APPやNvidia Profile Inspectorでの個別設定が必須となります。
また最適化自体はそれほど悪いようには感じませんでしたが、

バグ修正等ともにパストレ実装時の余裕を考慮してもっと軽くしてほしいなぁというのが本音
若き日のジェームズ・ボンドになりきって、スパイの世界を堪能してください!
では!








